いのかぶとんイノカブトン
- 登場作品
- 仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 第83話『怪人イノカブトン 発狂ガスでライダーを倒せ』(1972年10月28日放送)
■説明
イノシシとカブトムシの特性を備えた合成怪人。
死刑囚(第83話)がイノシシ、カブトムシと合成された改造人間で、鼻の穴から黄色い粉とともに「発狂ガス」を噴出。これを浴びた人間は凶暴化し、狂い果てた末に絶命してしまう。
また、猛ダッシュで突進して頭部の鋭い角を突き立てる「イノカブトン角えぐり」、車輪状に変形して体当たりを繰り出す「イノカブトンとげ車」という2種類の必殺技を持つ。
発狂ガスを東京中に散布して大混乱を巻きおこさんとする「猛毒ガス東京壊滅作戦」に参加。実験を繰り返すなか、事件を嗅ぎつけた本郷猛が変身する仮面ライダー(新1号)と戦闘。イノカブトン角えぐりで左脚に大怪我を負わせ、さらには駆けつけた立花藤兵衛を発狂ガスの餌食にした。
その後、さらなる実験のために遊園地を訪問。だが、輸血途中にもかかわらず駆けつけた仮面ライダー(新1号)と再び戦闘となる。
発狂ガスの効果によりゲルショッカー戦闘員の剣を手に暴れる立花も現れ、これを好機と見たイノカブトンは一気呵成に攻め立てるも、気力を振り絞り正気に戻った立花に角を切り落とされてしまう。
劣勢にまわりイノカブトンとげ車で最後の抵抗をするも、サイクロンアタックを喰らい爆発してしまった。
なお、第98話にも再生怪人として登場している。
身長:1.90m
体重:105kg
特色/力:鼻から出す発狂ガス、イノカブトン角えぐり、イノカブトンとげ車
声:市川治(いちかわ・おさむ)