KAIJIN

はちおんなハチ女

登場作品
仮面ライダーJ
初登場回/初登場作品
『仮面ライダーJ』(1994年4月16日公開)

説明

地球に飛来した宇宙怪物集団「フォッグ」の幹部、ズーの怪人としての姿。

同じく幹部であるアギトと共に、フォッグの第1王子ガライに護衛として仕える。

頭部の巨大な赤い目と、身体に刻まれた波紋状の模様が目を惹く怪人で、頭部の両サイド部に備わる羽を広げて羽ばたかせることで、最大時速870kmのスピードで自在に宙を舞う。

この飛行能力を活かした上空からの奇襲攻撃を得意としているが、一転、地上での戦いを苦手としている。とはいえ1200馬力に相当するフォッグの単位では120エクトルのパワーを秘めているため、常人ではどこで戦おうとも敵うべくもない。

主な武器は、掌から撃ち出す鋭い針「パームニードル」で、連続発射も可能。また、白い霧を発生させて幻を作り出す能力も持つ。

アギトを打倒した瀬川耕司こと仮面ライダーJを狙う第2の刺客として現れる。白い霧の中へと誘い出した耕司を惑わし、上空へと掴み上げた彼を地面へ叩きつけようとしたが、耕司は空中でJへと変身しつつ無事に着地。ハチ女は空中からパームニードルを発射して果敢に攻撃するが、専用マシンのジェイクロッサーに搭乗したJの見事なライディングテクニックでかわされてしまい、逆に勢いよく空中へとジャンプする「ジェイストライク」で威力を増したパンチの直撃を受けて地上へ落下。回復する隙を与えられぬまま連続打撃による猛攻を受けながらも、一矢報いようと発射したパームニードルをどうにかJの右腕に突き刺すことに成功する。そして、最後の力を振り絞ってJを抱えたハチ女は、巨大機械獣母艦フォッグ・マザーへと飛翔。外壁を突き破った衝撃でJにもダメージを与えつつ内部へ転がり込むと、その場にいたガライの名を呼びながら息絶えた。


身長:189.0cm

体重:79.0kg

特色/力など:飛行能力、掌からパームニードルを発射


声:万里洋子(まり・ようこ)

変身者

  • ズー

関連人物

  • 瀬川耕司

  • ガライ

関連怪人

  • フォッグ・マザー

  • コブラ男

  • トカゲ男