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仮面ライダー鎧武/ガイムとは?

仮面ライダー鎧武/ガイム(かめんらいだーがいむ)とは、2013年(平成25年)に放送を開始した、平成仮面ライダーシリーズの第15作。「フルーツ×鎧」という斬新なモチーフと、虚淵玄が手掛ける綿密に構成されたストーリーが特徴。2006年に放送された『仮面ライダーカブト』以来の多人数ライダーが活躍する作品である。
作品名:仮面ライダー鎧武/ガイム
放送開始:2013年10月06日~2014年9月28日(全47話)
原作:石ノ森章太郎
脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
監督:田﨑竜太
出演:佐野岳、小林豊、高杉真宙、志田友美、久保田悠来、白又敦、松田凌、松田岳、吉田メタル、青木玄徳、佃井皆美、泉里香、弓削智久、波岡一喜、山口智充、
ナレーター:大塚芳忠
音楽:山下康介
主題歌/テーマ曲/挿入歌:
オープニングテーマ(op):「JUST LIVE MORE」歌:鎧武乃風(歌詞)
劇中歌:「E-X-A(Exciting × Attitude)」歌:仮面ライダーGIRLS(歌詞)、「Raise Up Your Flag」歌:葛葉紘汰(CV:佐野岳/歌詞)、「乱舞 Escalation」歌:葛葉紘汰&駆紋戒斗(CV:佐野岳・小林豊/歌詞)
キャッチコピー:ライダー戦国時代
※スタッフ・キャストクレジットは放送当時の情報で統一しています
<登場人物・キャラクター/俳優・キャスト一覧>
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葛葉紘汰 (佐野岳) | 駆紋戒斗 (小林豊) | 呉島光実 (高杉真宙) | 呉島貴虎 (久保田悠来) | 高司舞 (志田友美) |
作品概要・あらすじ
葛葉紘汰(かずらばこうた/演:佐野岳)は、自分を育ててくれた姉・葛葉晶(かずらばあきら/演:泉里香)を助けるため、「早く一人前の大人にならなければ」と日々アルバイトに勤しみながら、「もっと強くて何でもできる自分に変身したい」という願望を抱いていた。
紘汰たちが暮らす沢芽市(ざわめし)では、駆紋戒斗(くもんかいと/演:小林豊)率いる「チームバロン」を筆頭に、若者達の間でストリートダンスが大流行。錠前型のアイテム・ロックシードを用いた「インベスゲーム」でバトルし、パフォーマンスのためのフリースペースの使用権を奪い合っていた。
かつて所属していた「チーム鎧武」のリーダー・角居裕也(すみいゆうや/演:崎本大海)に「面白いものを見つけた」と呼び出された紘汰と高司舞(たかつかさまい/演:志田友美)は、建物の壁面に開いた異世界への入り口を発見する。足を踏み入れた先にはインベスたちが暮らしており、木には謎のフルーツが実っていた。無意識のうちにフルーツを食べようとする紘汰だが、突如インベスに襲われてしまう。
逃げた先で偶然、バックル状のツール「戦極ドライバー」を見つけた紘汰。何気なく腰に当てると腰に装着され、持っていたフルーツは錠前型のアイテム「ロックシード」へと変化を遂げる。現実世界まで追い掛けてきたインベスから舞を守るため、紘汰は戦うことを決意。アーマードライダー鎧武に変身し、怪物インベスと戦い始める。
みどころ
「フルーツ×鎧」の斬新なモチーフ
本作の大きな特徴のひとつが、「フルーツ×鎧」という斬新なモチーフのアーマードライダー。アーマードライダー鎧武は「オレンジ」×「和の鎧」、アーマードライダーバロンは「バナナ」×「西洋鎧」、アーマードライダー龍玄は「ブドウ」×「中華鎧」など、それぞれ異なるフルーツと鎧のデザインが採用されている。
また、フルーツが描かれた錠前型のアイテム「ロックシード」により、さまざまなフルーツの要素を取り入れたアームズ(形態)へ変身することも。かつてないほど多彩な変身パターンに注目だ。
壮大な世界観で、登場人物の思いが複雑に絡み合うストーリー
本作は、紘汰や舞がストリートダンスを楽しむ日常の裏に、巨大企業「ユグドラシル・コーポレーション」が街を支配・管理している現実があるなど、どこか仄暗い要素が多い。登場人物それぞれの立場や過去、苦悩、葛藤などの描写が細かく、また至るところに伏線が張り巡らされている。
