らごーにんげんたい さいとうけんじラゴー人間態(斎藤健二)
- 登場作品
- 仮面ライダーガヴ
- 初登場回/初登場作品
- 第37話『忘れたことはない』(2025年6月1日放送)
「もう思い残すことはありません。復讐を成し遂げてください」
■プロフィール
種族:グラニュート
性別:人間態は男性の姿
年齢:不明
職業・身分など:ストマック社のアルバイト/和菓子屋「あんどう」の従業員
家族など:不明
演:吉岡睦雄(よしおか・むつお)
■この人物が変身する怪人
→ラゴー
■説明
和菓子職人・斎藤健二として働く、グラニュート「ラゴー」の人間態。
ラゴーはかつてグラニュート界で小さなお菓子屋を営んでいたが、経営悪化により店を畳むこととなり、闇菓子に手を出してストマック社の手先となってしまった。
ヒトプレス化の技術が確立される前から活動しており、18年前、幼い辛木田絆斗の目の前で 彼の母・辛木田早恵を連れ去ったのもラゴーであった。
和菓子屋「あんどう」への弟子入りも作戦の一環に過ぎなかったが、店主のもとで働くうちに お菓子を作る幸せを思い出し、以降は過去の行いを悔やみながら和菓子職人として真面目に日々を過ごしてきた。
その思いは店主を交通事故で亡くしてからも変わらず、彼の息子・安藤寛人と女将の安藤玲奈と共に店を続けようと尽力していたが、経営状況は芳しくなく、なんでも屋「はぴぱれ」に再建を依頼。
そして、ジープ・ストマックやリゼル・ジャルダックの襲撃を受け、落下する瓦礫から寛人をかばった際にグラニュートとしての正体を晒し、その姿を絆斗に目撃されてしまうのだった。
母親のかたきを討つべく18年も自分を捜し続けていた彼に対し、ラゴーは自らの命をもって償う覚悟を見せたが、「寛人からかけがえのない存在を奪うわけにはいかない」という絆斗の選択により、その場での仇討ちは免れることとなった。
その後、新商品「アニマルわがし」の完成によって師匠とその家族への恩返しを遂げたラゴーであったが、ヒトプレス納品の成績不振者リストに名が記されていたことからグロッタ・ストマックに目をつけられ、見せしめとして粛清されてしまうのだった。
なお、寛人と玲奈の二人には、最後まで正体を知られることはなかった。