KAIJIN

へびじゅうじんヘビ獣人

登場作品
仮面ライダーアマゾン
初登場回/初登場作品
第7話『とける!とける!恐怖のヘビ獣人!?』(1974年11月30日放送)

■説明

ヘビの特性を備えた獣人で、十面鬼ゴルゴスから「ゲドンでいちばん悪知恵が働く獣人」と称されるほどに狡猾。

巨大なヘビの胴体から人間のような足が生えた奇妙な形状をしており、尻尾を引きずりながら二足歩行で歩く。この尻尾は、ある程度の長さまで伸ばすことが可能で、振り回してリーチを活かした攻撃を繰り出すほか、獲物に巻き付けて動きを封じることもできる。

人間を生きたまま丸呑みして吐き出すことで、自らの意のままに操れる「ヘビ人間」へと変貌させる能力を持つ。

十面鬼ゴルゴスの命により、アマゾンからギギの腕輪を奪うべく行動を開始する。

まずは、アマゾンの友人となった有馬ひろみと、その父である生物学者、有馬精一郎を利用。アマゾンを生け捕りにするべく、有馬の助手である井崎を襲いヘビ人間へと変えた。

井崎を操り「言葉も文明も知らない、実験材料に最適な男が東京におり、その行方をひろみが知っているから、連れて来てもらおう」と精一郎に吹き込ませ、ひろみの目の前でアマゾンを捕えることに成功する。

そして、用済みとなった井崎を始末するとアマゾンの前に姿を現すが、モグラ獣人からアマゾンの行方を聞いていたひろみの友人、岡本まさひこと立花藤兵衛が有馬邸を訪れたため、アマゾンの処遇は一旦保留。ひろみにふたりを追い返すように命令するも、ひろみが機転を利かせてジェスチャーで自身とアマゾンの危機をまさひこに伝え、結果アマゾンに逃げられてしまう。

急ぎ追いかけアマゾンとの戦闘に突入するも、ある程度応戦したのちに撤退。自身は囮となってアマゾンを引きつけて、まさひことひろみを赤ジューシャに誘拐させる。

ヘビ獣人の本当の狙いはアマゾンを遊園地「東急ハイランド」へと誘い出すこと。アマゾンが見たことのない遊具の数々を起動し、その心を恐怖に落とさんとしたのである。そして、まさひことひろみを連れた赤ジューシャを追うアマゾンを東急ハイランドへと導くことに成功。狙い通りにアマゾンの心を惑わせることに成功するが、危機感を募らせるアマゾンは仮面ライダーアマゾンに変身。まるでジャングルの木々の間を悠々と渡るかのごとく、数々の遊具による妨害を跳ね除け、ヘビ獣人の元へと迫るのだった。

そして戦いの舞台は広場へ。尻尾を伸ばしてアマゾンライダーの身体に巻き付け、そのまま丸呑みにしようとするが、頭部に連続チョップを受けて思わず解放してしまう。怯んだ隙を突かれ、打ち上げるような後ろ回し蹴りからの「大切断」で顔面を縦に斬り裂かれると、力なく横たわって絶命した。


身長:183.0cm

体重:103.0kg

特色/力など:人間を丸呑みにして操る、伸縮自在の尻尾、ゲドン1の狡猾さ

声:林一夫(はやし・かずお)

関連人物

  • アマゾン

  • 立花藤兵衛(アマゾン)

  • 岡村まさひこ

  • 有馬ひろ美

  • 有馬精一郎

  • 井崎

関連怪人

  • 十面鬼ゴルゴス

  • 赤ジューシャ