インベスとは、ヘルヘイムとは何なのか?なぜ沢芽市は「ユグドラシル・コーポレーション」によって管理されているのか?呉島貴虎(くれしまたかとら/演:久保田悠来)が責任者を務める「プロジェクト・アーク」とは?一つひとつの謎が、抗えぬ運命へと導いていく。
脚本を手掛けたのは、ニトロプラスの代表取締役であり、シナリオライターの虚淵玄。代表作は、『PSYCHO-PASS サイコパス』や『魔法少女まどか☆マギカ』『GODZILLA(劇場アニメ)』など。さまざまなアニメ・ゲーム作品の原案や脚本、シリーズ構成を担当しており、初めての特撮作品が本作にあたる。
チーム鎧武のメンバー
紘汰や舞が在籍する「チーム鎧武」。チームカラーは青と白。ヒップホップミュージックと、見る者の気分を高揚させる明るく楽しいダンスが特徴。
「チーム鎧武」のダンサーの一人であり、ビートライダーズの一員として活動する呉島光実(くれしまみつざね/演:高杉真宙)は、実は巨大企業「ユグドラシル・コーポレーション」の子息。兄・貴虎の「無駄なものを切り捨てることで、お前の人生は完成される」という教育により強く縛り付けられていることに不満を抱いており、「本当の自分に戻れる場所」を求めている。
その他にも、チーム内でもトップレベルのダンステクニックを持つチャッキー(演:香音)やリカ(演:美菜)、仲間思いでお調子者のラット(演:小澤廉)など、男女問わずダンスが好きなメンバーが集う。
チームバロンのメンバー
沢芽市で一番のダンスチーム「チームバロン」。チームカラーは赤と黒。ジャズミュージックを用いたハイレベルなダンスパフォーマンスが売り。
リーダーである駆紋戒斗は、確固たる信念を持っており、絶対的王者としてチームを率いる。弱者に対して嫌悪感を露わにするなど無遠慮な振る舞いも多いが、その理由は、幼いころに経験した、強者に踏みにじられるという苦い思い出。これ以降、強者にも屈しない圧倒的な強さを追い求め続けている。
サブリーダーを務めるザック(演:松田岳)は、チームで唯一戒斗と対等に言葉を交わす存在。戒斗のよき相棒として確かなパフォーマンス力を持つ一方で、他チームを見下し、高圧な態度を取る。その他にも、チームのムードメーカーであるペコ(演:百瀬朔)などが在籍。メンバーは男性のみで構成されている。
チームレイドワイルド&チームインヴィットのメンバー
オタ芸を得意とするチームレイドワイルド、メンバー全員が眼鏡を着用している「メガネっ娘」集団・チームインヴィッド。それぞれ別チームとして活動していたが、チームバロン・鎧武の強さに対抗するため手を組む。
チームレイドワイルドのリーダー・初瀬亮二(はせりょうじ/演:白又敦)の野心家で気性が荒い性格と、チームインヴィッドのリーダー・城乃内秀保(じょうのうちひでやす/演:松田凌)の常に漁夫の利を狙う策士な一面は意外と(?)相性がよく、アーマードライダー黒影・グリドンのコンビとしても戒斗たちに立ち向かう。
巨大企業「ユグドラシル・コーポレーション」 の関係者
「ユグドラシル・コーポレーション」の主任にして、「プロジェクト・アーク」の責任者である呉島貴虎を筆頭に、「ユグドラシル・コーポレーション」の研究者・戦極凌馬(せんごくりょうま/演:青木玄徳)、美しさと強さを兼ね備える元産業スパイ・湊耀子(みなとようこ/演:佃井皆美)、錠前ディーラーとして紘汰たちに接近するシド(演:波岡一喜)など、多くの人物が関わっている。
中でも貴虎は、生命の危機に晒されながらも戦極凌馬と共に戦極ドライバーを完成させた過去があり、アーマードライダーに変身した最初の人物である。父から教わった「ノブレス・オブリージュ」を胸に、多くの犠牲と引き換えに人類滅亡の危機を回避する「プロジェクト・アーク」を秘密裏に進めているが……。
また、ビートライダーズのカリスマ的存在であり、海賊ネットラジオ「ビートライダーズ・ホットライン」にてインベスゲームの中継を務めるDJサガラ(でぃーじぇいさがら/演:山口智充)も、どうやら「プロジェクト・アーク」に関わっているようだ。
洋菓子店「シャルモン」の関係者
沢芽市の人気洋菓子店「シャルモン」。販売しているケーキは味も見た目もいいと評判で、特に女性から高い支持を得ている。
