あらすじ詳細
第48話 「2068: オーマ・タイム」
2019年8月18日放送
脚本:下山健人 監督:柴﨑貴行
あらすじ
士~ディケイドの宣言「この世界を破壊する」!
それぞれのライダーの世界が融合し始めていた。
「ビルド」のスカイウォールが現れ、「W」の風都タワーが現れ、敵モンスターが街にあふれ始めるーー。
この現象を引き起こした中心に自分がいることを、ソウゴも自覚していた。
最後のタイムトラベルーーソウゴは、タイムマジーンで、2068年に向かうーー。オーマジオウと対決するために。
「この世界を破壊する」
ディケイド=門矢士までが不穏なことを言いだしました。
スウォルツの作戦はさらに進行し、世界の終わりが迫るなかで、一同が期した起死回生の作戦。
ソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ、ウォズ、士、大樹。それぞれが自分の思いを背負って走ります。
そしてソウゴのタイムマジーンが向かうは2068年──オーマジオウとの最終決戦。それは、最後のタイムトラベル……
最終回まで、あと2回。
寄るとさわると思い出話に花が咲く企画陣。
思い返せば、1年前は「シリーズ終盤は、のほほんとノンキに……」などと話し合っていました。
「言うても夏休みやで? 人が死んだり、地球が危機に陥ったり、殺伐としたかてピンと来ぃひんやろ」
フタを開ければ、人は死ぬわ、地球は危機に陥るわ。
番組や登場人物という生き物は、机上の空論どおりには動きません。ピンと来てないのは私たちでした。
次回48話も、想定外の展開。
最後の最後まで、気を抜けないジオウなのでした。
さて夏映画。
海賊王だの獅子王だの、王様映画がぞくぞく参戦してきた今日このごろ。時の王もまだまだ盛り上がっていきます!
こちらも思い返せば、「“あの本”の映画に」という田﨑監督の言葉が出発点。
「この本によれば……」と、往年のヒッチコック劇場(←古い)よろしく、ウォズがストーリーテラー役をきどってからというもの、あの本はジオウ最大の謎になりました。
あれが“正史”だとして、誰が書いたのか。ドキュメントなのかフィクションなのか。ウォズは本気でバイブル視してるのか。すべての歴史書が作為の産物なら、誰のどんな思惑があるのか……。
シリーズ開始当初、企画陣のあいだでは、
「じつはソウゴにほだされたゲイツ or ツクヨミが書き記した本でした説」
の人気が高かった覚えがあります。
やがて、それは違うと思えてきたのは、“正史”をめぐる問題は「平成ライダー史」にも同じことが言えるから。
つまり、「本の映画に」という田﨑監督のオーダーは、平成ライダー史そのものを題材にというのとイコール。
無謀な挑戦を……と、めまいを禁じえませんでした。
ご覧になった感想を見聞きするに、「お祭り映画」として受け止めてくださった方々が多いようで嬉しいかぎり。
ともすれば難しくなりがちなテーマを、きっちりエンタテインメントに昇華させた監督の豪腕です。
EP47「2019:きえるウォッチ」ご視聴ありがとうございました!!!
いよいよ、最後の3話の1話でした!
ウォズの言うところの、あと3ページ。
演出は、柴﨑監督です!!!
仮面ライダーのいない世界から現れた怪人の数々・・・。
この最終組にあたって、ジオウのレギュラーキャスト陣は、1日、1日を噛みしめるように、集中して、撮影に臨んでいました。
そんな、最終組。
少年スウォルツと幼少ツクヨミが再び、登場しましたね。
スウォルツ役兼崎さんは、少年スウォルツ役成瀬くんに、スウォルツ味に関して話していたかと思えば、
ツクヨミ役大幡さんは、幼少ツクヨミ役松島さんを溺愛。
カメラが回っていない裏でも、兄妹、それぞれのあり様の違いをまざまざと感じました。
今回の、門矢士の一言、「世界を破壊する」とはなにか?!
ジオウの世界はどうなってしまうのか!
あと2ページです!!!
これまでのあらすじ
第47話「2019:きえるウォッチ」
放送:2019年8月11日放送
脚本:下山健人 監督:柴﨑貴行
第46話「2019: オペレーション・ウォズ」
放送:2019年8月4日放送
脚本:下山健人 監督:山口恭平
第45話「2019: エターナル・パーティ」
放送:2019年7月28日放送
脚本:下山健人 監督:山口恭平
第44話「2019:アクアのよびごえ」
放送:2019年7月21日放送
脚本:下山健人 監督:山口恭平
常磐ソウゴのRoad to the King!(※ネタバレあり)
【EPISODE47の振り返り】2019:きえるウォッチ
2019年8月11日
【EPISODE46の振り返り】2019:オペレーション・ウォズ
2019年8月4日
【EPISODE45の振り返り】2019:エターナル・パーティ
2019年7月28日
【EPISODE44の振り返り】2019:アクアのよびごえ
2019年7月21日
番組情報
- 出演者
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常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ:奥野 壮
明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ:押田 岳
ツクヨミ:大幡しえり
ウォズ:渡邊圭祐
ウール:板垣李光人
オーラ:紺野彩夏
スウォルツ:兼崎健太郎
常磐順一郎:生瀬勝久
【☆レジェンドキャスト☆】
「仮面ライダードライブ」より
チェイス:上遠野太洸
「仮面ライダーディケイド」より
門矢 士:井上正大
海東大樹:戸谷公人
- スタッフ
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【原作】石ノ森章太郎
【脚本】下山健人 ほか
【音 楽】佐橋俊彦
【クリーチャーデザイン】出渕 裕 ほか
【チーフプロデューサー】佐々木基(テレビ朝日)
【プロデューサー】井上千尋(テレビ朝日) 白倉伸一郎(東映) 武部直美(東映) 菅野あゆみ
【アクション監督】宮崎 剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
【特撮監督】佛田 洋(特撮研究所)
【監 督】田﨑竜太 ほか
【制 作】テレビ朝日 東映 ADK
【主題歌】
Over “Quartzer”
歌:Shuta Sueyoshi feat. ISSA
作詞:Shuta Sueyoshi / 溝口貴紀
作曲:MiNE / Atsushi Shimada
編曲:Atsushi Shimada