KAIJIN

じゅうじんきゅうけつこうもり獣人吸血コウモリ

登場作品
仮面ライダーアマゾン
初登場回/初登場作品
第2話『十面鬼!神か?悪魔か?』(1974年10月26日放送)

■説明

血液を食料とする吸血コウモリの特性を備えた獣人。心臓と血管が浮き出たような赤い模様の身体を持ち、背部に備わる巨大な翼で自在に空を舞う。

口腔部に見える鋭く尖った牙で獲物に噛みつき血を吸う。この牙に噛まれたると未知のウイルスに侵されて奇病を発症。病気にかかった人物は徐々に肉体が衰弱していき、やがて絶命する。治療には専用の特効薬が必要だが、その製造法を知るも者はごく少数しか存在しない。

また、吸血コウモリを使役して対象を襲わせるほか、コウモリらしく足で枝をつかんで木にぶら下がり、逆さまになった状態で攻撃を繰り出すなど、トリッキーな戦法も駆使する。

ギギの腕輪をアマゾンから奪取するため、夜間に彼を襲撃。変身した仮面ライダーアマゾンと戦闘に突入する。荒々しい戦いのなかでアマゾンライダーに投げ飛ばされてしまうが、その先には戦いを目していた正子がおり、彼女に噛みついてウイルスに感染させたのち撤退する。

その後、獣人吸血コウモリはゲドンのアジトへと帰還。十面鬼ゴルゴスに逃走したと判断されて処刑されかけるが、岩石に組み込まれた9人の悪人たちの「あと一歩まで追い詰めた」という評価によって再起の機会を与えられた。

アジトに捕らえていた人間たちの血を吸ってエネルギーを得ると、赤ジューシャにアマゾンをおびき出させ、海岸にて再戦に臨む。使役する吸血コウモリをけしかけたのち奇襲を仕掛けるも、アマゾンがアマゾンライダーに変身すると状況が一変。噛みつきによって腕部に手痛いダメージを負うと、あとは防戦一方の展開に。最後はアマゾンライダーが繰り出した必殺技「大切断」によって胸を☓字に刻まれて完全に戦意を喪失し、再びアジトへ逃げ帰った。

2度目の失態を十面鬼ゴルゴスが許すはずもなく、赤ジューシャによって拘束されると、自身が使役する小型吸血コウモリに血を吸われ処刑さるという最期を迎えた。

なお、奇病を発症し苦しんでいた正子は、アマゾンが作った特効薬により回復している。


身長:148.0cm

体重:55.0kg

特色/力など:翼を用いた飛行、噛みついて不治の病を発症させる、小型吸血コウモリを使役

声:市川治(いちかわ・おさむ)

関連人物

  • アマゾン

  • 岡村まさひこ

  • 正子

関連怪人

  • 十面鬼ゴルゴス

  • 赤ジューシャ