オーナーパティシエである凰蓮・ピエール・アルフォンゾ(おうれん・ぴえーる・あるふぉんぞ/演:吉田メタル)は、スキンヘッドに厚化粧という大胆な風貌と、フランス語交じりのオネエ系口調が特徴。15年前、菓子職人を目指してフランスに渡り、フランス国籍を得るために軍に入隊した経歴を持つ元軍人である。強靭な肉体と卓越した戦闘スキルを備え、アーマードライダーブラーボの変身者として、紘汰たちを圧倒した。一人称は「ワテクシ」、好きなタイプは「強い男」。アーマードライダー斬月を「メロンの君」と呼び慕っている。
アーマードライダー鎧武の変身シーン
アーマードライダー鎧武は、葛葉紘汰が戦極ドライバーとオレンジロックシードを用いて変身した姿。
戦極ドライバーを腰に装着し、「変身!」の掛け声とともに錠を開くことでオレンジロックシードから「オレンジ!」の音声が流れ、頭上にクラックが開き、ヘルヘイムの森につながる空間から鎧が現れる。オレンジロックシードを戦極ドライバーに装填し施錠すると「ロック、オン!」という変身音が鳴り、カッティングブレードを押し下げてオレンジロックシードを半分に割り開く。「オレンジアームズ、花道オンステージ!」の音声が流れ、装着したオレンジ型の鎧が展開されアーマーとなり、アーマードライダー鎧武へと変身する。
なお、初期の戦極ドライバーは初使用時にイニシャライズされ最初に身につけた人間しか使用できなくなるため、舞が装着しようとしても反応しなかった。
アーマードライダーバロンの変身シーン
戦極ドライバーを腰に装着し、「変身!」の掛け声とともに錠を開くことでバナナロックシードから「バナーナ!」という音声が流れ、頭上にクラックが開き、ヘルヘイムの森につながる空間から鎧が現れる。バナナロックシードを戦極ドライバーに装填すると「ロック、オン!」という変身音が鳴り、カッティングブレードを押し下げ、バナナロックシードを半分に割り開く。「バナナアームズ!ナイト オブ スピアー!」の音声が流れ、装着したバナナ型の鎧が展開されアーマーとなり、アーマードライダーバロンへと変身する。
アーマードライダー龍玄の変身シーン
戦極ドライバーを腰に装着し、「変身!」の掛け声とともに錠を開くことでブドウロックシードから「ブドウ!」の音声が流れ、頭上にクラックが開き、ヘルヘイムの森に繋がる空間から鎧が現れる。ブドウロックシードを戦極ドライバーに装填すると「ロック、オン!」という変身音が鳴り、カッティングブレードを押し下げ、ブドウロックシードを半分に割り開く。「ブドウアームズ!龍・砲・ハッハッハッ!」の音声が流れ、装着したブドウ型の鎧が展開されアーマーとなり、アーマードライダー龍玄へと変身する。
アーマードライダー斬月の変身シーン
戦極ドライバーを腰に装着し、「変身!」の掛け声とともに錠を開くことでメロンロックシードが光り、「メロン!」の音声が流れ、頭上にクラックが開き、ヘルヘイムの森に繋がる空間から鎧が現れる。メロンロックシードを戦極ドライバーに装填すると「ロック、オン!」という変身音が鳴り、カッティングブレードを押し下げ、メロンロックシードを半分に割り開く。「メロンアームズ!天・下・御・免!」の音声が流れ、装着したメロン型の鎧が展開されアーマーとなり、アーマードライダー斬月へと変身する。
仮面ライダー鎧武/ガイムに登場する仮面ライダー一覧
仮面ライダー | 初登場回 |
アーマードライダー鎧武 | 仮面ライダー鎧武(第1話) |
アーマードライダーバロン | 仮面ライダー鎧武(第1話) |
アーマードライダー斬月 | 仮面ライダー鎧武(第1話) |
アーマードライダー龍玄 | 仮面ライダー鎧武(第1話) |
アーマードライダーグリドン | 仮面ライダー鎧武(第1話) |
アーマードライダー黒影 | 仮面ライダー鎧武(第5話) |
アーマードライダーブラーボ | 仮面ライダー鎧武(第6話) |
アーマードライダー斬月・真 | 仮面ライダー鎧武(第12話) |
黒影トルーパー | 仮面ライダー鎧武(第12話) |
アーマードライダーデューク | 仮面ライダー鎧武(第14話) |
アーマードライダーマリカ | 仮面ライダー鎧武(第14話) |
アーマードライダーシグルド | 仮面ライダー鎧武(第14話) |
