むかでたいがームカデタイガー
- 登場作品
- 仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 第91話『ゲルショッカー恐怖学校へ入学せよ!!』(1972年12月23日放送)
■説明
ムカデと虎の特性を備えた合成怪人。
右腕に備わる巨大なハサミと口から吐く炎を武器に戦う。また、虎の特性が色濃く出ている左腕から放たれる必殺の「ムカデパンチ」は、ライダーキックをも上回る威力がある。
さらには催眠術にも長けており、人間を意のままに操る能力を持つ。
主に「少年仮面ライダー隊」に所属する少年たちを催眠術で操り「ゲルショッカー恐怖学校」に入校させて教育。悪の手先「少年ゲルショッカー隊」として破壊活動を行わせようとした。
悪とはいえ子供であるため本郷猛や滝和也も少年ゲルショッカー隊の面々には手が出せなかった。これに動揺したのか仮面ライダー(新1号)も動きに精彩を欠いており、ムカデパンチの一撃で撃退に成功した。
その後、怪我を負った本郷が隠れていた小屋に火を放ち、少年ゲルショッカー隊の教育を再開。だが、小屋から逃げ延びた本郷が仮面ライダー(新1号)に変身して授業を妨害されてしまった。
だが、少年ゲルショッカー隊はまだ自分の指揮下にあるため、これを人質として利用。彼らを崖の上に整列させると、そこから飛び降りさせると仮面ライダー(新1号)を脅迫し、手出しできない状況を作り上げる。
戦闘員たちが仮面ライダー(新1号)を一方的に痛めつける中、この場の状況を切り抜けるには、もはやムカデタイガーを倒すしかないと仮面ライダー(新1号)が奮起。ライダーハンマーキックで子供たちが整列する崖の上に強引に連れられてしまう。
思わぬ反撃を受けてしまったことで怒りに火がつき、少年ゲルショッカー隊の面々に崖から飛び降りるよう命令。だが、それが実行に移される前に仮面ライダー(新1号)に組み付かれ、両者ともども崖下へと落下。
ムカデタイガーは大爆発という最期を遂げ、仮面ライダー(新1号)は行方不明となった。
なお、第98話にも再生怪人として登場している。
身長:1.75m
体重:97kg
特色/力:催眠能力、右手のハサミ、ムカデパンチ、口から吐く炎
声:倉口佳三(くらくち・けいぞう)