かめんらいだーじぇい仮面ライダーJ

- 登場作品
- 仮面ライダーJ
- 初登場回/初登場作品
- 『仮面ライダーJ』(1994年4月16日公開)
■説明
『仮面ライダーJ』における主役ライダー。
自然を愛するフリーカメラマン、瀬川耕司が変身する。
耕司は湖の汚染調査に訪れた森林で、宇宙征服を企む宇宙機械獣フォッグの女帝にして母艦でもあるフォッグ・マザーと遭遇。降り立ったフォッグの幹部たちに襲われ、命を絶たれてしまう。しかし、耕司の強い正義感や勇気、自然を愛する心を地底に住む地空人たちに認められ、超技術による蘇生改造を受けて復活。大地の精霊エネルギー「Jパワー」を与えられた耕司は、無数の怪物誕生を目的とする儀式の生贄として攫われた少女、木村加那を救い出すため、仮面ライダーJとしてフォッグたちとの激しい戦いを繰り広げることになる。
深緑色の全身と、頭部や身体の節々に描かれた色の濃さが違う黄緑色の二重のラインが特徴的で、腹部中央には力の源であるJパワーが込められた赤い輝石「Jスピリット」を備えている。
耕司の身に危険が迫ったり、戦いを意識することで、腹部のJスピリットが輝き変身。だが、フォッグ・マザーの母艦内でフォッグ幹部のガライが変化したコブラ男と対峙した際には、覚悟の表れなのか、変身ポーズを披露した。左腕を右前方に素早く伸ばして左拳を腰に引き寄せ、それと同時に右腕を前方に伸ばし、「変身!」の声とともに右肘を折りつつ右腕を顔の左側へ。この際、右手の親指と人差指と中指を伸ばすことで、自らの名前でもある「J」の形が作られている。その後、顔の前を通過するように右手を移動させると、Jスピリットから眩い光があふれ出し、耕司の全身が光に包まれると同時にJへの変身が完了する。
耕司自身に戦闘経験がないためか、戦闘スタイルはこれといった型というものはなく、若干荒削りな印象。とはいえ、Jパワーにより得た強靭な肉体や常人を遥かに超えた運動能力により、フォッグの幹部たちが変化した怪人たちと互角以上の戦いを繰り広げた。
必殺技は、Jパワーを足先に集中させて繰り出す飛び蹴り「Jキック」。計り知れないの威力を誇り、Jが有する技の中でも最も高い破壊力を持つ。また、拳にJパワーを集約させることで放つパンチ「Jパンチ」も強力。その他にもJパワーを込めた手刀で敵を切り裂く「Jチョップ」、接近戦で有効打となる肘打ち「Jエルボー」などを駆使する。
そしてJが有する最大の特徴が、身体を巨大化する能力「ジャンボフォーメーション」だ。これはJ自身の意思で発動できるものではなく、大地のすべての精霊たちのエネルギーがJに集まることで起こる奇跡の能力である。ジャンボフォーメーションの発動により、Jの身体は瞬時におよそ40mの巨人、仮面ライダーJ ジャンボフォーメーションへと変化。フォッグ・マザーの母艦のような巨大な敵にも対抗できる力を有するようになる。
専用マシンは、地空人たちが精霊エネルギーを用いて改造したジェイクロッサー。通常時は市販のバイクと同じ形状だが、Jが搭乗することでJパワーを受け、ジェイクロッサーへと変化する。驚異的なスピードとジャンプ力を誇り、これを活かした空中突進技「ジェイストライク」を繰り出す。
変身者:瀬川耕司
変身時に使用するアイテム:-
変身者

スペック
■身長:194cm■体重:84kg
■ジャンプ力:ひと跳びで150m
■必殺技:「Jチョップ」「Jパンチ」「Jキック」「ジェイストライク」
Jボディ
30mm口径の機関砲から放たれた弾丸の連射すらも跳ね返す強靭な強化皮膚。Jスピリット
大地の精霊エネルギーである「Jパワー」が込められた宝玉。変身前は瀬川耕司が普段身に付けているベルトのバックルに露出している。変身時はそこからJパワーを放出させて光り輝き、大自然のエネルギーを吸収。耕司の姿を瞬時に仮面ライダーJへと変える。Jアーム
強化筋肉、Jマッスルにより恐るべきパワーを身に着けた腕。握力も強化されており、砲丸投げの鉄球をひと握りで粉々に握りつぶす。Jレッグ
強化筋肉、Jマッスルにより恐るべきパワーを身に着けた脚。高所からの落下にも耐えられる。- スペック
- Jボディ
- Jスピリット
- Jアーム
- Jレッグ

頭部
仮面ライダーJの頭部Jクラッシャー
特殊なフィルターを備えた口。猛毒ガスが発生している場所でも活動可能。Jアイ
周囲が濃い霧に包まれても1km先を見通す。また、戦いの際には敵の素早い動きを捉え、弱点すらも瞬時に見抜いてしまう。Jアンテナ
5km先にいる敵の気配を察知可能なアンテナ。赤い先端部分で情報をキャッチし、脳へと伝達する。- 頭部
- Jクラッシャー
- Jアイ
- Jアンテナ