CHARACTERS

かよこカヨ子

登場作品
仮面ライダーV3
初登場回/初登場作品
第37話『怪しの寺 ムササビ族の呪い!』(1973年10月27日放送)

「お爺ちゃんが、何か森の中にいたようだって言うんだけど……」

■プロフィール

種族:人間

性別:女性

年齢:不明

職業・身分など:不明

家族など:田村昭景(祖父)、珠シゲル(従兄弟)


 演:乗附登志子


■説明

田村昭景の孫で珠シゲルの従姉妹。

東京から来たシゲルと、祖父が住職を務める大雪山近くの山寺で遊んでいたところ、「ムササビの森」の方で悲鳴を耳にし、祖父やシゲルとともに森へ入り小さなムササビの死骸を発見した。周囲には帽子やカバンなどが散らばっており、異常だと感じたシゲルの連絡で風見志郎がやってくる。カヨ子は祖父やシゲルとともに事情を説明し、志郎を現場へ案内する祖父に同行。途中には小さなムササビの死骸が複数転がっており、さらに地震のような揺れを体感し、人工的な企みを感じた志郎から避難するよう求められた。しかし、祖父は1000年前の噴火でも無事だったからと非難を拒否。カヨ子も祖父に同調してその場を後にする。

ところがその晩、山寺に「デストロン」の怪人コダマムササビと戦闘員が出現。気配を感じたカヨ子はシゲルを起こし、ふたりで物陰に隠れてやり過ごす。翌朝、夜間に山を調べていた志郎が戻ると、祖父が志郎の主張が正しかったと認めて村の人々を避難させようと決意。電話線が切られていたため、手分けして人々に知らせることにしたが、境内に伏せていた戦闘員によりアジトへ拉致されてしまった。

デストロンでは、大雪山地下で爆発を起こして噴火のように見せかけ、毒を広範囲に巻き散らす「ムササビ作戦」の準備が進められており、仮面ライダーV3に爆薬の点火レバーを引かせようと画策。カヨ子は縛られた状態で大木に吊るされ、そのロープの端が起爆レバーに結び付けられて、V3に助けられた瞬間爆発するよう細工される。しかし、駆け付けたV3は鋭敏な聴覚で仕掛けを察知。先に地下の仕掛けを解除して縛られていた祖父とシゲルを解放し、カヨ子は地上へ脱出したふたりに助けられた。この間にコダマムササビはV3に倒され、カヨ子は東京へ戻る志郎とシゲルを祖父とともに見送るのだった。

関連人物

  • 風見志郎

  • 珠シゲル

  • 田村昭景