仮面ライダー龍騎|作品ガイド|キャスト・俳優・キャラクター・登場人物一覧

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仮面ライダー龍騎とは?

仮面ライダー龍騎(かめんらいだーりゅうき)とは、2002年(平成14年)に放送を開始した平成仮面ライダーシリーズの第3作。13人の仮面ライダーが最後の一人になるまで戦い合うというこれまでのシリーズにない発想で、正義と悪の定義を問いかける異色作。

作品名:仮面ライダー龍騎
放送開始:2002年2月3日〜2003年1月19日(全50話)+スペシャル番組1話
原作:石ノ森章太郎
脚本:小林靖子、井上敏樹
監督:田﨑竜太 ほか
出演:須賀貴匡、松田悟志、杉山彩乃、菊地謙三郎、涼平、弓削智久、萩野崇、木村剛、高野八誠、一條俊、高槻純、日向崇、津田寛治、久遠さやか、栗原瞳、森下千里、角替和枝、つぶらまひる、水野純一、神保悟志、黒田アーサー ほか
声の出演・声優:小山 剛志
ナレーター:鈴木英一郎
主題歌/テーマ曲/挿入歌
オープニングテーマ(op):「Alive A life」歌:松本梨香(歌詞
挿入歌:「果てなき希望(いのち)」歌:きただにひろし(歌詞)、「果てしない炎の中へ」歌:RIDER CHIPS Featuring 寺田恵子(歌詞)、「Revolution」歌:きただにひろし(歌詞
キャッチコピー:戦わなければ生き残れない!

<登場人物・キャラクター/俳優・キャスト一覧>

城戸真司
(須賀貴匡)
秋山蓮
(松田悟志)
神崎優衣
(杉山彩乃)
神崎士郎
(菊地謙三郎)
北岡秀一
(涼平)

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作品概要・あらすじ

仮面ライダー=正義の味方の概念を覆す、13人の仮面ライダーたち

時は西暦2002年。街では人々が突然失踪してしまう事件が相次いでいた。

事件を取材していたジャーナリストの卵である主人公、城戸真司(きどしんじ/演:須賀貴匡)は、ある失踪者の部屋で偶然、謎のアイテム・カードデッキを手に入れ、全てが反転した鏡の中の世界ミラーワールドに取り込まれてしまう。

連続失踪事件の原因が、このミラーワールドにいるモンスターによるものと知った真司は、人々をモンスターから守るために戦うことを誓い、ドラグレッダーと契約し、仮面ライダー龍騎となる。だが、この世界には自分を含め13人の仮面ライダーが存在し、ライダーバトルにより最後の一人になるまで戦わなければならないという掟を知り、苦悩しながら仮面ライダーたちと対峙していくことになる。

みどころ

本作は、仮面ライダーがこれまでのシリーズのような「人類のために戦うヒーロー」のみならず、自らの悩みを叶えるためや、利己的な考えを達成するために戦う存在としても描かれているのが最大の特徴だ。

登場する仮面ライダーは劇場版やスペシャル番組を合わせて全13人。鏡の中の世界ミラーワールドと現実世界が交錯するストーリーで、ミラーワールドの住人である怪物ミラーモンスターと契約することで、その能力を与えられた仮面ライダーへと変身。それぞれの思いを胸に、仮面ライダーたちは最後の一人になるまで戦い続けるライダーバトルへ参戦する。

人々を守る正統派ライダー、仮面ライダー龍騎

主人公の城戸真司は、Web情報サイト「OREジャーナル」の新米記者。偶然、ミラーワールドに迷い込み、その世界の怪物・ミラーモンスターが人を狙い食らう存在だと知り、人々を救うことを決意して龍型モンスター・ドラグレッダーと契約。仮面ライダー龍騎へと変身する。好奇心旺盛でまっすぐな性格と、強い正義感で人類のために戦う、正統派仮面ライダーだ。

人間を手に掛けることに苦悩、仮面ライダーナイト

ある実験により意識不明に陥った恋人を救うため、ライダーバトルに参加した秋山蓮(あきやまれん/演:松田悟志)。コウモリ型モンスター・ダークウイングと契約し、仮面ライダーナイトとなる。クールで皮肉屋、頑固で喧嘩っ早いため敵を作りやすいが、正義感や思いやりの心も持ち合わせており、人間であるライダーを殺さなければならないことに苦悩する。

