おんげきぞうふくけん・あーむどせいばー音撃増幅剣・装甲声刃

- 登場作品
- 仮面ライダー響鬼
- 初登場回/初登場作品
- 三十二之巻『弾ける歌』(2005年9月18日放送)
■説明
小暮耕之助が開発した、剣型の音撃武器。
正式名称は音撃増幅剣・装甲声刃(おんげきぞうふくけん・アームドセイバー)で、小暮たちはアームドセイバーと呼んでいた。
小暮自身が、今まで開発した音撃武器の中でも最高傑作であると自負するほど、凄まじい性能を誇っている。
特殊な波動を発生させて鬼を強化させるという、ほかの音撃武器にはない機能が搭載されているが、その波動に適合しなかった者には大きな疲労感を与えるだけでなく、変身が強制解除されたうえ、一時的に鬼への変身能力を失ってしまうというリスクを伴う。
ヒビキに加えて、小暮によって実験台にされたダンキとショウキ、アームドセイバーを勝手に持ち出したトドロキらはこの波動によって、一時的に変身能力を失ってしまった。
スーパー童子とスーパー姫によって一度は奪われてしまうが、洋館の男女が微調整し、ヒビキ自身が特訓を重ねたこともあって、装甲声刃の放つ波動に適合できるようになり、仮面ライダー響鬼(ヒビキ)の最強形態である仮面ライダー装甲響鬼(アームドヒビキ)へとフォームチェンジを果たせるようになった。
なお、鬼を強化させる波動はディスクアニマルにも有効で、グリップ下部にディスクアニマルをセットして起動すると、アームドディスクアニマルへと強化させられる。
剣として斬撃を繰り出す「剣撃モード」で使用することが多く、グリップ下部のスイッチを押して「装甲声刃」を発動すれば刀身に灼熱の炎を纏って魔化魍(まかもう)を切り裂くことも可能。
また、マイク部、スピーカー部を露出させた「音撃モード」に移行し、マイクを通して声を送り込むと、声を音撃波に変換して魔化魍に叩き込む最強の必殺技「音撃刃・鬼神覚声(おんげきは・きしんかくせい)」を放つ。鬼神覚声は音撃波を放射するだけでなく、刀身に乗せて巨大な音の刃として、標的を切り裂くことも可能である。
【『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』では……】
明日夢(戦国時代)の兄である猛士が作ったとされる「響鬼」と彫られた刀が時を越えて仮面ライダー響鬼(ヒビキ)へと伝わり、音撃増幅剣・装甲声刃(おんげきぞうふくけん・アームドセイバー)へと姿を変える。
この力で響鬼は仮面ライダー装甲響鬼(アームドヒビキ)へとフォームチェンジし、強大な魔化魍、オロチを討ち取った。
■主な使用者
■この武器を使用した仮面ライダー

剣撃モード
音撃増幅剣・装甲声刃(おんげきぞうふくけん・アームドセイバー)の通常形態。グリップのスイッチを入れると音撃モードに移行する。- 剣撃モード

音撃モード(側面)
仮面ライダー装甲響鬼(アームドヒビキ)が「音撃刃・鬼神覚声(おんげきは・きしんかくせい)」などの必殺技を放つ際の状態。正面のカギが下方へ倒れて正面のスピーカーが、背面のカバーが上方へ開いてマイクがそれぞれ露出している。- 音撃モード(側面)

剣撃モード(背面)
マイクのカバーを上方へ開いた状態。仮面ライダー装甲響鬼(アームドヒビキ)へフォームチェンジする際にマイクを露出させる。- 剣撃モード(背面)