KAIJIN

いかふぁいあイカファイア

登場作品
仮面ライダーV3
初登場回/初登場作品
第3話『死刑台のV3』(1973年3月3日放送)

■説明

イカと火炎放射器の特性を併せ持つ機械合成怪人。

イカのような三角形の頭部や手足に備える複数の吸盤、炎をイメージさせる赤い体色が特徴的で、胸元と背中から左右に1本ずつ、合計4本の青い触手が垂れている。背中には燃料タンクと思しきボンベを背負っており、このボンベから伸びるホースが肩口へと繋がっている。

秘密結社「デストロン」が、仮面ライダーV3に対抗するため生み出された怪人で、その戦闘力はかなり高い。口からは“ファイア墨”という黒い液体を吐き出し、命中した物体の動きを止める効果を持つ。触手状の左腕はムチのような武器でもあるほか、内部には炎を噴き出す火炎放射器が隠されている。

テレビバエと組んでV3を誘い出し、第一総合病院内で激突。続けてV3が苦手とする砂地へと誘導して、V3のエネルギー源であるダブルタイフーンの風車をファイア墨で機能停止させる。力を発揮できなくなったV3に対して火炎放射器による火炎攻撃による猛攻を仕掛け、そのまま変身解除まで追い込んだ。勝利の仕上げに志郎を棺桶に閉じ込め、生きたまま火葬しようとするが、炎によって発生した風でダブルタイフーンが大回転し、脱出を許してしまう。

その後、テレビバエが催眠光線で支配した静岡の旅館“かめや”に潜伏。テレビバエの催眠光線で記憶喪失となり、旅館に迷い込んだ立花藤兵衛を引き取りに現れた志郎をテレビバエとともに襲撃して捕縛し、アジトへと連れ去った。だが、志郎に脱出されてしまい、テレビバエとともにV3との最終決戦に臨む。この際、立花を操って静岡を訪れていた珠純子を人質にし、V3が手出しできない状況をつくり、ふたりがかりでじわじわと追い詰めていくも、一瞬の隙を突かれてV3が放った「ライダー遠心キック」を受け、テレビバエともども爆発、消滅した。


身長:210.0cm

体重:75.0kg

特色/力など:左腕の触腕および触腕に隠された火炎放射器、ファイア墨、水中での戦闘能力


声:八代駿(やしろ・しゅん)

関連人物

  • 風見志郎

  • 立花藤兵衛(V3)

  • 珠純子

関連怪人

  • デストロン首領

  • デストロン戦闘員

  • テレビバエ