CHARACTERS

こぐれ こうのすけ小暮耕之助

登場作品
仮面ライダー響鬼
初登場回/初登場作品
三十二之巻『弾ける歌』(2005年9月18日放送)

「バカ者どもが! お前たち、日頃の鍛錬が足りないのを棚に上げ、私のせいにするなんて!」

■プロフィール

種族:人間

性別:男性

年齢:不明

職業・身分など:猛士(たけし)兼エンジニア

家族など:不明

 

 演:布施明(ふせ・あきら)


■説明

魔化魍(まかもう)と戦う組織「猛士(たけし)」の吉野にある総本部の開発局長。

かつては鬼として活躍しており、1日で10体の魔化魍を倒して「疾風鋼の鬼」と呼ばれた話は猛士のあいだで伝説になっている。

鬼を引退したのちはエンジニアとして腕を振るい、総本部の開発局長に就任してからもさまざまな武器を開発。関東支部の滝澤みどりにも色々と指導しており、彼女から尊敬される一方で小暮も優秀なみどりに一目置いていた。

その一方、小暮は些細なことでも曲ったことを嫌う性格で、かなり厳しいうえに口うるさいことでも有名だった。立花香須実と立花日菜佳は子供の頃に一度彼と会っているが、ショートケーキの苺を盗み食いした罰として数時間正座させられており、その小暮が「甘味処 たちばな」に来ると知ると3人とも顔が青ざめていた。ただ、小暮は他人に厳しいだけでなく自身の過ちも素直に認められる度量がある。また歌が非常に上手く、勢地郎も聞き惚れるほどだった。

 

小暮がたちばなを訪れる目的は、新たに開発した音撃増幅剣・装甲声刃(おんげきぞうふくけん・アームドセイバー)を使いこなせる者を見つけるためだったと思われる。装甲声刃は小暮が「今までつくった武器の中で最高のもの」と自負する逸品だったが、試させたダンキやショウキは使いこなせないばかりか変身不能に陥ってしまう。たちばなへの道中、小暮はスーパー童子やスーパー姫と戦うヒビキこと仮面ライダー響鬼(ヒビキ)とトドロキこと仮面ライダー轟鬼(トドロキ)を視察し、スーパー童子たちが引き上げたのちふたりの力を試しているが、これもその一環だったのだろう。

たちばなに到着した小暮は、みどりに相談しつつ愚痴っていたダンキとショウキを発見。「バカ者どもが!」と怒鳴り込むと、ふたりを叱り飛ばしつつ取り出した笏で尻を叩いて追い返した。

その後、小暮は改めてみどりや勢地郎たちに装甲声刃を披露。すると、変身できなくなる理由に興味を抱いたみどりが預かることとなり、彼女による分析で変身できなくなる理由が判明する。それは装甲声刃が放つ波動が強過ぎて、使用者の体力を消耗させるためだった。小暮は「鍛え方が足りない」と考えていたが、みどりからは人間には限界があるといわれて納得。しばし落ち込んでいたが、みどりに誘われた歓迎会で歌を披露して気を取り直している。

そんななか、小暮を見返してやろうと考えたトドロキが勝手に装甲声刃を持ち出し、起動を試した彼とヒビキが変身不能になったばかりか、スーパー童子に装甲声刃を奪われてしまった。吉野の技術が敵に知られる恐れがあるため早急に取り戻さねばならないが、ダンキたちの報告によると変身不能な期間は約1カ月もある。そこで、小暮はヒビキとトドロキを猛特訓して変身能力を回復させることにした。その結果、ほどなくヒビキとトドロキはふたたび変身可能になり、しかもスーパー童子から取り戻した装甲声刃をヒビキが使いこなし、響鬼は装甲響鬼(アームドヒビキ)へとフォームチェンジ。この結果に満足した小暮は吉野へと戻っていった。

関連アイテム

  • 音撃増幅剣・装甲声刃

関連人物

  • ヒビキ

  • イブキ

  • トドロキ

  • 立花香須実

  • 立花日菜佳

  • 滝澤みどり

  • ザンキ

  • 立花勢地郎

  • スーパー童子

  • スーパー姫

  • ダンキ

  • ショウキ