叶えたい願いもなく、人を守るためだけにライダーとなった真司を批判したり対立していたが、一緒に過ごす時間を重ねるにつれ、真司の熱いまっすぐな性格に影響され、徐々に友情で結ばれていく。

利己的で欲望に忠実、仮面ライダーゾルダ

「黒を白にしてしまう」ほど凄腕の弁護士・北岡秀一(きたおかしゅういち/演:涼平)は、自分の欲望を満たすために生きると語る利己主義者。高額の報酬が得られるなら仕事の質もいとわず、生きたいように人生を楽しんでいた。が、そんなある日不治の病に侵されしまい、「永遠の命」を手に入れるため、バッファロー型モンスター・マグナギガと契約し、仮面ライダーゾルダとなる。己が生き延びるためなら、他人が犠牲になることに躊躇がないはずの北岡だったが、他人を助ける優しい一面も持ち合わせており、真司や蓮達との戦いを通じて、徐々にその気持ちが変わっていく。

史上初・凶悪殺人犯ライダー、仮面ライダー王蛇

「イライラした」という動機だけで多くの人間を理由なく暴行・殺害したとして、関東拘置所に拘置されていた浅倉威(あさくらたけし)は、コブラ型モンスター・ベノスネーカーと契約し、仮面ライダー王蛇となり脱走。真司と同じく、特に叶えたい願いを持たずに仮面ライダーとなったが、その心は憎悪と闘争心にまみれ、戦闘そのものに快楽を覚えて楽しむ凶悪殺人犯の仮面ライダーという、これまでの仮面ライダー像とは大きくかけ離れた異例のキャラクターが波紋を呼んだ。

ミラーワールドとライダーバトルと神崎兄妹

別世界ミラーワールドやライダーバトルの成り立ちに深く関わるのが、神崎兄妹の存在だ。幼いころに事故で両親を亡くした神崎士郎(かんざきしろう/演:菊地謙三郎)と神崎優衣(かんざきゆい/演:杉山彩乃)は、それぞれ別の親戚に引き取られ、離れ離れに育つ。新しい家族とともにアメリカへ渡った士郎は、大学でとある研究実験に関わるようになる。一方、20歳の誕生日を目前にした優衣は、仮面ライダーナイトこと秋山蓮と知り合い、仮面ライダー同士が戦いを繰り広げること、そしてその変身に用いられるカードデッキを兄が開発したことを知り、兄を探し始める。なぜ仮面ライダーは互いに戦うのか、ミラーワールドはなぜ存在するのか、一つひとつ謎を紐解くにつれ、神崎兄妹の身に起きた出来事が明らかになっていく。

鏡の中の怪物・ミラーモンスター

本作品の敵役であるミラーモンスターは、従来のライダーシリーズのような敵の組織といった集団は存在せず、個々が本能のまま行動する。仮面ライダーと契約したミラーモンスターは契約モンスターとなり、仮面ライダーに能力を与える存在となるが、人間やミラーモンスターの魂を餌として与えなかったりすると、契約者自身を襲い食い殺してしまう。

仮面ライダー龍騎の変身シーンは?

本作品に登場する仮面ライダーは、変身アイテムのカードデッキを使って変身する。鏡面に自身を写し、カードデッキをかざすと変身ベルトであるVバックルが出現。ポーズを取って「変身」と発声し、カードデッキをVバックルに装填すると変身音が発動し、変身が完了する。龍騎は初代仮面ライダー1号を彷彿とさせる右腕を斜めに伸ばし、ナイトは右腕の拳を握りながら体の左前に出すなど、ライダーによって変身ポーズが異なる。

変身後、契約モンスターを召喚するアドベントカードを召喚機に読み込ませることで、武器を装備したり必殺技を発動することができる。アドベントカードには3つのタイプがあり、一つはアドベント、ファイナルベントなど全ライダーが保有するもの、二つはソードベントやストライクベントのように武器を装備するタイプのカード、そして三つめはコピーベントやユナイトベントなどのようにそのライダー独自のものとがある。

