どくろいのししドクロイノシシ

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第31話『呪いの大幹部 キバ男爵出現!!』(1973年9月15日放送)
■説明
頭蓋骨と猪の顔が混ざったような頭部を持つ改造人間。
ボルネオ島のサンギラー山脈に生まれ、長きにわたり棺の中で眠りについていたが、キバ男爵の命によって現代に蘇った。
呪術的な能力を持つ「キバ一族」のひとりで、ドーブー教に伝わる悪魔の太鼓の音をエネルギーとしている。
触れた相手を白骨化させる牙を備えており、これを獲物に突き立てて生き血を啜る。餌食となった白骨は意のままに操ることができ、元の人間の姿への擬態も可能。この能力を用いて敵を欺くなど、狡猾な作戦を好む。
戦闘においては、「猛毒牙」と呼ばれる巨大な牙を両脇に抱えて敵に突撃する戦法をとる。さらにカギ爪状に鋭くとがった左手を用いた、切り裂き攻撃も繰り出す。
「少年仮面ライダー隊」の隊員、宮田トシ子が住む村を襲い、トシコとその家族以外の村人を自身の傀儡とする。
その村の異変を察知し、調査にのために訪れた風見志郎に戦闘員とともに襲い掛かるが、志郎は仮面ライダーV3に変身して応戦。猛毒牙による突撃などを仕掛け、拮抗した勝負を展開しつつ隙を突いてV3を崖下へと叩き落とすと、土砂崩れを起こして砂の中に生き埋めにした。
V3が土中から脱出したことを知ると、トシ子の母親を人質にトシ子を利用。志郎を誘い出して難なく捕えることに成功した。磔による火炙り刑に処そうとするも、あと一歩のところでハリケーンが自動運転で駆け付けて脱出されてしまう。再び変身したV3を撃破するべく、傀儡にした村人たちを盾に無力化を図るも、自身のエネルギーの源である悪魔の太鼓、その音を届けるための棺をV3に破壊され、村人を操る力を封じられてしまう。これにより怯んだ隙を狙われて、V3必殺の「V3フライングキック」を喰らい、爆散した。
身長:179.0cm
体重:67.0kg
特色/力など:牙に触れたものを白骨化させる、白骨化させた人間を操る、悪魔の太鼓の音がエネルギー
声:沢りつお(さわ・りつお)