かいぞうへいしれべるすりー改造兵士レベル3

■説明

世界的な企業複合体「財団」の日本支部であるISS（生化学研究所）の研究者である鬼塚義一が、組織に無断で自身にバッタの遺伝子を組み込む改造手術を施して誕生した改造兵士「サイボーグ・ソルジャー」。

サイボーグ・ソルジャーのなかでもひとつの到達点である“レベル3”に位置している。しかし、自身の意識をコントロールできないため、この姿になると暴走して無差別に人を襲ってしまう。

普段は人間の姿で生活しているが、有事の際や実験時にこの姿へと変化する。

外見は、同様の改造手術で誕生した風祭真が変身する仮面ライダーシンと酷似しており、表面が緑色の外骨格に覆われた肉体、頭部に備わる2本の長い触覚、高いジャンプ力を発揮する強靭な脚力など、身体の各所にバッタの特徴が表れている。

また、バッタが備えているという「呼応反応」と呼ばれる意識の共有能力があり、改造兵士レベル3のビジョンは同様の改造手術をされた真へと伝達される。そのため、改造兵士レベル3による凶行を、真は無意識のうちにやってしまったのではないかと勘違いしていた。なお、戦いにおいては全身に備わる武器のような器官を使用すると思われる。

独自の研究施設を設けた鬼塚は、自身を対象として実験するたびに改造兵士レベル3となって夜の街に出没。自らの意識を失ったまま女性たちを襲っていた。のちに、サイボーグ・ソルジャーの開発研究を危険視するCIAの工作部隊に施設を強襲されたが、自ら変身して返り討ちにしている。

こうした独自行動は、ISS所長の氷室巌にも黙認されていた。しかし、真に対する改造手術の結果を知るべく、氷室を欺いて利用しようとしたため拘束され、商品サンプルとして財団の本部へ移送されることになる。ところが、その道中で再びCIAの工作部隊に襲撃され、部隊を率いるセーラ・深町が発射したロケット弾が、鬼塚を乗せたトラックを直撃。鬼塚は改造兵士レベル3へと変化するも、炎の中で悶え苦しみつつ息絶えた。

身長：不明

体重：不明

特色/力など：驚異的な跳躍力、破壊衝動