うつぼがめすウツボガメス

- 登場作品
- 仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 第85話『ヘドロ怪人 恐怖の熱人スモッグ』(1972年11月11日放送)
■説明
ウツボとウミガメの特性を備えた合成怪人。
とあるギャングの男が、田子の浦に沈む3000PPMのヘドロ内で生まれ育ったウツボ、ウミガメと合成された改造人間で、頭部を分離させて飛ばすほか、胴体に手足を引っ込めて空中を飛び、体当たりを繰り出す。また、口からは一瞬にして人体を骨にしてしまう有毒ガス「殺人スモッグ」を噴射する。
殺人スモッグを東京に散布する計画「東京全滅作戦」に参加。囚人たちを利用して殺人スモッグの人体実験を行うもののまったく効果がなく、理想とする殺人スモッグの生成には汚れ切ったヘドロが必要と判明する。そこで「都市公害研究所」の研究員である岡崎を誘拐し、適切な成分のヘドロをつくらせた。
このヘドロをウツボガメスに注入。白百合団地のガス管に殺人スモッグを散布すると、団地の住人は一瞬にして白骨化するという理想の効果を得られることができた。
その後、命令音波受信機を仕込んだ岡崎を利用し、本郷猛と滝和也を捕縛。岡崎を含めた3人を磔にして処刑しようとするが、、本郷が仮面ライダー(新1号)に変身して脱出してしまう。戦闘となり奮戦したものの、本体から分離した頭部をパンチで破壊され、続けざまに胴体にライダーキックを食らうと爆散して果てた。
なお、第98話にも再生怪人として登場している。
身長:1.92m
体重:99kg
特色/力:人間を一瞬で骨だけにする殺人スモッグ、分離する頭部、胴体での体当たり
声:西崎章治(にしざき・しょうじ)