仮面ライダー響鬼|作品ガイド|キャスト・俳優・キャラクター・登場人物一覧

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<エピソード一覧>

仮面ライダー響鬼とは?

出典:仮面ライダーWEB(公式)

仮面ライダー響鬼(かめんらいだーひびき)とは、2005年(平成17年)1月に放送を開始した平成仮面ライダーシリーズの第6作。少年・安達明日夢(あだちあすむ/演:栩原楽人)が、人を襲い食らう怪物・魔化魍(まかもう)と戦うヒビキ(ひびき/演:細川茂樹)と出会い、憧れ、成長していく姿を描く。

作品名:仮面ライダー響鬼
放送開始:2005年1月30日~2006年1月22日(全48話)
原作:石ノ森章太郎
脚本:きだつよし、大石真司 ほか
監督:石田秀範 ほか
出演:細川茂樹、栩原楽人、渋江譲二、川口真五、蒲生麻由、神戸みゆき、森絵梨佳、秋山奈々、中村優一、梅宮万紗子、松田賢二、水木薫、下條アトム、村田充、芦名星
ナレーター:中井和哉、中田浩二
音楽:佐橋俊彦
主題歌/テーマ曲/挿入歌:
オープニング:「輝(かがやき)」作曲・編曲:佐橋俊彦、「始まりの君へ」歌:布施明(歌詞
エンディング:「少年よ」歌:布施明(歌詞
キャッチコピー:ぼくたちには、ヒーローがいる。

<登場人物・キャラクター/俳優・キャスト一覧>

ヒビキ
(細川茂樹)
安達明日夢
(栩原楽人)
イブキ
(渋江譲二)
トドロキ
(川口真五)
ザンキ
(松田賢二)

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<仮面ライダー一覧>

仮面ライダー響鬼仮面ライダー威吹鬼仮面ライダー轟鬼仮面ライダー斬鬼仮面ライダー朱鬼

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作品概要・あらすじ

もののけや妖怪の類として古来より伝承される「魔化魍」。人を襲い喰らう怪物を退治するため、己を身体を鍛え、変身することで超人的な能力を発揮する戦士「鬼」が立ち向かい、戦いを繰り広げていた。

14歳の少年・安達明日夢は、幼馴染の持田ひとみ(もちだひとみ/演:森絵梨佳)らと共に、間近に控える高校受験に向けて勉学に励んでいた。ある日、法事に参列するため、屋久島へ向かうフェリーに乗り込んだ明日夢は、海に転落しそうになった男児を助けるヒビキと出会い、その超人的な身体能力に驚き、次第に興味を持つ。

法事を終えた明日夢は、退屈していた従姉の千寿(ちず/演:大西麻恵)と共に山へ出かけることに。山中でヒビキと再開するも、ツチグモの童子(どうじ/演:村田充)と(ひめ/演:芦名星)に千寿が拉致されてしまう。

粘糸に絡まれた千寿を明日夢に任せたヒビキは、仮面ライダー響鬼に変身、童子と姫に立ち向かう。仮面ライダー響鬼と魔化魍の戦いを目にした明日夢。そこで初めて魔化魍の存在を知るとともに、ヒビキとの不思議な関係が始まるのだった。

みどころ

師弟が紡ぐ強い「絆」

本作では、ヒビキと明日夢、桐矢京介(きりやきょうすけ/演:中村優一)、イブキ(いぶき/演:渋江譲二)と天美あきら(あまみあきら/演:秋山奈々)、ザンキ(ざんき/演:松田賢二)とトドロキ(とどろき/演:川口真五)という、「鬼」と彼らに憧れる少年・少女の師弟関係が色濃く描かれている。

魔化魍退治の使命を持つ戦士とともに行動し、教えを乞うことで明日夢たちは何を得るのか。戦士の意志を引き継ぎ、自身も「鬼」として戦うのか。彼らの未来と人生の選択を見届けよう。

「音」にこだわった異色の演出

本作の大きな特徴のひとつが「音」。仮面ライダー響鬼らが使う変身アイテムや武器が楽器を模したものであるほか、心情を表す際に音が多用されたり、一之巻がミュージカル調で始まったりなど、従来の仮面ライダーシリーズにはない、音にこだわった演出が多用されている。

