あらすじ詳細
第37話 「2006:ネクスト・レベル・カブト」
2019年5月26日放送
脚本:毛利亘弘 監督:山口恭平
あらすじ
ここ最近、頻繁に街に隕石が落ちてくる――。
しかも、その隕石によって、地球外生命体ワームが運ばれてくるのだった。
地球の危機!駆けつけたソウゴたちは、仮面ライダーガタックに出会う。
ガタックだけでなく、別のライダーも現れて……。
突如として地球に降り注いだ隕石から生まれた「純粋なる力」ギンガ。
スウォルツたちをも巻き込んだ総力戦によりギンガは倒され、その力はギンガファイナリーとしてウォズに受け継がれました。
でも、それはあくまでも前哨戦に過ぎなかったようです。
さらに地球に降りつづける隕石からは、ワームと呼ばれる地球外生命体が続々と生まれます。人間に擬態し、やがてはこの星全体を乗っ取ろうとする彼ら。
当然、元 ZECT の加賀美たちが黙っているはずもなく……
……と書いていると、まるでジオウというより『カブト』という番組のシチュエーションを書いているよう。
それもそのはず。数々のレジェンドを取り上げてきたジオウですが、ここまで元ネタそのままというのは初めて。これって、地球がワームに侵略されるより前に、『カブト』にジオウが乗っ取られるということ?!
どうやらジオウ勢は、ワームの侵略を迎え撃つ前に、キャラの濃ゆいカブト勢を迎え撃たなければならないようです。
天の道を往けるか、ジオウ!
EP36 「2019:ハツコイ、ファイナリー!」ご視聴ありがとうございました!!!
キバ編!!!
であり、
ギンガ編!!!!
であり、
ソウゴの初恋編!!!!!!
完結しました。
今回のクライマックの撮影にあたって、
奥野くんは、あるシーンの撮影日をドキドキして迎えていたのが印象的でした。
それは、釈さん演じる祐子が、教会で、オーラにトドメをさされ、ソウゴの胸の中で永い眠りにつくシーン。
撮影日が近づくに連れて、”ぼく、ちゃんと泣けるか不安なんです”と、何度か聞いたような気がします。
後日、撮影を経た奥野くんに、その話を聞くと・・・
”泣けませんでした!リハでは、涙が出てきたんですが、本番では涙は出てこず・・・。でも、釈さんから、ソウゴの悲しい気持ちはよく伝わってきたよ、と言ってもらえたんです!”
と。笑顔で話してもらいました。
完成した映像をみていると、確かに、涙こそ、流れていませんでしたが、ソウゴの感情はちゃんと現れていたのではないでしょうか。
ソウゴは王様になるために、またひとつ大切な感情を噛み締めたのだと思います。
方や、オーラです。
マンホールで顔を切られて、激昂。
祐子を失敗作とののしり、虎視眈々と復讐の機会を伺っていたのでしょう。
教会では、狙い澄ませかのように現れると、一撃。
この時の、紺野さんの悪そうな顔ったら、ありません。
めちゃくちゃ悪い顔をしています。
この部分の撮影にあたって、今度は、紺野さんに話を聞くと、
”当日、これまでで一番ムカついた顔をしてくれ”と、監督に言われたそうなんです。
渡邊くんが、このシーンを撮っている時の監督の近くにいたようで、
”お!オーラ、いい顔してるねぇ”と言っていたとか。
本当に、オーラの残忍さが出ている、いい顔をしています。
キカイ編で、ウールを出しにした時といい、オーラは、可愛い顔をして、もう真っ黒なのかもしれません。
そんなクライマックスを経て。
桜がきれいに咲き誇るラストでは、消沈したソウゴの前に、高橋ユウさん扮する美女が現れ、去っていきましたね。
あれは、ゆめかうつつか・・・
そんなソウゴの、ほろ苦く、あまい初恋の話でした。
キバ編ということもあり、松田賢二さんに来ていただき、
当時の本役のママというわけではないですが、高橋ユウさん、杉田智和さんにもいらっしゃっていただきました。
脚本は井上さん。演出は田村監督。
35話は、いったい、どんな2時間サスペンスが始まるんだ?!という、雰囲気が満ちてきたかと思います。
川野太郎さんには、弁護士役でご出演いただき、サスペンス色を引き出していただいたかと思えば、
永山たかしさんには、祐子の恋人として、ご参加いただき、悲哀に満ちた物語をつくりあげていただきました。
そして、なんといっても、スペシャルなゲストは、釈由美子さん。
撮影期間中、ほぼ毎日、早朝から現場に来ていただきました。
本当にありがとうございました!
そして、ギンガの到来をきっかけにしたように始まる、降り注ぐ隕石・・・。
渋谷隕石・・・。次回は、カブト編です!!!
出演者も要チェックです!
おしらせ!
☆出演者情報☆
この度、新たにキャスト発表されたのは、「仮面ライダーカブト」より 仮面ライダーガタック/加賀美新 役の佐藤祐基さん、仮面ライダーキックホッパー/矢車想役の 徳山秀典さん、 仮面ライダーパンチホッパー/影山瞬役 内山眞人さんの出演が決定しました!
コメントはこちらから!!!
