こだまむささび木霊ムササビ

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第37話『怪しの寺 ムササビ族の呪い!』(1973年10月27日放送)
■説明
ムササビの改造人間で、ツバサ大僧正が率いる「ツバサ軍団」のひとり。
数百年の時を生きた大ムササビを改造して生まれ、環境破壊により住処を奪われたとして人間への深い憎悪を抱いている。
爪先から人間をムササビに変えて亡き者にする毒液を分泌。これを利用した毒ミサイルを指先から放ち、遠距離から獲物を仕留める。また、空中を高速で滑空することが可能で、地上の敵にすばやく襲い掛かる。
「ムササビの森」と呼ばれる森の中で、自身が持つ毒の能力を確かめるため、人間を襲いムササビに変えていた。その成果として、休火山である大雪山の噴火を装って毒液を街中にばらまき、数多の人間をムササビにして葬り去る「ムササビ作戦」の指揮を任される。
作戦が決行されるまで、森に近づく人間を毒ミサイルで消し去っていた。その後、不可解なムササビの死骸の話を聞いて調査にやってきた風見志郎を襲撃。志郎は仮面ライダーV3に変身し応戦してくるものの、V3が動けなくなったタイミングを逃さずに撤退する。
さらに、珠シゲルとその従姉妹であるカヨ子、その祖父の田村昭景を人質として誘拐。カヨ子をつるした綱を引くとムササビ作戦の決行に必要な爆薬が起爆するようにセットし、V3が作戦の実行犯として人類の敵に仕立て上げるという計画を実行する。V3に襲い掛かってカヨ子の元へと誘導し、綱を引く一歩手前という状況までこぎ着けるも、V3の超人的な聴力によって計画に気づかれてしまう。
デストロン首領から「計画の失敗=貴様の命の終わり」と明言されていたため、毒ミサイルによって爆薬を起爆させてV3を道連れにしようとするが、V3が放った「逆ダブルタイフーン」によって妨害される。それでも、なんとか一矢報いようと一進一退の攻防を繰り広げるが、V3必殺の「V3トリプルパンチ」を喰らって力尽き、白骨化してしまった。
身長:156.0cm
体重:48.0kg
特色/力など:人間をムササビに変える毒、両腕に備えた毒ミサイル、空中を高速で滑空
声:沢りつお(さわ・りつお)