ぴっけるしゃーくピッケルシャーク

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第11話『悪魔の爪がV3をねらう!!』(1973年4月28日放送)
■説明
鮫と登山器具のピッケルの特性を併せ持つ機械合成怪人。
右腕の先がピッケル型になっており、頭部も前方鋭く尖りつつ倒れるような曲線を描いており、こちらもピッケルを連想させる。
右腕のピッケルは武器として振るうだけでなく、1万ボルトの電流を伴う光“ピッケルフラッシュ”を放射可能。
海洋生物学者である中原博士によって生み出された怪人で、秘密結社「デストロン」の首領より、組織を裏切る可能性がある中原博士の始末を命じられる。事実、中原博士はピッケルシャーク完成後にアジトを脱走。「セントラル・スポーツ」を訪れ、知りうる限りのデストロンの情報を書いた手紙を立花藤兵衛に手渡した。
中原博士が車に戻るところを待ち伏せして任務を遂行するが、手紙が仮面ライダーV3こと風見志郎の手に渡ることを危惧。立花から手紙を預かった珠純子を襲撃した。しかしこれはV3に阻止されてしまい、一旦退散。この際にストーカーとして純子に近寄る黒田雄二をアジトへと拉致している。
手紙の内容を読んだ志郎がデストロンのアジトを目指すと、水中で待ち伏せ彼が運転するボートを急襲。水中での持久戦に持ち込んだのちに海底アジトへと誘導して閉じ込め、時限爆弾でアジトごとV3を亡き者にしようと企てた。だが、V3は間一髪のところで脱出し、この作戦も失敗に終わる。
改めて志郎を誘い出しV3との決戦に臨むも、激しい攻防の末に「V3反転キック」による2連続キックを受けて爆散、消滅した。
なお、劇場版『仮面ライダーV3対デストロン怪人』にも再生怪人として登場している。
身長:175.0cm
体重:70.0kg
特色/力など:右腕のピッケル、ピッケルフラッシュ、水中での戦闘
声:八代駿(やしろ・しゅん)