たかみざわ いつろう高見沢逸郎
- 登場作品
- 仮面ライダー龍騎
- 初登場回/初登場作品
- 『仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS』(2002年9月19日放送)
「今の社会はな、ライダー同士の戦いと同じなんだよ。生きるってことは、他人を蹴落とすことなんだ。いいか? 人間はみんなライダーなんだよ」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:38歳
職業・身分など:高見沢グループ総帥
家族など:不明
演:黒田アーサー(くろだ・あーさー)
■この人物が変身する仮面ライダー
■説明
仮面ライダーベルデに変身する男性。
高見沢物産や高見沢化学、高見沢エンジニアリングなど、多角的に経営している巨大企業、高見沢グループの最高責任者を務めている。表向きは温厚な紳士のようでもあるが、実際は好戦的で荒々しい性格をしている。自らの企業を「屁みたいなもの」と評し、さらなる野心を匂わせていた。
仮面ライダー龍騎こと城戸真司が訪ねてくると、ライダー同士の戦いを止めたいという彼をガキ呼ばわりしたうえで、「この世はな、所詮力のある奴が勝つんだよ。力求めて何が悪い」と主張。さらに「今の社会はな、ライダー同士の戦いと同じなんだよ。生きるってことは、他人を蹴落とすことなんだ。いいか? 人間はみんなライダーなんだ」と世の理の一端を突き、黒服たちを呼んで真司を追い返した。
その後、ミラーモンスターと戦っていた龍騎、秋山蓮=仮面ライダーナイト、手塚海之=仮面ライダーライアのもとに現れ、龍騎やナイトから引き離したライアを撃破。さらにコア・ミラーを破壊してミラーワールドを閉じようとする真司を危険分子とみなし、仮面ライダーゾルダこと北岡秀一、仮面ライダーガイこと芝浦淳の両名と結託し、蓮にも選択を迫って同行させる。そして、須藤雅史=仮面ライダーシザースと龍騎がソロスパイダーと戦っていた現場へ向かい、龍騎を葬り去ろうと企んだ。
このとき、ナイトに止めを刺すよう促したところ、予想通りナイトは止めを刺せず、以後、高見沢はほかの仮面ライダーたちとともに、「落ちこぼれ」と見なした真司と蓮を追い込み始めた。しかし、意を決した蓮、そしてこれに続いた真司が変身。高見沢も変身して真司=龍騎から倒そうとしたが、発動させた必殺技「デスバニッシュ」は龍騎を庇ったナイトに命中する。ところが、致命傷を負ったナイトが最期の力を振り絞って必殺技「飛翔斬」を発動。上空から撃ち下ろされるダークウイングと一体化したナイトの一撃に貫かれ、ベルデ=高見沢はあえなく爆散した。
■戦闘時の決め台詞など
「この世はな、所詮力のある奴が勝つんだ。力求めて何が悪い」
「ライダーがライダーの前で弱点をさらけ出したらどうなるか、わかってるよな? お前は美味しい獲物ってことだ」
「いつまで逃げるつもりだ? 一度ライダーになった者は、ライダーとしての宿命を負う。逃げることはできない!」