さらに、前期オープニング「輝(かがやき)」は、シリーズでもめずらしいインストゥルメンタル楽曲である。仮面ライダー威吹鬼回ではトランペット、仮面ライダー斬鬼回ではエレキギターなど、メインで活躍する「鬼」をイメージしたアレンジバージョンも多数存在。特撮作品だけでなく、『機動戦士ガンダムSEED』や『聖闘士星矢Ω』、『ミュージカル テニスの王子様』など、アニメ・ミュージカル界で数々の楽曲を生んだ佐橋俊彦が創り出す「音の世界」にも注目だ。

仮面ライダー響鬼の変身シーン

変身シーンヒビキは、音叉型のアイテム「変身音叉・音角(へんしんおんさ・おんかく)」を右手に持ち、折りたたまれている音叉部分を振って展開。指もしくは物体を叩いて打ち鳴らすと、変身音叉・音角から特殊な音波が発生、その状態で自身の額にかざすことで仮面ライダー響鬼へと変身する。

仮面ライダー威吹鬼の変身シーン

イブキは、笛型のアイテム「変身鬼笛・音笛(へんしんおにぶえ・おんてき)」を右手に持ち、折りたたまれている2本の角部分を振って展開。先端を唇に当てて吹き鳴らすと特殊な音波が発生し、その状態で自身の額にかざすことで仮面ライダー威吹鬼へと変身する。

仮面ライダー轟鬼の変身シーン

トドロキは、左手首に装着したブレスレット型のアイテム「変身鬼弦・音錠(へんしんきげん・おんじょう)」のリング部分を下に引くことで、赤い3本の弦を展開。右手で弦をかき鳴らすと特殊な音波が発生し、激しい落雷を浴びながら仮面ライダー轟鬼へと変身する。

仮面ライダー響鬼に登場する仮面ライダー一覧

フォーム/仮面ライダー初登場回
仮面ライダー響鬼一之巻
仮面ライダー威吹鬼七之巻
仮面ライダー弾鬼十三之巻
仮面ライダー斬鬼十五之巻
仮面ライダー裁鬼十五之巻
仮面ライダー轟鬼十六之巻
仮面ライダー鋭鬼二十八之巻
仮面ライダー朱鬼三十六之巻
あきら変身体四十之巻
京介変身体最終之巻
仮面ライダー剛鬼本編未登場
仮面ライダー勝鬼本編未登場
仮面ライダー闘鬼本編未登場
仮面ライダー蛮鬼本編未登場
仮面ライダー歌舞鬼「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」
仮面ライダー凍鬼「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」
仮面ライダー煌鬼「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」
仮面ライダー西鬼「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」
仮面ライダー羽撃鬼「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」

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名セリフ・名言・決めゼリフ

「鍛えてますから。シュッ」

(ヒビキ)

「晴れの日もありゃさ、雨の日だってあるよ。少年はさ、携帯無くしたよな。俺は帽子を無くした。でもさ、生きてくってことはさ、無くすことばっかりじゃないぜ」

(二十九之巻・ヒビキ)

「……まあ生きてりゃさ、何度も転んで、その度に傷を作ったり、あざを作ったりすると思うんだよね。でもそんなとき、心だけは強く鍛えておかないと、自分に負けちゃうじゃない。自分が信じたことを信じて、生きていってほしいなあって思うんだ」

(二十九之巻・ヒビキ)

「こう見えても俺は数々の女性を愛してきた男だ。文字通り、鬼のようにな」

(三十五之巻・ザンキ)

「俺、泣かないっす。ザンキさんに、心配かけないように」

(四十五之巻・トドロキ)

「今いる場所を大切にできなきゃ、次には進めないぞ」

(四十六之巻・ヒビキ)

「出会ったころからずっと、明日夢は自慢の弟子だったよ。俺についてこい。これからは俺のそばで自分らしく生きていけばいい」

(四十八之巻・ヒビキ)

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用語集

猛士 (たけし)

魔化魍を退治するため、人知れず活動している民間組織。全国各地に支部が点在している。総本部は、奈良県吉野郡の山中にある「鬼の里」。

魔化魍(まかもう)

大自然に生じる異変により生まれる怪物。「もののけ」や「妖怪」の類として古来より伝承されてきた。自然発生するだけでなく、童子や姫によって生み出される個体も存在。また、洋館に住む男女によって改造された個体は、特殊な能力を備えている。

音撃武器(おんげきぶき)

「猛士」に所属する鬼たちが使う、魔化魍退治専用の武器。どれも楽器を模した形状が特徴で、「太鼓」「管」「弦」の3パターンに分類。音撃武器を使用すると、魔化魍を鎮めるのに有効な「清めの音」を放つ「音撃」を打ち込むことができる。

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必殺技・必殺武器

爆裂強打の型(ばくれつきょうだのかた)

