KAIJIN

こぶらコブラ

登場作品
仮面ライダー THE FIRST
初登場回/初登場作品
『仮面ライダー THE FIRST』(2005年11月5日公開)

説明

秘密結社「ショッカー」に所属する、コブラの能力を備えた改造人間。

改造手術を受けた青年、三田村晴彦がコート型の特殊強化服を装着し、コブラの頭を模した仮面をかぶることで、コブラとしての姿に変わる。

周囲の空気を歪めるほどの風圧を発する回し蹴りや強力な肘打ちなど、圧倒的な怪力を活かした格闘術を得意とする。相手を殴る直前、腕に漆黒の気を集中させることで、強化された打撃を繰り出せる。また、後頭部から伸びる蛇の尾を模した触手は、自在に動かせるだけでなく取り外すことも可能で、劇中ではスネークが鞭として使用していた。

行動を共にするスネーク=原田美代子とは恋人同士。不治の病に冒されていた美代子が、その治療を条件としたスパイダーの誘いに乗ったため、闘病中だった晴彦も彼女とともにショッカーの改造手術を受けた。これによって病は完治したようだが、その代償として以後はショッカーに従っている。

1年後、一文字隼人=仮面ライダー2号が本郷猛=仮面ライダー1号の始末に失敗すると、ショッカーが裏切り者とみなした隼人を処分すべく、スネークとともに派遣された。しかし、このときは隼人を追い込みながらも、本郷が駆け付けたため逃亡を許してしまう。

のちにバットが緑川あすかを拉致すると、彼女を取り戻すべく1号と2号がアジトに乗り込んできた。コブラは、スネーク、バット、ショッカー戦闘員たちと共に迎撃を開始。スネークとの連携攻撃などによって一度は追い詰めるも、反撃によって戦闘員たちやバットが倒されてしまった。コブラはなおも奮闘したが、1号の連続パンチを受けてひるんだ隙に投げ飛ばされ、続けざまに空中で「ライダーキック」を叩き込まれて致命傷を負う。最後は、2号によって倒されたスネークにガーベラの花を手向けて力尽きた。


身長:179.0cm

体重:65.0kg

特色/力など:怪力を活かした格闘


声:ウエンツ瑛士(うえんつ・えいじ)

変身者

  • 三田村晴彦/コブラ

関連人物

  • 本郷猛

  • 一文字隼人

  • スパイダー

  • ショッカー幹部(女性)

  • ショッカー幹部(男性)

  • ショッカー幹部(老紳士)

関連怪人

  • バット

  • スネーク

  • ショッカー戦闘員