みだれどうじ乱れ童子
- 登場作品
- 仮面ライダー響鬼
- 初登場回/初登場作品
- 十三之巻『乱れる運命』(2005年4月24日放送)
■説明
クグツ(黒・男)からイガ状の塊を与えられたウブメの童子が武者童子の姿に変化した直後、さらに変貌を遂げた姿。
胴体や頭部はやや赤みがかり、背には飛行するための翼が生えている。武者童子にくらべると防御力はやや低下しているようだが、音撃管・烈風(おんげきかん・れっぷう)の射撃により撃ち込まれた鬼石を自力で体外に排出するなど、肉体的な強靭さは向上している。
性格はかなり狂暴で、自我に乏しいのか本能にまかせたような荒々しい攻撃を繰り出す。また唾液を固めて刃物状の武器を作り出す能力を備えている。
魔化魍(まかもう)や童子、姫を餌として襲い喰らうが、人間は獲物ではないらしく襲うことはなかった。
埼玉県の鎌西湖に出現したウブメの童子が仮面ライダー威吹鬼(イブキ)と戦闘中、乱れ童子へと変貌。そばにいたウブメの妖姫、そして沼からでてきたウブメの幼体を喰らった。その後、新たな獲物を探そうとしたのか飛び去り、ヤマビコの怪童子、ヤマビコの妖姫を襲い、助けに現れたヤマビコの片目を潰してまた飛び去って行く。
その後、自身を追ってきた威吹鬼と戦い、右の翼を破壊されたものの、圧倒的な力で負傷させた。直後に山中で仮面ライダー響鬼(ヒビキ)と遭遇。すぐに威吹鬼も駆け付け、分が悪いと見たか逃亡する。
クグツ(黒・男)からも失敗作とされたのか、クグツ(黒・男)が新たに生み出したオトロシの怪童子とオトロシの妖姫と戦闘。2対1の状況でも圧倒し、オトロシの妖姫の首に牙を突き立てた。そこへ、乱れ童子を追ってきた響鬼、威吹鬼が現れ再戦。パワーで圧倒したものの、響鬼に押さえつけられている隙に、威吹鬼に音撃鼓・爆裂火炎鼓(おんげきこ・ばくれつかえんつづみ)を埋め込まれ、響鬼の放った太鼓の音撃技「音撃打・爆裂強打の型(おんげきだ・ばくれつきょうだのかた)」によりようやく力尽き、爆発四散した。
身の丈(身長):6尺9寸(2.09m)
目方(体重):41貫(154.0㎏)
特色/力:飛行能力、強靭な身体、唾液を武器に変える
声:芦名星(あしな・せい)