かめんらいだーぶいすりー仮面ライダーV3

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『ライダー3号 その名はV3!』(1973年2月17日放送)
大選集祭 第3回募集テーマ
『仮面ライダーキャッチコピー』投稿作品
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赤き怒りの仮面に、
願うは平和の緑の目。 -
すべての秘密は、
まだ見せていない。
■説明
『仮面ライダーV3』における主役ライダー。
悪の秘密結社「デストロン」の魔の手に落ち、重傷を負った風見志郎を救うため、仮面ライダー1号と仮面ライダー2号が改造手術を行い改造人間となった。
「技の1号」の異名を持つ1号、「力の2号」の異名を持つ2号、その両方の特性を受け継ぐ戦士で「力と技のV3」と呼ばれることもあり、常人をはるかに超える身体能力と変幻自在な技を操る。
外見的な特徴としては、1号、2号との相違点が多く、赤と緑の明るめのカラーリングを基調とし、首元の襟下からは白く長いマフラーが左右になびいている
腰には仮面ライダーV3のパワーの源となるふたつの風車を備えたベルト状の装具、ダブルタイフーンを装備。
変身時は、まず右側に水平に伸ばした両腕を「変身」の声とともに時計の針のように反時計回りに左側へと回転。そして勢いよく右肘を腰まで引いたのちに右腕を左斜め上に勢いよく伸ばし、左腕は拳を下にして腰の位置に。同時に「ブイスリー!」の掛け声とともに両手を上げて大ジャンプ。空中でダブルタイフーンの風車が大回転し、志郎はV3へと変身を果たす。
戦闘においてはパンチやキックによる格闘攻撃が中心で、強力な連続攻撃でデストロン戦闘員や怪人を追い詰めていく。
また、V3が有する能力や数々の技は「26の秘密」とも呼ばれている。腰部のダブルタイフーンや、肩の内部機構である「特殊スプリング筋肉」、瞬間的に馬力を上げて2倍のパワーを発揮する「レッドランプパワー」など体に備わった能力。そのほかには、ダブルタイフーンの左腰にセットされた、上空に打ち上げることで10㎞四方を探査できる小型探査装置「V3ホッパー」。V3の必殺キックの代表格とも言える一度飛び蹴りを喰らわした標的を土台に後方空中回転を行い、その勢いのまま再び飛び蹴りを放つ「V3反転キック」、空中で旋回した際のエネルギーを利用して威力を高める「ライダー遠心キック」を始めとした必殺技などが26の秘密に数えられる。だが、誕生した直後に生みの親でもある1号と2号が行方不明になったこともあって自身もその能力について知らない部分が多く、デストロンとの戦いのなかで徐々に解き明かされていった。
26の秘密以外にも多彩な必殺技を考案し、怪人相手に披露した。特に空中からの攻撃が多く、強力な飛び蹴りを見舞う「V3キック」、きりもみ回転を加えつつ両足をそろえた、いわゆるドロップキックの体勢で放つ「V3回転フルキック」、同じくきりもみ回転をしながらジャンプし、上空から勢いをつけた手刀を打ち下ろす「きりもみチョップ」などを披露。さらに立花藤兵衛との特訓で「ビッグスカイパンチ」「ビッグスカイキック」「V3マッハキック」といった技を編み出している。
また、原始タイガーを相手に1号、2号と共闘した際には、並走する2台の新サイクロン号の間にまたがるように立ち、左手を1号の右肩、右手を2号の左肩に置くというフォーメーションを組んでエネルギーを集中させ、そのまま体当たりをする「ライダートリプルパワー」という必殺技を炸裂させた。
無敵にも思えるほど優れた能力を持つV3だが、一方で弱点が4つあることも明示されている。
そのひとつがダブルタイフーンからエネルギーを放出する必殺技「逆ダブルタイフーン」。この技を発動させると、3時間のあいだ変身ができなくなってしまう。なお、ほかの3つの弱点については、劇中で明確化されることはなかったが、イカファイアの戦いにおいて「砂地での戦いが苦手」、「ダブルタイフーンの風車の回転を止められるとパワーダウンする」という弱点を露呈し、敗北を喫している。
専用のマシンは、1号と2号が制作した高性能バイク、ハリケーン。移動手段としてだけでなく、時速600㎞まで加速させた状態でジャンプし体当たりを仕掛ける「ハリケーンダッシュ」、より加速を加えて空中を飛ぶ相手にまで届く体当たりを放つ「ハリケーンラストダッシュ」も使用できる。また「ビッグスカイパンチ」と「ビッグスカイキック」を放つ際にも、空中でハリケーンを踏み台にしてより高くジャンプするなど、戦闘時において様々な局面で運用された。
変身者:風見志郎
変身時に使用するアイテム:ダブルタイフーン
変身者

スペック
■身長:180cm■体重:78kg
■ジャンプ力:一跳び60.0m
■走力:100mを1.6秒
必殺技:「V3キック」「V3反転キック」「V3マッハキック」「V3回転フルキック」「V3ドリルアタック」「逆ダブルタイフーン」「ビッグスカイキック」「V3きりもみチョップ」など
レッドボーン
エネルギーを集中させることで強力なパワーを放出する「レッドボーンパワー」が使用できる。レッドボーンを膨張させて全身をタイヤ型に変形させ、敵に体当たりを繰り出す「レッドボーンリング」という技も使える。特殊スプリング筋肉
肩に仕込まれたあらゆる衝撃を吸収する筋肉。通常の特殊強化筋肉の10倍の強度を誇り、フルスイングされた巨大鉄球の一撃も受けとめる。特殊強化筋肉
特殊合成繊維でつくられた人工的な筋肉。銃弾をもたやすく跳ね返し、高熱にも耐える。コンバーターラング
ダブルタイフーンから送られたエネルギーを蓄積し、同時に超小型原子炉を起動させて全身の人工筋肉のパワーを発生させる。また、圧縮ボンベが内蔵されており、水中でも3時間連続での活動が可能。その他の機能
全身に纏っているスーツには、特殊コーティングで高圧電流から身を守る「V3バリヤー」を張る機能や、冷気を噴出させて標的を一瞬で凍らせる「フリーズショット」という技が発動可能。腕をクロスすることで一時的に人工筋肉を鋼鉄以上に硬化させる細胞強化装置を内蔵。
両足には超小型原子炉を内蔵しており、これを起動させて高熱を発生してからの蹴りを放つ「火柱キック」という技が発動可能。
- スペック
- レッドボーン
- 特殊スプリング筋肉
- 特殊強化筋肉
- コンバーターラング
- その他の機能

背面
仮面ライダーV3の背面マフラー
風になびかせて空中での姿勢制御に使用される。左右に長く伸ばせば羽のような機能「グライディング」が発揮され、グライダーのように空中を滑空できる。- 背面
- マフラー

頭部
仮面ライダーV3の頭部Cアイ
視力5.0を誇る複眼。怪人の身体構造を透視して弱点を察知する「マトリックスアイ」、目に見えないわずかな光や熱を感知して逃げた怪人の痕跡を見つける「エレクトロアイ」といった機能を持つ。超触覚アンテナ
テレパシーにより仲間の仮面ライダーと交信できる機能を持つ。100万Vの稲妻を放射する「V3サンダー」という技を発動可能。Oシグナル
2Km以内にいる怪人を発見すると点滅して知らせる改造人間探査装置。- 頭部
- Cアイ
- 超触覚アンテナ
- Oシグナル