つむら さだきち津村定吉

「ワシがついていながら、亡くなったお前たちの両親に、あわせる顔がない……」

■プロフィール

種族：人間

性別：男性

年齢：不明

職業・身分など：自営業

家族など：津村メグミ（孫）、津村ヒロシ（孫）

　演：徳大寺伸（とくだいじ・しん）

■説明

津村メグミ、津村ヒロシの祖父。

両親を亡くした孫のメグミとヒロシを引き取り、ふたりに手伝ってもらいつつ焼き芋の屋台を経営している。

クリスマスの当日、屋台を引いて移動中にヒロシがサンタクロースに扮した男から「幸運の家」への招待状を受け取った。メグミは何かの宣伝だろうと反対したが、定吉は興味津々のヒロシを見て「行っておいで」と許可。ヒロシは幸運の家へと出かけていった。その後、定吉はメグミと屋台を営業しつつヒロシの帰りを待っていたが、ヒロシはなかなか戻ってこない。ふたりが心配し始めるなかメグミと知り合いの結城丈二が訪れ、メグミが彼にヒロシの件を相談。すると、結城は招待状に秘密結社「デストロン」のマークを見つけて顔色を変え、自分もヒロシを捜すと告げて去っていった。

その後、定吉は警察に捜索を依頼するも居場所の手がかりすら見つからず、打つ手がない定吉とメグミはひたすら耐える時間が続く。その後、立花藤兵衛、珠純子からヒロシが入院したと連絡を受けるが、メグミと病院へ向かおうとしたところへブラックサンタが現れ、アジトに拉致されて拷問のような仕打ちを受ける。定吉が「自分はどうなってもいい」とメグミの解放を訴えると、ヨロイ元帥によって解放されて風見志郎に手紙を届ける使者を命じられ、訪れた立花のスポーツ用品店でヒロシと再会。命令通り志郎に手紙を渡すと、アジトへ乗り込んだ彼がメグミを救出して戻り、定吉は孫たちとの平和な日常を取り戻した。