仮面ライダー龍騎に登場する仮面ライダー及びフォーム一覧

フォーム初登場回
仮面ライダー龍騎(ブランク体)仮面ライダー龍騎(第1話)
仮面ライダーナイト仮面ライダー龍騎(第1話)
仮面ライダー龍騎仮面ライダー龍騎(第2話)
仮面ライダーシザース仮面ライダー龍騎(第5話)
仮面ライダーゾルダ仮面ライダー龍騎(第6話)
仮面ライダーライア仮面ライダー龍騎(第13話)
仮面ライダーガイ仮面ライダー龍騎(第15話)
仮面ライダー王蛇仮面ライダー龍騎(第18話)
仮面ライダーナイトサバイブ仮面ライダー龍騎(第23話)
仮面ライダーオーディン仮面ライダー龍騎(第27話)
仮面ライダー龍騎サバイブ仮面ライダー龍騎(第34話)
仮面ライダータイガ仮面ライダー龍騎(第35話)
オルタナティブ仮面ライダー龍騎(第37話)
オルタナティブ・ゼロ仮面ライダー龍騎(第39話)
仮面ライダーインペラー仮面ライダー龍騎(第40話)
仮面ライダーゾルダ[由良吾郎ver.]仮面ライダー龍騎(第50話)
仮面ライダー王蛇(ブランク体)仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL
仮面ライダーファム仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL
仮面ライダーリュウガ仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL
仮面ライダー龍騎[榊原耕一ver.]仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS
仮面ライダーナイト[城戸真司ver.]仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS
仮面ライダーベルデ仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS
仮面ライダーナイトサバイブ[城戸真司ver.]仮面ライダー龍騎(仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS)

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名セリフ・名言・決めゼリフ

俺は絶対に死ねない!1つでも命を奪ったら、お前はもう後戻りできなくなる!

(第34話:城戸真司)

大切なものがあるなら!…どんな犠牲を払ってもそいつを守ればいい。それが人間じゃないのか?

(第41話:秋山蓮)

英雄ってのはさぁ、なろうとした瞬間に失格なのよ

(第46話:北岡秀一)

真実はひとつだが、正義はひとつじゃない

(第21話:大久保 大介)

ここか、祭りの場所は・・・。

(第40話:浅倉威)

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用語集

アドベントカード(あどべんとかーど)

仮面ライダーが戦闘時に使用するカード型のアイテム。

カードデッキに収納されており、取り出して召喚機に装填し読み込ませることで、契約したミラーモンスターやさまざまなを召喚したり、特殊能力を発動することができる。

各カードには攻撃力を示すAP(アタックポイント)、または防御力を示すGP(ガードポイント)が記されており、1AP=0.05tにあたる。

一度の戦闘で同じアドベントカードを使用することはできないが、コンファインベント(ガイ)のように複数所持している場合は、1枚ずつ消費しながら使用できる。

またアドベントカードの能力は、基本的にカードデッキの所持者に対して発動するようになっている。

そのため仮面ライダー龍騎がシュートベント(ゾルダ ギガキャノン)やガードベント(ゾルダ)を使用した際も、召喚された装備は仮面ライダーゾルダに装着されていた。

カードデッキ(かーどでっき)

仮面ライダーへの変身時に使用するアイテム。

各仮面ライダーごとに、専用のケースにアドベントカードのセットが収納されている。

変身者だけでなくカードデッキに触れている者は、ミラーモンスター出現時の異音を聞き取れるようになるほか、ミラーワールドを見ることもできる。

カードデッキ自体が仮面ライダー変身者の証にもなっており、素性を明かす目的で見せることも多い。

変身後はこの中からアドベントカードを取り出し、召喚機に装填し読み込ませることでさまざまな能力を発動しながら戦う。

カードデッキを破壊されると、変身が解除されるだけでなくミラーモンスターとの契約も解除となってしまう。

その場合は、契約していたミラーモンスターの捕食対象になるほか、現実世界とミラーワールドの行き来も不可能になるなど、命を落としてしまう危険性が非常に高い。

各仮面ライダーごとに所持するカードデッキはひとつだが、主を失ったミラーモンスターと契約を交わすことで、そのカードデッキに封入されていたアドベントカードがすべて入手できる。

