わにじゅうじんワニ獣人

- 登場作品
- 仮面ライダーアマゾン
- 初登場回/初登場作品
- 第8話『学校を襲ったワニ獣人!!』(1974年12月7日放送)
■説明
ワニの能力を備えた獣人。動かなければ剥製に見間違えられるほど、本物のワニに近い外見をしている。
口腔部に生えた牙や両手足の先に備わる爪を武器に敵を切り裂くほか、太い尾を勢いよく振りまわして強烈な一撃を見舞う。
全身が鋼鉄よりも硬い鱗で覆われており鈍重そうなイメージを受けるが意外とすばやく、一気に距離を詰めて獲物に近づくと体重をかけてのしかかり、頭から飲み込もうとする。
子供たちを誘拐して燻製の保存食にするため、アマゾンの友達である岡元まさひこが通う小学校に、標本のフリをして潜入した。
しかし、たまたま通りかかった用務員を襲っている一部始終を、まさひこのクラスメイトが目撃。まさひこがそのことをアマゾンに知らせに行っているあいだに、学校にいる子供たちの襲撃を開始した。
そこにアマゾンが出現し仮面ライダーアマゾンに変身。自身が囮となってアマゾンライダーを引き付けて、赤ジューシャに子供たちを燻製工場へと誘拐させ、頃合いを見計らって撤退した。
秘密結社「ゲドン」のアジトへ帰ると、誘拐の成功に関しては十面鬼ゴルゴスに称賛されるも、アマゾンを仕留めそこなったことを叱責。処刑されそうになるも、岩石に埋め込まれた悪人たちの話し合いにより処分保留となり、再起のチャンスが与えられた。
その後、誘拐犯と間違われて縄で縛られたアマゾンの前に現れ、その命を奪わんと大顎を開いて噛みつくも、自力で縄を破ったアマゾンはアマゾンライダー変身。戦いへと発展する。
アマゾンライダーが猛攻を仕掛けてきたために一時撤退を決め、草木を利用して身を隠し逃走。だが、ジャングラーを駆るアマゾンライダーにすぐさま発見されてしまい、戦闘は続行に。
一気に距離を詰められ組み付かれた際には、体重差を利用してのしかかり優位に戦闘を進めたが、再度組み付いた際は噛みつきによる反撃を受けてしまい、怯んだ隙に「大切断」による手刀の一撃を脳天に受けて力尽きる。
なお、誘拐された子供たちは、モグラ獣人に導かれて燻製工場へとたどり着いたアマゾンライダーによって全員救出された。
身長:105.0cm
体重:220.0kg
特色/力など:鋼鉄より硬い鱗、鋭い牙や爪による攻撃、体重を生かしたのしかかり
声:八代駿(やしろ・しゅん)