KAIJIN

はりふぐあぱっちハリフグアパッチ

登場作品
仮面ライダーV3
初登場回/初登場作品
第19話『ハリフグアパッチの魚雷作戦!!』(1973年6月23日放送)

■説明

ハリセンボンと魚雷の特性を併せ持つ機械合成怪人。攻撃する前などに予備動作として腹部を膨らませることがある。

全身を覆う棘には猛毒があり、これを抜いて投げナイフのように投擲。着弾と同時に爆発するため、毒も含めて標的に効果的なダメージを与えられる。また、長く尖った鼻からは毒液が発射可能。盛り上がった左肩には、一発で船を沈めるほどの威力を持つ「フグ魚雷」の発射口が備わる。フグ魚雷には自動追尾装置が備わっており、地上から水中に向けて撃てば、あとは自動的に目標を撃破してくれる。ただし、このフグ魚雷はハリフグアパッチ自身が生成しているわけではないため、一度使用すると工場で作られたものを再装填しなければならない。

フグ魚雷で世界中の船舶を破壊する作戦を敢行。その足掛かりとして、竜の子崎沖の近くにある地図にない島「デストロン島」の領海を支配しようと、島に近づく漁船をフグ魚雷で沈めていた。また、フグ魚雷を作成する労働力として人間たちを誘拐。デストロン島へと連れ去っていた。

だが、竜の子崎沖で息子の正太とともに釣りをしていた中村有三に姿を見られたことが起点となり、風見志郎が近辺調査に現れる。一度目に対峙した際には仮面ライダーV3に変身する間も与えず一方的に攻撃。海中へと逃げる志郎にフグ魚雷を打ち込むも、完全に仕留めることはできなかった。気絶した志郎は偶然にもデストロン島へと流れ着き、岩場の多い海岸にて二度目の対決が繰り広げられる。この際、志郎がV3に変身するもこれと互角に渡り合い、両者空中での激突の末に自身はダメージを受け、V3は海中に落下という痛み分けに終わった。

その後、本来の作戦を遂行していたが、V3が再びデストロン島に上陸。三度目の戦いへと発展するが、こちらが繰り出す攻撃をことごとく避けられてしまい、最後は「V3きりもみキック」を受けて爆散した。


身長:168.0cm

体重:58.0kg

特色/力など:フグ魚雷、体中に生えたトゲ、鼻から放出する毒液


声:沢りつお(さわ・りつお)

関連人物

  • ドクトルG

  • 風見志郎

  • 立花藤兵衛(V3)

  • 中村有三

  • 中村正太

関連怪人

  • デストロン首領

  • デストロン戦闘員