いちむら あきお市村明雄
- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第17話『デビルスプレーは死神の武器』(1973年6月9日放送)
「だめだ。とてもオレたちにあんな式なんか挙げられない。ごめんよ、ユリ子さん」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:不明
家族など:高瀬ユリ子(新婦)
演:堀部隆一(ほりべ・りゅういち)
■説明
高瀬ユリ子の恋人。
結婚を間近に控えていたが、経済的理由から挙式はしない予定だった。
ある日、ユリ子と結婚式場前で挙式の様子を眺めていると、現れた神父から場所と時間を誰にも教えないという条件を守ってくれれば、無料で挙式できると持ち掛けられた。ひとりだけどうしても知らせたい友人がいるというユリ子の願いも許可され、ふたりは喜んで承諾。翌日の1時に神父の教会での挙式が決まった。
その後、明雄は喜びを隠せずユリ子とともに土手ではしゃいでいたが、明雄はうっかり道に飛び出してバイクで通りかかった風見志郎に叱られ、「ついうれしかったものですから」と弁明。すると、続いてユリ子が教会で結婚すると漏らしてしまい、神父との約束を思い出した明雄はユリ子の手を引き、そそくさとその場をあとにした。
翌日、明雄とユリ子は約束の教会を訪れ、ユリ子が招いた珠純子の前で結婚式が始まった。ところが、神父の正体は秘密結社「デストロン」の怪人スプレーネズミで、3人は「デビルスプレー」の実験台にされそうになる。そこへ志郎が駆け付け、ほどなくスプレーネズミは変身した志郎に撃退されたが、この間に明雄はデビルスプレーを浴びてしまう。倒れた明雄は志郎の友人である佐々木のもとへ運ばれたが、ペストに似た未知の病原菌に犯されており、しばし病床で苦しむことになった。一時は危うい状態だった明雄だが、のちに仮面ライダーV3がデストロンのアジトで入手した解毒薬によって無事に回復。立花や純子らが準備したささやかな結婚式で、ユリ子ともども祝福されたのだった。