CHARACTERS

しばうら じゅん芝浦淳

登場作品
仮面ライダー龍騎
初登場回/初登場作品
第15話『鉄仮面伝説』(2002年5月12日放送)

「俺の作ったゲームは、人間の心を操れるからね。この俺が、人の心を支配するんだ」

■プロフィール

種族:人間

性別:男性

年齢:21歳

職業・身分など:大学生

家族など:父親


 演:一條俊(いちじょう・さとし)


■この人物が変身する仮面ライダー

仮面ライダーガイ


■説明

仮面ライダーガイに変身する青年。

明林大学経済学部に通う大学2年生で、ネットゲームサークル「マトリックス」に所属している。人の心理を操ることに長けており、その理論を応用した対戦ゲームを独自に開発。このゲームは“熱中したプレイヤーはさらなる刺激を求めて、現実で戦い始める殺し合いを始める”という恐るべきものだった。


仮面ライダー龍騎こと城戸真司とのファーストコンタクトは、対戦ゲームを調査するため、真司が部室を訪れたときである。このときの芝浦は、サークル内で下っ端的な的いを受けていたが、もちろんそれは故意だった。実際の彼は、人を食ったような性格で自惚れが強く、思い通りに他人を動かして悦に入るタイプである。芝浦が仮面ライダーになった経緯については語られておらず、彼の願いは明らかになっていないが、その本性から鑑みれば進んで受け入れたであろうことは想像に難くない。


自分の作ったゲームを探られた芝浦は、ただちに反撃を開始する。「OREジャーナル」編集部のPCをハッキングして購読者のデータを盗み取り、さらに対戦ゲームの戦闘現場に現れた龍騎を撃破してアドベント(龍騎)を強奪。それらを人質にして強引にOREジャーナル編集長に就任する。その目的はOREジャーナルを利用して、より多くの者たちに例の対戦ゲームをプレイさせ、現実で争わせることにあった。しかし、この企みは島田奈々子に阻止され、アドベント(龍騎)も仮面ライダーナイト=秋山蓮と仮面ライダーライア=手塚海之によって奪い返された挙句、芝浦自身は傷害や恐喝の容疑で警察に連行される。しかし、父親の顧問弁護士である北岡秀一の手腕によって翌日には自由の身となった。このとき、北岡が仮面ライダーゾルダであることを知る。


同じ頃、凶悪犯の浅倉威が仮面ライダー王蛇となって脱獄。逃走中の浅倉が北岡と反目しているのを目にした芝浦は、仮面ライダー同士の戦いを激化させようと画策する。彼はまず浅倉に接触、北岡が仮面ライダーであることを告げて敵対心を煽り、バトルへの参加を促した。その目論見通り、レストランに立て篭った浅倉は人質交換を条件に北岡を呼び出す。次に、芝浦は神崎優衣を拉致して蓮と手塚を挑発。ふたりをミラーワールドに誘き出し、かくして王蛇vsゾルダ、ガイvsナイト&ライアという戦いが同時に繰り広げられる。そこへ龍騎が乱入したことで“現存するすべての仮面ライダーが一堂に会して戦い合う”という、自身が望む最高のステージを作り上げた。


龍騎、ナイト、ライアの3人を相手に互角に戦い続けるガイ。だが、近くで王蛇と激戦を繰り広げていたゾルダのファイナルベント「エンドオブワールド」が発動した際、王蛇の近くにいたのが彼の運の尽きだった。王蛇に無理矢理盾代わりにされた芝浦は、マグナギガに備わる火器から一斉掃射された弾丸や光弾の直撃を受けて重傷を負う。逆上したガイは、残った力を振り絞って王蛇に襲いかかったが、王蛇は非情にもファイナルベント「ベノクラッシュ」を発動。放たれた連続キックで爆砕され、消滅するのだった。


【『仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS』では……】

仮面ライダーベルデこと高見沢逸郎と同じ考えを持つ同志的なポジションとして登場。人を食ったような性格はそのままで、ゲームセンターで城戸真司=仮面ライダー龍騎と初めて出会った際には、彼を小馬鹿にしていた。

高見沢や北岡秀一=仮面ライダーゾルダらと手を組んでおり、仮面ライダー同士の戦いを辞めさせようとする真司や、非情になり切れない秋山蓮=仮面ライダーナイトを排除しようと動く。だが、乱戦の最中に突如現れたミラーモンスター、ディスパイダー(色違い)が放った糸に絡め取られ、生きながら食われるという壮絶な最期を遂げた。


■戦闘時の決め台詞など

「だって楽しいじゃん。これで俺の優秀性が証明されたわけだし」

「あんたライダー倒せないのになんでライダーやってんの? 笑わせないでよ」

「俺はとどめを迷ったりしないけどいいよね?」


関連アイテム

  • Vバックル

  • カードデッキ(ガイ)

関連人物

  • 城戸真司

  • 秋山蓮

  • 北岡秀一

  • 浅倉威

  • 桃井令子

  • 島田菜々子

  • 由良吾郎

  • 大久保大介

  • 手塚海之

  • 高見沢逸郎