アーマードライダーナックル | 仮面ライダー鎧武(第18話) |
キカイダー | 仮面ライダー鎧武(第29話) |
ハカイダー | 仮面ライダー鎧武(第30話) |
アーマードライダー邪武 | 仮面ライダー鎧武(第47話) |
アーマードライダー武神鎧武 | 『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』 |
アーマードライダーフィフティーン | 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』 |
アーマードライダーマルス | 『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯(カップ)!』 |
アーマードライダー冠 | 『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯(カップ)!』 |
アーマードライダー黒影・真 | 『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯(カップ)!』 |
メカ黒影 | 『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』 |
アーマードライダーイドゥン | 『鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』 |
アーマードライダータイラント | 『鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』 |
アーマードライダーセイヴァー | 『鎧武/ガイム外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』 |
アーマードライダーブラックバロン | 『鎧武/ガイム外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』 |
名セリフ・名言・決めゼリフ
誰だって泣きたいほど辛いときってのはある。でもな、そんなときこそ負けちゃいけない。そういう勝負、ゲームだと思ってみなよ!泣いちゃったら負けのゲーム。泣かない方法を見つけたら勝ちだ
(第1話・葛葉紘汰)
忘れるなよ坊主、いつだって最後に頼れるのはお前自身の強さだ
(第2話・駆紋戒斗)
仕事っていうのはね、知らない誰かの役に立つことよ
(第3話・葛葉晶)
この世界には、理由のない悪意などいくらでも転がっている。そんなことさえ気づかずに今日まで生きてきたのなら、貴様の命にも意味はない
(第4話・呉島貴虎)
あのベルトは俺にしか使えない。俺にしかできないことをやり遂げるための力、俺はそいつを引き受ける!そいつがきっと、大人がよく言う“責任”ってやつだろ!
(第5話・葛葉紘汰)
さあ始めますわよ。破壊と暴力のパジェントを!
(第6話・凰蓮・ピエール・アルフォンゾ)
ユグドラシルは研究だけが目当てで、この街を守るつもりがない。だから、俺がこの街のみんなをインベスから守る。必要なのはそのための力だろ。ただ強くなればいいってわけじゃない
(第15話・葛葉紘汰)
世の中には弱い奴だって大勢いるだろ。そいつらが全員残らず善人だと思うか?だったらさ、逆に強い奴はただ強いってだけで悪人と決まったわけでもない。力そのものに善も悪もないんだ
(第16話・阪東清治郎)
この世に本当の平和なんてありません。でも、人の心には安らぎが必要だ。それを守るためには力を手に入れたものだけが真実を受け止めて、戦い続けなければならないんです
(第21話・呉島光実)
私の人生だもん、辛いことも苦しいことも、ちゃんと向き合っていたいわ。最後の瞬間までね
(第21話・葛葉晶)
アータって本当に馬鹿ね。やりたいことがはっきりしてないなんて、当たり前じゃない
(第25話・凰蓮・ピエール・アルフォンゾ)
俺はみんなを信じてきたから、みんなに信じてもらえたから、だから今日まで戦ってこれたんだ!
(第29話・葛葉紘汰)
パティシエ、なめんなよ。こんなときのために鍛え直されてきたんだよ、俺は
(第32話・城乃内秀保)
後悔なんてしている暇はない。俺は先に進む。そう裕也に誓ったんだ!