仮面ライダー王蛇は、仮面ライダーライアと仮面ライダーガイのアドベントカードを入手し、その能力を駆使していた。

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必殺技・必殺武器

ドラグクローファイヤー

ドラグレッダーの頭部を模した手甲型の打撃武器・ドラグクローを標的に向けて構えることで、召喚されたドラグレッダー5000℃の火球を浴びせる必殺技。

ドラゴンライダーキック

アドベントカード「ファイナルベント(龍騎)」を召喚機に読み込ませることで発動する、龍騎の必殺技。召喚されたドラグレッダーと共に空高くジャンプしたあと空中で錐揉み回転しながらキックポーズを取ると同時に、龍騎の背後からドラグレッダーが火炎攻撃を放射。燃え盛る炎を纏いながら、凄まじい破壊力の急降下キックを繰り出す。

ドラゴンファイヤーストーム

アドベントカード「ファイナルベント(龍騎サバイブ)」をドラグバイザーツバイのカードスロットに装填することで発動する、龍騎サバイブの必殺技。召喚されたドラグランザーに龍騎サバイブがジャンプして跨ると、ドラグランザーが空中でバイク形態に変化。着地と同時に標的に向けて爆速でウイリー走行しながら火炎弾を連続放射。逃げ場を無くしつつ車体で踏み潰し、爆炎に包み込むという荒業。

ベノクラッシュ

アドベントカード「ファイナルベント(王蛇)」を使った仮面ライダー王蛇の必殺技。宙返りしつつ跳躍するする王蛇が、ベノスネーカーが吐き出した毒液を背後から浴びつつ敵へ猛突進し、左右の足を交互に振り上げながらの連続キックを叩き込む。

FAQ・トリビア

仮面ライダー龍騎のマシン・バイクは?

神崎士郎によって作られたライドシューターを、13人の仮面ライダー全員が所持している。操作系統のすべてが集約されているマニピュレート・コンソールのデッキに、スターターカードを挿入することで起動。現実世界とミラーワールドを結ぶ異次元空間であるディメンションホールを通り抜けられる機能を持つ。

仮面ライダーアギトのレギュラー俳優たちがゲスト出演

シリーズ放送中に、劇場で最終回をみせるとの異例の触れ込みで話題になった「劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」では、前シリーズ「仮面ライダーアギト」のレギュラー俳優らがゲスト出演している。タイ料理の店員役に賀集利樹(仮面ライダーアギト/津上翔一)、お好み焼き屋で青のりのカップを拾う客役に要潤(仮面ライダーG3/G3-X/氷川誠)、浅倉に理由なく絡まれ吹っ飛ばされる役で友井雄亮(仮面ライダーギルス/葦原涼)が扮するほか、意外な人物のサプライズ登場にも注目だ。

仮面ライダー龍騎に関連する映画・劇場版・ビデオ作品

テレビシリーズ
「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」
「仮面ライダーディケイド」
「仮面ライダーウィザード」
「仮面ライダージオウ」

テレビスペシャル
「仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS」
「仮面ライダーG」

映画
「劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」(2002年8月17日公開)
「劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」(2009年5月1日公開)
「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」(2009年8月8日公開)
「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」(2009年12月12日公開)
「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」(2011年4月1日公開)

スーパーヒーロー大戦シリーズ
「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」(2012年4月21日公開)
「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」(2014年3月29日公開)
「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」(2015年3月21日公開)
「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」(2017年3月25日公開)
「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」(2013年12月14日公開)
「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」(2018年8月4日公開)
「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」(2018年12月22日公開)
「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」(2019年7月26日公開)
「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」(2019年12月21日公開)

Webドラマ
「dビデオスペシャル 仮面ライダー4号」
「仮面ライダーブレイブ〜Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!〜」
「仮面ライダージオウ スピンオフ PART2『RIDER TIME 龍騎』」

動画配信サービス一覧

東映特撮YouTube Official

<その他の配信サービス>

東映特撮ファンクラブ
Hulu(フールー)
dTV
TELASA(テラサ)
milplus(みるプラス)
TSUTAYA TV
FOD
ビデオマーケット
Amazon Primeプライム・ビデオ
DMM.com
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Rakuten TV

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