たかせ ゆりこ高瀬ユリ子

「いいんです。式なんかしなくたって、結婚できるんですもの」

■プロフィール

種族：人間

性別：女性

年齢：不明

職業・身分など：不明

家族など：市村明雄（新郎）

　演：堀越光恵（ほりこし・みつえ）

■説明

珠純子の友人。

恋人である市村明雄との結婚を間近に控えていたが、経済的理由から挙式はしない予定だった。

ある日、明夫と結婚式場前で挙式の様子を眺めていたところ、現れた神父から場所と時間を誰にも教えないという条件を守ってくれれば、無料で挙式できると持ち掛けられた。ユリ子には知らせたい友人がいたが、その旨を伝えたところ念を押されながらも許可され、翌日の1時に神父の教会で挙式することになった。その後、ユリ子は喜びを隠せず明雄と土手ではしゃいでいたが、明雄が道に飛び出してバイクで通りかかった風見志郎に叱られる。すると、明雄は「ついうれしかったものですから」と弁明し、続いてユリ子も教会で結婚すると口にするが、神父との約束を思い出した明雄に咎められ、ふたりはそそくさとその場をあとにした。

翌日、ユリ子は明雄と約束の教会を訪れ、招いた純子の前で結婚式が始まった。ところが、神父の正体は秘密結社「デストロン」の怪人スプレーネズミ。3人は「デビルスプレー」の実験台にされそうになったが、そこへ志郎が駆け付けて、スプレーネズミは変身した彼に撃退された。しかし、この間に明雄がデビルスプレーを浴びてしまい、志郎の友人である佐々木のもとへ運ばれた。ユリ子は明雄に付き添っていたが、彼の容態が悪化して居ても立ってもいられず、純子がいる「少年仮面ライダー隊」本部へ。ところが、そこには人間に化けた怪人クサリガマテントウが訪れており、ユリ子はデストロンのアジトへ拉致されてしまった。

その後、ユリ子は牢に入れられていたが、現れた仮面ライダーV3に救出されてともにアジトを脱出。V3が入手した解毒剤のファイルが佐々木のもとへ届けられた。ファイルは偽物だったが、のちに志郎がアジトへ乗り込み本物の解毒薬を入手。2体の怪人はV3に倒され、明雄も解毒薬で無事に回復し、ユリ子は立花や純子らが準備したささやかな結婚式で祝福されたのだった。