(第32話・葛葉紘汰)
俺は俺のために戦う!俺が信じた希望のために、俺が望んだ結末のために!
(第40話・葛葉紘汰)
俺は誰にも屈しない。俺を滅ぼす運命にさえも!
(第43話・駆紋戒斗)
いつだって未来は闇の中だ。だから、光を灯しにいく価値がある
(第46話・葛葉紘汰)
用語集
ビートライダーズ
沢芽市でダンスパフォーマンスを行うストリートダンサーたちの総称。活動の方向性や音楽性の違いにより、「チーム鎧武」「チームバロン」など複数のチームが存在する。
インベスゲーム(いんべすげーむ)
沢芽市に住む若者達の間で流行しているゲーム。 ロックシードで呼び出した互いのインベスを戦わせて勝敗を決める。ストリートダンスの許可が下りているのは市内のフリースペースのみのため、その使用権を賭けたバトルに用いられることが多い。
ノブレス・オブリージュ(のぶれす・おぶりーじゅ)
父・呉島天樹が呉島貴虎に伝えた「高貴なる者には背負うべき責任がある」という教え。この教えを受け継いだ貴虎は、「人類を救う」という責任を果たすため、プロジェクト・アークの責任者に就任した。
はじまりの男(はじまりのおとこ)
世界の創造主であり、神に等しい存在。戦いに勝ち抜いた者が「はじまりの女」から受け取った「黄金の果実」を食べることで、「はじまりの男」へと姿を変える。
プロジェクト・アーク(ぷろじぇくと・あーく)
「ユグドラシル・コーポレーション」が秘密裏に進める、人類滅亡を回避する計画。 人類がヘルヘイムの環境下でも生き延びられるよう、ヘルヘイムの果実を人体に無害なエネルギーへ変換するドライバーの開発を目指す。
必殺技・必殺武器
ナギナタ無双スライサー
アーマードライダー鎧武 オレンジアームズの必殺技。刀型の武器「無双セイバー」と、オレンジの輪切りを模した刀型のアームズウェポン「大橙丸(だいだいまる)」を組み合わせて「無双セイバーナギナタモード」を形成し、オレンジロックシードを装填。「イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン、オレンジチャージ!」という音声が鳴り、無双セイバー部分から敵に衝撃波を放つことでオレンジ型のエネルギーで敵を拘束、敵に向かって全力疾走し、横一文字に敵を切り裂く。その際、オレンジの輪切り型のエネルギーが発生する。
大橙一刀(だいだいいっとう)
アーマードライダー鎧武 オレンジアームズの必殺技。戦極ドライバーのカッティングブレードを一度押し下げて「オレンジスカッシュ」を発動。大橙丸の刀身部分にエネルギーを込め、敵を切り裂く。
スピアビクトリー
アーマードライダーバロン バナナアームズの必殺技。戦極ドライバーのカッティングブレードを一度押し下げて「バナナスカッシュ」を発動。槍型のアームズウェポン「バナスピアー」を構え、敵に突き刺すと巨大なバナナ型のオーラが出現し、串刺しにした状態でエネルギーが爆発する。カッティングブレードを押し下げる回数によっては「バナナオーレ」、「バナナスパーキング」での発動が可能。
ドラゴンショット
アーマードライダー龍玄 ブドウアームズの必殺技。戦極ドライバーのカッティングブレードを一度押し下げて「ブドウスカッシュ」を発動。ハンドガン型のアームズウェポン「ブドウ龍砲」からブドウの実のような砲撃を放った後、龍型のエネルギー弾でとどめを刺す。カッティングブレードを押し下げる回数によっては「ブドウスパーキング」での発動が可能。
無双斬
アーマードライダー斬月 メロンアームズの必殺技。戦極ドライバーのカッティングブレードを一度押し下げて「メロンスカッシュ」を発動。無双セイバーに緑色のエネルギーを込め、一気に敵を切り裂く。
FAQ・トリビア
仮面ライダーシリーズ初の演劇作品が誕生
シリーズを超えた映画やスーパーヒーロー大戦シリーズ、小説などさまざまなメディアミックスを展開する仮面ライダーシリーズ。本作では、2019年に「舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-」を上演し、シリーズ初となる演劇作品が誕生した。主演は、呉島貴虎/仮面ライダー斬月役の久保田悠来。
ストーリーは舞台オリジナル。かつて「ユグドラシル・コーポレーション」によってプロジェクト・アークの実験場となっていたトルキア共和国に異変が起きていることを知った呉島貴虎が、約8年ぶりにトルキア共和国を訪れる。突如襲撃に遭い巨大な穴の底に落ちると、そこは、少年・青年達が生き残るために日夜殺し合いを行う、地下世界・アンダーグラウンドシティだった。
石ノ森章太郎が生んだもう一人の特撮ヒーロー『人造人間キカイダー』と夢の競演
本作の第30話「赤と青のキカイダー」では、仮面ライダーシリーズの原作者・石ノ森章太郎が手掛けた特撮ヒーロー『人造人間キカイダー』が登場する。『人造人間キカイダー』の最終回が放送されたのは1974年、『仮面ライダー鎧武/ガイム』の第29・30話の放送は2014年と、キカイダーのテレビ出演は実に40年ぶりであった。