仮面ライダー響鬼の必殺技。魔化魍の身体に「音撃鼓・火炎鼓(おんげきこ・かえんづつみ)」を埋め込むとエネルギーが発生。太鼓のバチの形をした音撃武器「音撃棒・烈火(おんげきぼう・れっか)」を掲げ、「爆裂強打の型!」の掛け声とともに清めの音を連続で叩き込み、敵を爆発させる。

この音撃打には交互に打ち込む「火炎連打の型(かえんれんだのかた)」をはじめ、同時に振り下ろす「一気火勢の型(いっきかせいのかた)」、激しく体力を消耗するも、圧倒的な威力を誇る「豪火連舞の型(ごうかれんぶのかた)」、火炎連打の型よりも大きく振ることで、より強力な清めの音を叩き込む「猛火怒濤の型(もうかどとうのかた)」など、さまざまなパターンが存在する。

音撃射・疾風一閃(おんげきしゃ・しっぷういっせん)

仮面ライダー威吹鬼の必殺技。「音撃管・烈風(おんげきかん・れっぷう)」の先端部分に「音撃鳴・鳴風(おんげきめい・なるかぜ)」を合体させ、トランペット型の音撃モードに変形。大きく息を吸い込んで音撃管・烈風を吹き鳴らし、清めの音を敵に放ち爆発させる。

音撃斬・雷電激震(おんげきざん・らいでんげきしん)

仮面ライダー轟鬼の必殺技。魔化魍の身体にギター型の音撃武器「音撃弦・烈雷(おんげきげん・れつらい)」の刃になった先端部分を突き刺し、ボディの中央に「音撃震・雷轟(おんげきしん・らいごう)」をセットすることで音撃モードに変形。激しく弦をかき鳴らして発生させた清めの音を、直接敵に流し込み爆発させる。

FAQ・トリビア

主題歌を担当する布施明が伝説の「鬼」として本編に登場

本作の後期オープニングテーマ、エンディングテーマの歌唱を担当する布施明。伸びやかで力強い歌声が、物語を盛り上げる。布施は主題歌だけでなく、「猛士」総本部の開発局長・小暮耕之助(こぐれこうのすけ)として本編にも登場。1日で10体の魔化魍を倒した伝説を持つ「疾風鋼の鬼」が、ヒビキ達を鼓舞する。

颯爽とバイクで駆け抜ける登場シーンはもちろん、得意の歌を披露するシーンは必見だ。

仮面ライダー響鬼のマシン・バイク

凱火(がいか)

「猛士」総本部から支給された仮面ライダー響鬼(ヒビキ)専用バイク。高い機動性を持ち、魔化魍の追跡・追撃を行う。また、ディスクアニマルを収納するためのサイドバッグも備わっており、機能面でも優れている。初期はバイクの運転が苦手であったヒビキだったが、特訓を積み、凱火も乗りこなせるようになった。

竜巻(たつまき)

「猛士」が開発した仮面ライダー威吹鬼(イブキ)専用バイク。イブキによってチューンナップが施されており、排気量や最高時速など、あらゆる性能面で優れているのが特徴である。凱火と同様に、魔化魍の探索機能やディスクアニマル収納用のサイドバッグも装備。現場へ向かう際には、後部座席にあきらを乗せて急行する。

不知火(しらぬい)

仮面ライダー響鬼(ヒビキ)が使用する四輪駆動車。主に、魔化魍の出現場所に向かうための移動車として用いられる。元は市販の車両であるが、「猛士」の技術により大幅な改良が施され、最高時速は200km。ディスクアニマルや野営装備の搭載も可能で、足場の悪い山道も難なく走行できる。

雷神(らいじん)

仮面ライダー轟鬼(ザンキ)が使用する四輪駆動車。不知火とは同型の色違いで、能力も同等である。当初はザンキの弟子であるトドロキがドライバーを務めていたが、ザンキ引退後はトドロキの専用マシンとして正式に受け継がれた。

仮面ライダー響鬼に関連する映画・劇場版・ビデオ作品

<映画>

「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」(2005年9月3日公開)
「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」(2009年8月8日公開)
「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」(2009年12月12日公開)
「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」(2011年4月1日公開)
「スーパーヒーロー戦記」(2021年7月22日公開)

<小説>

「仮面ライダー響鬼 明日への指針(コンパス)」(ソノラマ文庫、2005年7月1日発売)
「小説 仮面ライダー響鬼」(講談社キャラクター文庫、2013年5月23日発売)

動画配信サービス一覧

<見放題>

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