あらすじ詳細
第44話 「2019:アクアのよびごえ」
2019年7月21日放送
脚本:下山健人 監督:山口恭平
あらすじ
マラソン中の選手が、まるで神隠しのように消えた。
彼はソウゴの高校の同級生だった。
気がかりなソウゴの前にタイムマジーンが現れる。
2050年型の初期型のマジーンから下りてきたのはーー湊ミハル。
未来の仮面ライダーアクアだった。
彼は、ツクヨミとゲイツを迎えに来たと告げるーー!
苦闘の果てに、時間を取り戻したソウゴたち。
その前にあらわれたのは、仮面ライダーアクアこと湊ミハル。冬映画『フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』(2011)に登場した未来ライダーです。
数々のレジェンドにご出演いただいてきたジオウも、映画オリジナルキャラは初めて。
(21・22話の裏真司という変化球はありましたが)
30話以降テレビを離れ、夏映画にかかりっきりだった脚本の下山健人さんが、やっとこさ返り咲き。
冬映画『平ジェネFOREVER』の脚本作業はテレビ8話ぶん。夏映画『Over Quartzer』は、その記録を塗り替え、優に13話ぶんにおよびました。
ジオウさん、なんとも脚本家の手を焼かせます。
ここで、テレビと映画のカンケイって? というお話をちょっとだけ。
時計ライダーらしく、《時間》との関わりで切り取ると、テレビと映画はまるっきり逆です。
テレビは「いま」が大事。7/21 午前9時放送! とかクドクド言うのは、どんぴしゃリアルタイムに視ていただきたいから。昨日の天気予報やニュースを録画で視たってあんまり意味ないように、「いまこの瞬間」に最高のパフォーマンスを発揮するのがテレビの命。
一方、映画は「いつでも」が大事。いつ観ても何度観ても色あせないのを理想とします。
リアルタイムのテレビ、オールタイムの映画。
そのはざまに立つライダー映画は、どうするのが正解でしょう? テレビ寄りにするなら、さしずめ「44話と45話のあいだのお話」みたいなのがふさわしく、映画寄りなら独立エピソード(番外編)が望ましげ。けれど、前者は映画の良さを捨て、後者はテレビの良さを捨てることでもある。
そのジレンマを克服し、映画・テレビ両方の良さを兼ね備えた、最高の体験をお届けしようという夢を追ってます。
ましてや今回は、単にジオウという番組の劇場版であるだけでなく、平成ライダーの総決算でもあり、令和1発目のライダー映画でもある。そんなハードルの数々を、ぜんぶ越えようと思ったら、そりゃ悪戦苦闘も、13話ストロークの長きにわたろうというものです。
はてさて、『ジオウ』的な解がどうだったか──は、観てのお楽しみ!
EP43「2019: ツクヨミ・コンフィデンシャル」ご視聴ありがとうございました!!!
物語はクライマックスへ!!!
という感じでしょうか。
ついに、タイムジャッカー3人衆イチのカブキ者こと、スウォルツが動き出しました!
それも、ゴースト回から現れ、ときに、迷いの道にいざない、ときに、助言を与えてくれてきた、ディケイドから、その力を奪ってしまったのです。。
みんなが大好きなオーラの力も奪ってしまったかと思えば、海東に力を分け与えるなど、もうやりたい放題が過ぎます!
そんなスウォルツを演じるのは、ジオウチームのお父さん的な存在!兼崎さん!
兼崎さんにとっても、ここまで、スウォルツが悪に振り切れた存在になると確信したのは、台本があがってからのことでした。
それまで、スウォルツという存在がどちらに行き着いてもいいように、中立にふれるように演じてきたという話をうかがいました。
しかし!
それも、ここまで!!!
王座に座ったときの、あの笑顔、ディケイドの力を奪いに行くときの豪腕さ!
(片袖がないキュートな衣装のお陰でスウォルツの腕力がひしひしと伝わってきます)
スウォルツは、我が目的を果たさんがために、ディケイドの力をどのように使うのか!!!!
ソウゴの向かうべくは、オーマジオウ!?かスウォルツ!?か、目が離せません!!!
そんなジオウに、また新たな未来の仮面ライダーが登場です!!
詳しくは下へスクロール!
では!来週もお楽しみにお待ち下さい!
おしらせ!
☆出演者発表☆
この度、新たにキャスト発表されたのは、「仮面ライダーオーズ」より仮面ライダーアクア/湊ミハル役の荒井敦史さんの出演が決定しました!
コメントは、こちらから!!!
荒井敦史(仮面ライダーアクア/湊ミハル役)さんコメント
“お久しぶりです。知らない方は初めまして。まさかの登場…湊ミハルです。ビックリしますよね?オファーを頂いた私が1番ビックリしました。劇場版ライダーだった訳で…最近のお子さん達は存在さえも知らない可能性があると。でもこうして出演が決まり光栄です! ミハルは水のライダーでありながら、水が苦手で変身出来ないライダーでした。あの時オーズ達に出会いどう変わったのかも注目してみてください。ジオウという作品、そしてアクアが未来のライダーだったからこそ実現したんだなぁと。嬉しいですね。当時お世話になった方々、スタッフさんやジオウキャストの皆さんに助けられて撮影出来ました。お楽しみ下さい!”
これまでのあらすじ
第43話「2019: ツクヨミ・コンフィデンシャル」
放送:2019年7月14日放送
脚本:毛利亘宏 監督:諸田敏
第42話「2019: ミッシング・ワールド」
放送:2019年7月7日放送
脚本:毛利亘宏 監督:諸田敏
第41話「2019: セカイ、リセット」
放送:2019年6月30日放送
脚本:毛利亘宏 監督:諸田敏
第40話「2017:グランド・クライマックス!」
放送:2019年6月23日放送
脚本:毛利亘宏 監督:柴﨑貴行
常磐ソウゴのRoad to the King!(※ネタバレあり)
【EPISODE43の振り返り】2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル
2019年7月14日
【EPISODE42の振り返り】2019:ミッシング・ワールド
2019年7月7日
【EPISODE41の振り返り】2019: セカイ、リセット
2019年6月30日
【EPISODE40の振り返り】2017:グランド・クライマックス!
2019年6月23日
番組情報
- 出演者
-
-
常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ:奥野 壮
明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ:押田 岳
ツクヨミ:大幡しえり
ウォズ:渡邊圭祐
ウール:板垣李光人
オーラ:紺野彩夏
スウォルツ:兼崎健太郎
常磐順一郎:生瀬勝久
【☆レジェンドキャスト☆】
「仮面ライダーオーズ」より
湊ミハル:荒井敦史
「仮面ライダーディケイド」より
門矢士:井上正大
- スタッフ
-
-
【原作】石ノ森章太郎
【脚本】下山健人 ほか
【音 楽】佐橋俊彦
【クリーチャーデザイン】出渕 裕 ほか
【チーフプロデューサー】佐々木基(テレビ朝日)
【プロデューサー】井上千尋(テレビ朝日) 白倉伸一郎(東映) 武部直美(東映) 菅野あゆみ
【アクション監督】宮崎 剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
【特撮監督】佛田 洋(特撮研究所)
【監 督】田﨑竜太 ほか
【制 作】テレビ朝日 東映 ADK
【主題歌】
Over “Quartzer”
歌:Shuta Sueyoshi feat. ISSA
作詞:Shuta Sueyoshi / 溝口貴紀
作曲:MiNE / Atsushi Shimada
編曲:Atsushi Shimada