くもん かいと駆紋戒斗

- 登場作品
- 仮面ライダー鎧武/ガイム
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『変身!空からオレンジ!?』(2013年10月6日放送)
「俺は誰にも屈しない……俺を滅ぼす運命にさえも!」
■プロフィール
種族:人間→オーバーロード
性別:男性
年齢:20歳(2013年・TV本編[#01]開始時点)
職業・身分など:チームバロンのリーダー(#18でザックに後を託してチームを抜ける)
家族など:父と母はすでに亡くなっている
演:小林豊(こばやし・ゆたか)
■この人物が変身するアーマードライダーや怪人
■説明
チームバロンのリーダー。
確固たる信念を持ち、一貫して強さを追い求め続ける男。
その根底には幼い頃に味わった「強者に踏みにじられる弱者としての痛み」があった。
成長した駆紋戒斗は沢芽市で一番のダンスチームを力づくで乗っ取り、「チームバロン」として勢力争いを開始。
インベスゲームで強さを誇示するチームバロンであったが、アーマードライダー鎧武の登場により勢力バランスが崩れ始める。
そしてシドから戦極(センゴク)ドライバーを手に入れた戒斗もまた、アーマードライダーバロンとして参戦。
葛葉紘汰やユグドラシル・コーポレーションとの戦いを繰り広げた末、ビートライダーズの抗争終了を機にチームバロンを脱退する。
「人間の限界を超えて世界そのものを屈服させる手段」を求めていた戒斗は、戦極凌馬からの情報をもとにヘルヘイムの森を捜索し、その手掛かりとなるオーバーロード・デェムシュと交戦。
圧倒的な力に翻弄されながらも決して屈することはなく、湊耀子から手に入れたゲネシスドライバーでアーマードライダーバロン レモンエナジーアームズへと変身し、アーマードライダーたちをまとめ上げてデェムシュの横暴に立ち向かう。
その後、レデュエとの戦闘でヘルヘイム症に感染した戒斗は、症状の進行をゲネシスドライバーの力で抑え込み続けたことで耐性を獲得。
ヘルヘイムの果実を口にしたことをきっかけに、自我を保ったままロード・バロンへの進化を遂げるのだった。
人間を超えた戒斗が目指すのは、弱者が踏みにじられない世界。
「黄金の果実」を掴んだ最強の男として高司舞(はじまりの女)を手に入れ、誰かを虐げる力を求めない「新しい生命」でこの星を満たそうとしていた。
そしてインベスの大軍を引き連れ、葛葉紘汰=アーマードライダー鎧武 極アームズとの決戦を開始。
死闘の末、グロンバリャムの破片に貫かれて人の姿に戻った戒斗は、紘汰の強さを認めると共に息を引き取った。
ヘルヘイムの消滅から7ヶ月後、存在の残滓となった駆紋戒斗は復活した御神木のもとに姿を現し、舞(はじまりの女)と再会。
人類の未来を信じる彼女の強さにあらためて敬意を示すと、穏やかな表情でこの世を去った。
■戦闘時の決め台詞など
「力とは強さの証を立てるもの。貴様に足りないのはその覚悟だ」
「黙れ。俺が屈しない限り、貴様が勝ったわけではない!」
「貴様の真理など机上の空論。俺の真理はこの拳の中にある」
「俺の未来で待っていろ。そう長くはかからない」
「お前は……本当に強い」