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仮面ライダーWとは?
仮面ライダーW(かめんらいだーだぶる)とは、2009年(平成21年)に放送を開始した平成仮面ライダーシリーズの第11作。2人の主人公で1人の仮面ライダーへ変身するシリーズ史上初にして唯一のコンセプトで新風を吹き込んだ。
作品名:仮面ライダーW
放送開始:2009年9月6日〜2010年8月29日(全49話)
原作:石ノ森章太郎
脚本:三条陸
監督:田﨑竜太
出演:桐山漣、菅田将暉、山本ひかる、木ノ本嶺浩、生井亜美、飛鳥凛、君沢ユウキ、寺田農、吉川晃司
ナレーター:立木文彦
主題歌/テーマ曲/挿入歌:
オープニングテーマ(op):「W-B-X ~W-Boiled Extreme~」歌:上木彩矢 w TAKUYA(歌詞)
挿入歌:「Cyclone Effect」歌:Labor Day(歌詞)
キャッチコピー:俺たちは / 僕たちは、二人で一人の仮面ライダーさ
作品概要・あらすじ
二人で一人の仮面ライダー
いつも心地よい風が吹き、色とりどりの風車が回るエコの街「風都(ふうと)」。この街を愛する左翔太郎(ひだりしょうたろう/演:桐山漣)は、ハードボイルドに憧れる私立探偵。このところ、風都の街に頻発している不穏な事件を調査している。
全ての事件の共通点は、何者かから超人並みの力を手に入れることができるガイアメモリを入手した人間が、怪人ドーパントとなって街を破壊しているということ。事件を解決するために、翔太郎は巨大な知識のデータベースである「地球の記憶」にアクセスが可能な相棒のフィリップ(演:菅田将暉)とともに謎を解明していく。ドーパントの破壊行為を阻止するために、二人は仮面ライダーWへと変身して立ち向かい、風都を影で操る悪の組織と対峙することになる。
みどころ
個性&魅力あふれるキャラクター布陣
主人公の翔太郎は、キザなセリフまわしや所作でハードボイルドな探偵をきどるが、本当は誰よりも情に厚い人情派。相棒のフィリップからもハーフボイルド(半熟)とからかわれるほど。一方フィリップは、「地球の記憶」と呼ばれる巨大なデータベースにアクセスし、キーワードであらゆる事象を検索できる少年だが、誰もが知っている一般知識を持ち合わせず、周りを驚かせる。
翔太郎の探偵事務所の家主を名乗り、ある日突然現れた鳴海亜樹子(なるみあきこ/演:山本ひかる)は、何でも臆せずに物を言い、首を突っ込む性格で翔太郎のハードボイルドを乱しまくる。2人で1人の探偵活動は、亜樹子のペースに巻き込まれるかたちでなかば強引に3人で事件を解決する展開へ…。
ストーリーが進むに連れ、亜樹子の父・鳴海荘吉(なるみそうきち/演:吉川晃司)と弟子の翔太郎の関係性、どこか影のあるフィリップの過去が明らかにされていく。
仮面ライダーWの変身シーン
サイクロン!ジョーカー!
変身!
翔太郎とフィリップは、USBのような形状をしたガイアメモリを使って仮面ライダーWに変身する。変身時に2人が同じ場所にいる必要はなく、遠隔でも翔太郎が変身ベルトのダブルドライバーを腰に装着することで、フィリップの腰にも変身ベルトが出現。ベルトの左右にガイアメモリを装着するスロットがあり、右側にフィリップのメモリ、左側に翔太郎のメモリを装着し、「W」の形状へ展開させ、起動することで翔太郎の身体で仮面ライダーWへと変身。変身時はフィリップの身体は休眠状態となり、仮面ライダーWに2人の意識と能力が集約される。
翔太郎は左半身(ボディサイド)、フィリップは右半身(ソウルサイド)をつかさどり、それぞれのメモリを変更することでフォームチェンジし、敵の能力に合わせてパワーや技を強化することができる。
仮面ライダーが複数登場することは過去のシリーズでもあったが、2人の主人公が登場し、2人で1人の仮面ライダーに変身するという展開はシリーズ初にして唯一の試みである。
仮面ライダーWの変身フォーム一覧
フォーム | 登場作品(初登場話) |
サイクロンジョーカー(基本形態) | 仮面ライダーW(第1話) |
ルナジョーカー | 仮面ライダーW(第1話) |
ヒートメタル | 仮面ライダーW(第2話) |
サイクロンメタル | 仮面ライダーW(第3話) |
ヒートジョーカー | 仮面ライダーW(第3話) |
ルナメタル | 仮面ライダーW(第4話) |
サイクロントリガー | 仮面ライダーW(第5話) |
ヒートトリガー | 仮面ライダーW(第6話) |
ルナトリガー | 仮面ライダーW(第6話) |
ファングジョーカー | 仮面ライダーW(第16話) |
サイクロンジョーカーエクストリーム | 仮面ライダーW(第32話) |
仮面ライダージョーカー | 劇場版 仮面ライダーW AtoZ 運命のガイアメモリ |
サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム | 劇場版 仮面ライダーW AtoZ 運命のガイアメモリ |
仮面ライダーサイクロン | 小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~ |
ファングトリガー | 風都探偵(週刊ビッグコミックスピリッツ連載中) |
敵の組織・ミュージアムと怪人ドーパント
園咲家を中心とする秘密結社ミュージアムは、平和な風都の街にガイアメモリをばらまき、欲望を持つ人間たちを次々と怪人ドーパントへ変えていく。
園咲家では一人ひとりが自分専用のガイアメモリを持ち、上級ドーパントへと変身する。主・園咲琉兵衛(そのざきりゅうべえ/演:寺田農)はテラー・ドーパント、長女の園咲冴子(そのざきさえこ/演:生井亜美)はタブー・ドーパント、妹の園咲若菜(そのざきわかな/演:飛鳥凛)はクレイドール・ドーパント、冴子の夫となった園咲霧彦(そのざききりひこ/演:君沢ユウキ)はナスカ・ドーパントへと変身する。
敵なのに憎めないダークヒロイン・園咲若菜
劇中のムードメーカー的な役割を果たすヒロイン・鳴海亜樹子とは対象的に、裏表のある性格で人々を翻弄する園咲家の次女・若菜。ワガママ放題で周囲を困らせる一方で、悪の組織を動かす一族に生まれた運命に苦悩する一面を見せる。
一度は自らの運命に抗おうと決意するが、ある事実を知った若菜は完全に宿命を受け入れてダークヒロインへと堕ちていく…。悪意や悪事の裏に、どこか哀しみや痛みを垣間見せる若菜は、敵ながら憎みきれないもう一人のヒロインだ。
名セリフ・名言・決めゼリフ
私聞いてない、そんなこと
(第1話、他:鳴海亜樹子)
僕たちは二人で一人の探偵だもの
(第1話:フィリップ)
止めてやるよ、俺が。いや、俺たちが
(第1話:左翔太郎)
さあ、お前の罪を数えろ!
(第1話、他:左翔太郎/フィリップ)
必殺技・各種アイテム
マキシマムドライブ
仮面ライダーW作品において、仮面ライダーがガイアメモリの保有する力を最大限に引き出し、必殺技を放つことができる状態になること。
ジョーカーエクストリーム
仮面ライダーWの基本形態、サイクロンジョーカーが繰り出す必殺技。空中から右半身と左半身を分離させ、ジョーカーの右足で敵にめがけて蹴り込むライダーキック。
メモリガジェット
白い包帯とサングラスで顔を覆った謎の覆面女性シュラウドが設計・開発する支援ガジェット。小動物や昆虫の形態を模したツールで、武器や命綱にもなる強靭な糸を吐き出すスパイダーショック、デジタルカメラとして撮影・記録ができるバットショット、携帯電話のスタッグフォンなどがある。シュラウドの設計図を元にフィリップも組み立てることが可能。
ファングメモリ
仮面ライダーWがファングジョーカーへ変身するための小型恐竜型の変身アイテム。フィリップが危機にさらされた時に姿を表す。
エクストリームメモリ
仮面ライダーWサイクロンジョーカーエクストリームへ変身するため鳥型の変身アイテム。
FAQ・トリビア
仮面ライダーWのモデル・モチーフは?
仮面ライダーWの基本形態は、左半身が緑、右半身が黒。風にたなびくマフラーは初代1号へのオマージュ。
仮面ライダーWの専用マシン・バイクは?
仮面ライダーWが乗るマシンはハードボイルダー。仮面ライダーWと同様に前後でカラーが分かれるのが特徴。後部のテールユニットは脱着可能になっており、組み替えることで能力を変換できる。赤色のハードタービュラー装着時は空中戦、黄色のハードスプラッシャー装着時は水上戦を繰り広げることができる。
風都探偵がアニメ化
2021年4月、仮面ライダー生誕50周年を記念し、仮面ライダーWの正統続編である人気漫画「風都探偵」のアニメ化が発表された。仮面ライダー史上初となるシリーズアニメ作品で、2022年夏配信開始予定。
→「風都探偵」アニメ化決定!!仮面ライダー史上初のシリーズアニメ化!
仮面ライダーWに関連する映画・劇場版・ビデオ作品
「仮面ライダーW FOREVER 運命のガイアメモリ」(2010年8月7日公開)
「撮影報告書 メイキング・オブ・仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」(2010年7月21日公開)
「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル」(2011年4月21日公開)
「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル」(2011年7月21日公開)
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