わーむ(さなぎたい)ワーム(サナギ体)

- 登場作品
- 仮面ライダーカブト
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『最強男』(2006年1月29日放送)
■説明
地球外生命体「ワーム」の幼体。
両手を頬に添えた骸骨のような顔を包むフードのような頭部、昆虫を思わせる節だった手足、さらには体色は緑と普通の人であれば嫌悪感を抱くような外見をしている。
右腕に備えた鋭い爪を武器にするが、個々の戦闘能力はそれほど高くはなく、集団で行動することが多い。
条件は不明だが、昆虫や甲殻類の能力を備えた攻撃能力の高い成虫へと変態でき、その直前には体色が茶色に変化し体温が急激に上昇。外皮が崩れ落ちる脱皮のような形で成虫のワームが出現する。
また、アラクネアワーム ルボアなど一部のワームは、成虫になったあとにサナギ体の姿に戻ることもあり、サナギ体の姿でもある程度は成虫の能力を扱える。
人間に「擬態」する能力を持ち、対象にした人物の外見だけでなく、記憶やクセ、身に着けている衣服にいたるまでコピーする。だが、すべてが完全というわけではなく、対ワーム秘密組織「ZECT(ゼクト)」のメンバーは、体温や匂い、肌質の違いなどで人間なのかワームの擬態なのかを判別していた。
擬態した人間は、特別な理由がある場合を除いて始末し、その者に成り代わって人間社会に潜伏。だが、擬態相手の記憶までコピーするためか、なかには擬態した人間そのものだと思い込み、ワームとしての自分を見失い人間として生活してしまうケースもあった。
また、擬態できる数に制限はなく、次々と別の人間に擬態していく個体も存在した。
身長:214.0cm~
体重:124.0kg~
特色/力など:人間への擬態、成虫への成長
声:-