ぴあののおとこピアノの男
- 登場作品
- 仮面ライダー電王
- 初登場回/初登場作品
- 第33話『タイムトラブラー・コハナ』(2007年9月16日放送)
「あの子と初めて会った日だ……」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:58歳
職業・身分など:ピアニスト
家族など:不明
演:諏訪太朗(すわ・たろう)
■説明
正装で街を放浪する男性。
燕尾服に蝶ネクタイ、黒の帽子を被り、白い手袋をはめ、黒のステッキといういで立ちで、楽器店の店先などでピアノを弾いて回っていた。レストランでの演奏中にクラーケンイマジンに取り憑かれてしまう。奥村祐希が入院している病院もよく訪れている。
クラーケンイマジンは彼の願いが「ピアノが欲しい」だと解釈したが、それだけでは過去に向かう扉は開かなかった。
野上良太郎に憑依してピアノ・デュオを試したウラタロスによると、世界との繋がりを拒んでいるかのようで、その後の聞き込みでも、彼のことを知る者はいなかった。
ピアノの男の正体は、かつて「奇跡のピアニスト」と呼ばれた演奏家。1994年に突然引退して世間から忘れ去られていたが、同じピアニストの奥村は覚えており、彼が事故に遭うまで交流を深めていた。
その後、「奥村に自分の演奏を聞かせる」という願いが叶って過去の扉が開き、彼が奥村と初めて出会った2004年1月18日にクラーケンイマジンが跳ぶ。後を追った良太郎がクラーケンイマジンを倒すが、ピアノの男と奥村はギガンデス ヘブン、ギガンデス ヘルによる破壊に巻き込まれてしまった。
この結果、唯一覚えていた奥村が意識不明になってピアノの男は消滅。奥村が目覚めるか、誰かが思い出してくれるまで、時間からこぼれ落ちた人間としたデンライナーで旅をすることになった。