せーら ふかまちセーラ・深町

- 登場作品
- 真・仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 『真・仮面ライダー 序章』(1992年2月20日)
「悪いこと言わないわ。私に協力して」
■プロフィール
種族:人間
性別:女性
年齢:28歳
職業・身分など:CIAの工作員
家族など:不明
演:塚田きよみ(つかだ・きよみ)
■説明
アメリカ合衆国の情報機関「CIA」の工作員。
世界的な企業複合体「財団」の日本支部であるISS(生化学研究所)による改造兵士「サイボーグ・ソルジャー」の研究が、世界の軍事バランスを変える危険なものだと判断した組織によって日本へ送り込まれた。詳細は不明だがCIAの最終的な目的は財団の壊滅にあり、深町の任務にはISSによる研究の阻止だけでなく、サイボーグ・ソルジャーとなった被験者の処分も含まれていたと思われる。また、CIAが極秘裏に警視庁のトップと手を結んでいたため、火器の使用を含め破壊活動も黙認されていたようだ。
かくして行動を開始した深町は、自身の身体にバッタの遺伝子を組み込んで改造兵士レベル3となった鬼塚義一の情報を掴み、彼の私的な研究施設を襲撃して破壊。その際、鬼塚に引き寄せられて施設に潜んでいた風祭真を目撃し、有益な情報が得られるのではと考え彼と接触した。
ところが、部隊が拘束した鬼塚を移送する豪島らを襲撃した際、現れた真が鬼塚との呼応反応によって仮面ライダーシンに変身。彼も改造されていたと判明したが、豪島に襲われた深町はシンに助けられ、変身した彼が理性を保っていると気づいた。そこで、深町は真を処分せずに捕獲すべきと上層部に進言するも受け入れられず、彼女はやむなく真の処分を目指すことになる。
後日、深町は最精鋭の部隊を率いてISSに乗り込み、施設の関係者を一掃。続いて、明日香愛の亡骸を抱えて風祭大門とともに逃走を図るシンたちを始末しようとするが、そこへシンと大門を捕獲すべく財団のヘリコプターが飛来し、掃射によって部下たちが全滅した。深町も銃弾を受けて負傷したが、シンと大門を網で捕えて飛び去るヘリに向け、力を振り絞るようにしてロケットランチャーを発射。弾頭が命中して墜落するヘリはISSの建物に衝突し、シンと大門は爆炎の中に消えた。深町はこれを見届けたが、その後どうなったのかは不明である。