KAIJIN

きのこじゅうじんキノコ獣人

登場作品
仮面ライダーアマゾン
初登場回/初登場作品
第20話『モグラ獣人 最後の活躍!!』(1975年3月1日放送)

■説明

毒キノコの特性を備えた獣人。青い身体のいたるところに、毒キノコのような物体と菌糸を思わせる毒々しい色の繊毛が生えている。

最大の武器は、口から放射する浴びた者を溶かしてしまう人食いカビの胞子。溶かした人間もカビも瞬時に消滅するため、現場には一切証拠が残らないという特徴がある。しかし、このカビはウィルスに弱く、たとえば風邪を引くなどウィルス性の病気に罹っていると効果がないという、キノコ獣人自身も知らない欠点があった。

また、身体から生える三日月状のキノコをブーメランのように投げつけて武器にすることも可能。

自分が生成する人食いカビと同等の威力があるカビを猛毒のキノコで培養し、それを大量に精製して東京中にばらまく「東京全滅カビ作戦」を指揮する。実験として黒ジューシャたちが人食いカビを観光バスに投げ込み、乗っていた人々を亡き者にした。さらに自身もとある団地に人食いカビの胞子をばらまき、多数の人間の命を奪っている。しかし、団地の人々は全滅とならず、たまたま風邪を引いていた赤ん坊が生存。その理由を知るべく毘病院にいた赤ん坊を連れ去ろうとしたが、アマゾンが変身した仮面ライダーアマゾンに阻止されてしまう。

その後、解毒剤精製のために人食いカビを入手しようとしていたモグラ獣人と接触し、「部下にしてほしい」と嘯く彼を信用するフリをして人食いカビの入ったカプセルを渡すが、直後に黒ジューシャともに襲い、人食いカビの胞子を吹き付けて立ち去った。しかし、モグラ獣人が浴びた人食いカビを医師が調べたことでその成分が露見。解毒剤を作られてしまうことになる。

東京全滅カビ作戦を実行しようとしたところで、アマゾンライダーがアジトを急襲。解毒剤を飲んでいたアマゾンライダーは人食いカビは効かないどころか、モグラ獣人を亡き者にされたことで怒りに打ち震えており、その猛攻をなす術なく浴びた挙げ句、最後は頭部に「大切断」の手刀を叩きつけられて絶命した。


身長:192.0cm

体重:88.0kg

特色/力など:人食いカビを噴射、強い猜疑心

声:本塚正之(もとづか・まさゆき)

関連人物

  • アマゾン

  • 山田養豚の人々

  • リサ

  • 団地の一家

  • 看護師

  • 小野田

関連怪人

  • ゼロ大帝

  • 黒ジューシャ

  • キノコ獣人