ストーリーは、実写映画『キカイダー REBOOT』(2014年5月24日公開)の前日譚になっており、葛葉紘汰とジロー(演:入江甚儀)の交流・友情が描かれている。石ノ森章太郎2大ヒーローの夢の競演に注目だ。
仮面ライダー鎧武/ガイムのマシン・バイク
サクラハリケーン
ユグドラシルが開発した、アーマードライダー専用のバイクに変形する機能(ビークルモード)を備えた「ロックビークル」の一種。主に鎧武が使用する。モチーフは桜。走行中、空間に裂け目を作ることでヘルヘイムの森へと移動できる。最高時速は245km/h。ロックモードへ変形させると、ロックシードと同じくらいの大きさまで小さくなる。
ローズアタッカー
「ロックビークル」の一種で、モチーフは薔薇。主にバロンが使用する。基本的なスペックは「サクラハリケーン」と同様。
ダンデライナー
「ロックビークル」の一種で、陸上だけでなく、山岳地帯や森林、水上などあらゆる地形と環境に対応できる乗り物。モチーフはたんぽぽ。主に黒影トルーパーが使用する。全部から光弾の連射や強力なビームを発射し、攻撃することも可能。最高時速は205km/h。
チューリップホッパー
「ロックビークル」の一種で、主に黒影トルーパーが乗り込んで使用する。モチーフはチューリップ。脚力が強く、優れたジャンプ力と威力の高い蹴り技が武器。機体前面の赤いボタンを押すことで赤いレーザーを照射、及び前面の大型発振器「ウェーブライザー」からは電磁波や衝撃波を放つことができる。最高時速は86km/h。
仮面ライダー鎧武/ガイムに関連する映画・劇場版・ビデオ作品
<映画>
「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」(2013年12月14日公開)
<スーパーヒーロー大戦シリーズ>
「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」(2014年3月29日公開)
「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」(2014年7月19日公開)
「仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル」(2014年12月13日公開)
「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」(2015年3月21日公開)
「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」(2016年12月10日公開)
「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」(2017年3月25日公開)
「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」(2017年12月9日公開)
「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」(2018年8月4日公開)
「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」(2018年12月22日公開)
「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」(2019年7月26日公開)
「スーパーヒーロー戦記」(2021年7月22日公開)
<小説>
「REAL RIDERS 駆紋戒斗外伝」
「小説 仮面ライダー鎧武」(2016年3月24日発売、講談社キャラクター文庫)
「小説 仮面ライダー鎧武外伝〜仮面ライダー斬月〜」(2020年6月1日発売、講談社キャラクター文庫)
「S.I.C. HERO SAGA MASKED RIDER DECADE EDITION -オーズの世界-」
<演劇>
舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-(2019年3月9日~24日 東京都・日本青年館ホール/2019年3月28日~31日 京都府・京都劇場)
動画配信サービス一覧
<見放題>
東映特撮ファンクラブ
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dTV
TELASA
milplus(みるプラス)
TSUTAYA TV
<レンタル>
Video Market
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TSUTAYA TV
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