仮面ライダーヘラクス
かめんらいだーへらくす仮面ライダーヘラクス
- 登場作品
- 仮面ライダーカブト
- 初登場回/初登場作品
- 『仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』(2006年8月5日公開)
「henshin Change Beetle」
■説明
織田秀成がカブティックゼクター(ヘラクス)とライダーブレスを用いて変身した姿。
右手首に装着したライダーブレスに飛来したカブティックゼクター(ヘラクス)が合体することで特殊な金属で形成された装甲が全身を覆い、変身が完了する。
ほかの仮面ライダーでいうマスクドフォームは存在せず、初期状態でいわゆるライダーフォームの性能を発揮する。
腹部のZECTバックルにあるトレーススイッチを撫でるように触れることで、カブティックゼクター(ヘラクス)で生成された超エネルギー、タキオン粒子を解放して全身に行き渡らせ「クロックアップ」が発動。一定時間であるが常人では目視することすらできない超高速移動を可能とする。
また、ライダーブレス結合部を軸にカブティックゼクター(ヘラクス)を180度回転させることで、必殺技の「ライダービート」が発動。カブティックゼクター(ヘラクス)からタキオン粒子を解放して右腕に送り込み、そこから繰り出す一撃の破壊力を大幅に強化する。
専用武器として、銃型のガンモード、斧型のアックスモード、短剣型のクナイモードと、3モードで利用できるゼクトクナイガンを使用。ヘラクスは標的との距離によってガンモードとアックスモードを巧みに使い分けている。
秘密機関「ZECT(ゼクト)」と敵対する「ネオZECT」のリーダーである織田は、大和鉄騎=仮面ライダーケタロスをはじめとしたライダー部隊と激しく争っていた。
氷の彗星を呼び寄せて地球に落下させ、失われた水を取り戻そうというZECTの作戦「天空の梯子計画」を知ると、その計画を乗っ取るべくZECTの基地へと乗り込むが、北斗修羅の裏切りで計画は露呈していた。しかし、激しい攻撃にさらされる圧倒的劣勢のなか、織田は仮面ライダーヘラクスに変身。ライダービートで攻撃力を強化した、ゼクトクナイガン アックスモードの必殺技「アバランチブレイク」で仮面ライダーザビーを撃破した。
だが、その直後に仮面ライダーコーカサスが出現。「ハイパークロックアップ」の発動による超高速移動の一撃を受け、その命を散らした。
変身者:織田秀成
変身時に使用するアイテム:カブティックゼクター(ヘラクス)、ライダーブレス
変身者
スペック
■身長:197cm■体重:100kg
■パンチ力:4t
■キック力:7t
■ジャンプ力:一跳び37m
■走力:100mを5.4秒(通常時間時)
■必殺技:「ライダービート」
ショルダーブレード
肩部から伸びており、装甲の役割を果たすと同時に、カブティックゼクター(ヘラクス)から発生した超エネルギー、タキオン粒子を先端に波動として変換して送り、ショルダータックルで厚さ500mm の鉄板を突き破ることができる。ヒヒイロノカネ製。カブティックゼクター(ヘラクス)
マスクドライダーシステムの心臓部。ブレスレット型のツール、ライダーブレスと合体させることで使用者を仮面ライダーヘラクスへと変身させる。ZECTバックル
カブティックゼクター(ヘラクス)より送られてくる超エネルギー、タキオン粒子を解放して全身にくまなく送るための装置。トレーススイッチに触れることで「クロックアップ」が発動可能。ライダーストンパー
特殊な足裏部分。500mの高さから飛び降りても変身者にダメージを与えないように、インセクトリング、ライダーアーマーヘと衝撃を繋いで吸収、緩和する。カブティックブレスト
超金属、ヒヒイロノカネでできており、上半身前部を守る。頑強、軽量で、大爆発の衝撃をも吸収する耐衝撃性を持つ。ライダーアーマー
軽量、頑強なライダーアーマーは、レスポンスバンドで繋がれており、通常時間時に肉体の反応速度を人造的に0.05秒と、常人より格段に速くする。インセクトリング
両手、両足の動きを補助強化する三重のリング。これによって、一般人の何倍ものパワーを発揮できる。ライダーパーム
手のひらより高周波が放たれており、主武器ゼクトクナイガンを握る際には圧着してフィット感を増す。また、カブティックゼクター(ヘラクス)を操作し「チャージアップ」することで、カブティックゼクター(ヘラクス)から送られてくる超エネルギー、タキオン粒子を波動に変換する「ライダービート」が発動。パンチ力をアップさせるだけでなく、ゼクトクナイガン アックスモードの必殺技「アバランチブレイク」とも連動可能で、切れ味の増した一撃を放つことができる。
サインスーツ
頭頂部から取り入れられ、変換された高圧縮酸素が、快適な温度と湿度で常に全身を駆け巡ることで、一定の体温を維持。さらに、50口径の機関銃の衝撃を吸収でき、5000度の高温、絶対零度の低温などからも身を守る。また、スーツ自体に備わるニューロン細胞をシナプスで繋いで変身者に伝達し、まるで第2の皮膚のような感覚でマスクドライダーシステムを扱うことができる。- スペック
- ショルダーブレード
- カブティックゼクター(ヘラクス)
- ZECTバックル
- ライダーストンパー
- カブティックブレスト
- ライダーアーマー
- インセクトリング
- ライダーパーム
- サインスーツ
ボーンシェルメット
仮面ライダーヘラクスの頭部。3層構造になっており、1層目が継ぎ目のない強度に優れた超金属のヒヒイロノカネ、2層目が軽比重で耐衝撃性に優れた特殊ケミカル、3層目が強度と弾性率を持つサインスーツ製。敵のどのような攻撃からも頭部を守る。コンパウンドアイ
敵が「クロックアップ」を発動したとき、自分が「クロックアップ」を発動していなくても、カブティックゼクター(ヘラクス)より発生しているタキオン粒子の流れる目で、超高速移動する相手の動きを目視することができる。Oシグナル
ワームが「クロックアップ」した瞬間、時間軸の乱れを感知して敵を発見する。- ボーンシェルメット
- コンパウンドアイ
- Oシグナル