佐藤祐基(仮面ライダーガタック/加賀美新役)さんコメント
“13年間お待たせ致しました。「カブト」の世界から加賀美新として「ジオウ」の世界に登場致します佐藤祐基でございます。
内心不安だらけでしたが、いざ現場に入ると当時の空気感のまま不思議な程スーッと浸透できました。これは僕の中に加賀美新が しっかりと13年間生きてくれていた事と、スタッフさん達の中に加賀美新が生きていてくれたからだなと、ライダーへの想いの強さ、愛情の深さにひたすら感動しております。
加賀美新も13年間何もしていなかった訳ではありません、いつものように突っ走り、暴走して、挫折して様々な苦楽を乗り越えて、を繰り返していた事でしょう。天の道を往き総てを司る事はできませんが、大人になったけど、こいつは変わらないなという姿をしっかり目に焼き付けて、ハラハラして頂けると幸いです。”
徳山秀典(仮面ライダーキックホッパー/矢車想役)さんコメント
“当時の放送を見ていた方から今でも声をかけていただくことが多く、今回の「ジオウ」出演について当時からのファンの方々も、僕と同じぐらい喜んでいただいていることと思います。
笑顔で「おかえり」と言ってくれたスタッフさん。ファンの皆さま。ただいま!
「ジオウ」の世界で全力の矢車想を演じられたと思います。
また自分の宝物が増えました。”
内山眞人(仮面ライダーパンチホッパー/影山瞬役)さんコメント
“13年ぶりに帰ってきました。そして、13年ぶりの地獄兄弟です。
「ジオウ」は出番を半ば諦めていましたが、まさかここに来て出番があるとは思いませんでした。これもすべてライダーファンの皆様のおかげです。
久しぶりの現場にも皆さん温かく迎えていただき、実家に帰ってきたかのような気分でした。メイン3人の共に作品を作っている感じも素敵だなと思いながらも、そんなことを考えている自分は年をとったなと(笑)。
13年熟成され、さらにパワーアップした地獄を是非お楽しみください。
ちなみに1カ月半じゃ痩せられませんでした。
これもまた地獄か…。”
お楽しみに!!!
御礼!エキストラ撮影!!!
「劇場版 仮面ライダージオウ」のエキストラ撮影が、お天気にも恵まれて、撮影することが出来ました!!!
「祝え!新たなる王の誕生を!」ということで、1000人の方を募集したのですが、集まっていただいたのは、なんと、1200人!!!!!
まさか上回っていただけるなんて・・・本当にご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
また、想像を超える人数の応募があり、この度、ご参加いただけなかった方々も、ご応募いただき本当にありがとうございました。
当日は、ソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ、ウォズのお芝居パートもあれば、ジオウとゲイツによるアクションシーンもあり、かなりのボリュームの撮影でした。
気温も高く日差しも強いかったのですが、最後まで、声を張っていただき、演出部の演技指導にも快くお付き合いいただき、厚く御礼申し上げます!
そろそろ、この夏の映画がベールを脱ぐ瞬間は近づいているようです・・・。
この撮影したシーンは、どのようにつながっているのか・・・
誰が出演するのか・・・
ジオウのTVシリーズとの関係はどうなのか・・・
お楽しみにお待ち下さい!!!
キャスト・スタッフ一同、心を尽くして、制作中です!
「劇場版 仮面ライダージオウ」は7月26日(金)公開!
これまでのあらすじ
第36話「2019:ハツコイ、ファイナリー!」
放送:2019年5月19日放送
脚本:井上敏樹 監督:田村直己
第35話「2008:ハツコイ、ウェイクアップ!」
放送:2019年5月12日放送
脚本:井上敏樹 監督:田村直己
第34話「2019:ヘイセイのオニ、レイワのオニ」
放送:2019年5月5日放送
脚本:毛利亘宏 監督:諸田敏
第33話「2005: いわえ!ひびけ!とどろけ!」
放送:2019年4月28日放送
脚本:毛利亘宏 監督:諸田敏
常磐ソウゴのRoad to the King!(※ネタバレあり)
【EPISODE36の振り返り】2019:ハツコイ、ファイナリー!
2019年5月19日
【EPISODE35の振り返り】2008:ハツコイ、ウェイクアップ!
2019年5月12日
【EPISODE34の振り返り】2019:ヘイセイのオニ、レイワのオニ
2019年5月5日
【EPISODE33の振り返り】2005: いわえ!ひびけ!とどろけ!
2019年4月28日
番組情報
- 出演者
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常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ:奥野 壮
明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ:押田 岳
ツクヨミ:大幡しえり
ウォズ:渡邊圭祐
ウール:板垣李光人
オーラ:紺野彩夏
スウォルツ:兼崎健太郎
常磐順一郎:生瀬勝久
【☆レジェンドキャスト☆】
「仮面ライダーカブト」より
仮面ライダーガタック/加賀美新 :佐藤祐基
仮面ライダーキックホッパー/矢車想:徳山秀典
仮面ライダーパンチホッパー/影山瞬:内山眞人
「仮面ライダーディケイド」より
門矢 士 :井上正大
- スタッフ
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【原作】石ノ森章太郎
【脚本】下山健人 ほか
【音 楽】佐橋俊彦
【クリーチャーデザイン】出渕 裕 ほか
【チーフプロデューサー】佐々木基(テレビ朝日)
【プロデューサー】井上千尋(テレビ朝日) 白倉伸一郎(東映) 武部直美(東映) 菅野あゆみ
【アクション監督】宮崎 剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
【特撮監督】佛田 洋(特撮研究所)
【監 督】田﨑竜太 ほか
【制 作】テレビ朝日 東映 ADK
【主題歌】
Over “Quartzer”
歌:Shuta Sueyoshi feat. ISSA
作詞:Shuta Sueyoshi / 溝口貴紀
作曲:MiNE / Atsushi Shimada
編曲:Atsushi Shimada