たかぎ ゆうすけ高木裕介

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第41話『あッ! 人間が溶ける! ヨロイ元帥登場』(1973年11月24日放送)
「おい、この手を放してくれ」
■プロフィール
種族:人間→改造人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:モトクロスレーサー→デストロンの構成員
家族など:不明
演:三井恒(みつい・こう)
■この人物が変化する怪人
■説明
秘密結社「デストロン」の怪人ガルマジロンの人間態。
もともとは風見志郎の親友で、彼と同じくモトクロスレーサー。立花藤兵衛とも面識があり、大会では常に志郎とトップを争うライバルだったが、いつも志郎には一歩及ばず、彼に勝つため外国でレースの修行をしていた。しかし、経緯は不明ながら秘密結社「デストロン」の理想に共鳴し、その一員となってガルマジロンに改造された。
志郎がデストロンから脱走した山下㐂作を救出したのち、山下の入院先に現れて志郎と再会。立花から事情を聞いたかのように装い、志郎に協力を申し出た。すると、動き回って人間を襲うガルマジロンの鱗が病室に出現。これを踏みつぶした高木と志郎は、ともに病室を飛び出して二手に分かれた。志郎が戦闘員たちを迎撃する間に別動隊が山下一家をアジトへ拉致していくと、高木はこれを志郎に伝えて彼とともにアジトへ向かう。到着した高木は、地下施設の天井に設けられた格子を踏み破り、落下したかのように見せかけて内部へ志郎を誘導。デストロンの大幹部、ヨロイ元帥が姿を現すと、自身もガルマジロンへと変化してその正体を明かした。直後、志郎が落とし穴に落とされると、ふたたび人間の姿に戻って志郎をデストロンへ勧誘。志郎の身を案じる高木の言葉が本心からなのかは定かでないが、志郎には拒否されてしまい、ヨロイ元帥からは裏切り者扱いされてしまう。すると、志郎は仮面ライダーV3に変身して落とし穴から脱出。高木はガルマジロンへと変化して戦うもV3に敗れ、人間の姿に戻って何か言いかけたまま力尽きた。