すかいらいだースカイライダー

- 登場作品
- 仮面ライダー(新)
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『改造人間 大空を翔ぶ』(1979年10月5日放送)
■説明
『仮面ライダー(スカイライダー)』における主役ライダー。
筑波洋が、人間改造工学の権威である志度敬太郎によって改造手術を施され、改造人間となった姿。
洋は秘密結社「ネオショッカー」から脱走した志度博士を救ったが、さらなる追手との戦いで瀕死の重傷を負ってしまい、志度博士に改造手術を施されて命を繋いだ。しかし、脳改造は行われず、自我を保ったまま改造人間となった洋は志度博士とともに組織から脱出。無断で改造人間にしたことを謝罪する志度博士に対し、洋は悪と戦う力を与えてくれたと感謝を述べ、正義のためにネオショッカーを討ち滅ぼすことを誓った。
洋の仲間やネオショッカーの怪人からは「仮面ライダー」と呼称されるが、歴代の仮面ライダーたちからは「スカイライダー」と呼ばれる。
変身する際は、左掌を前方に見せつけるように構え、ゆっくりと円を描くように回転させた後に右腕を左斜め上に突き上げると同時に「変身!」と叫ぶ。そして勢いよくジャンプすると、腰部に出現したベルト、トルネードの風車が風圧エネルギーを取り込み、洋の身体をスカイライダーへと変化させる。なお、変身時の掛け声はのちにに「スカイ、変身!」に変わった。
スカイライダー最大の特徴とも言える能力は、トルネードの左右にある重力低減装置の操作で発動する「セイリングジャンプ」。高々とジャンプしたのちに首に巻かれたFマフラーが大きく展開して姿勢安定翼となり、大空を自在に飛ぶことができる。
必殺技は、上空へとジャンプしてから全身のエネルギーを足先に集中させて放つ蹴り技「スカイキック」。この技で、ネオショッカーが送り込む数々の怪人たちを撃破した。
ネオショッカーとの戦いのなか、スカイライダーは7人の仮面ライダーたちによる友情の大特訓を受けその成果を発揮。ボディカラーの変化したスカイライダー(強化)へとパワーアップを果たした。
専用マシンは、志度博士がスカイライダーのために設計、開発した高性能バイク、スカイターボ。
変身者:筑波洋
変身時に使用するアイテム:トルネード
変身者

スペック
■身長:180cm■体重:70kg
■ジャンプ力:一跳び30m(重力低減装置使用時は200m)
幅跳びは100m、走り幅跳びなら350m。
■走力:60km/h
必殺技:「スカイキック」
強化皮膚電磁強化装置
手首に組み込まれた、パンチや 「スカイドリル」の威力をアップさせる装置。強化筋肉
腕の筋肉はパワーアップを施されており、厚さ50cmのコンクリートも粉々にするパンチを繰り出す。さらに1時間あたり、腕立て伏せなら6700回、懸垂なら3600回のペースで、 何時間でも続けられる持久力を誇る。ラジエーター
制動筋肉によって構成された排熱調整装置。空中ではエアブレーキも兼ねる。重力低減装置
スカイライダー最大の特徴である、滑空飛行能力 「セイリングジャンプ」を生み出す装置。リフターという名のレバーを下げると作動し、自分にかかる重力を低減させるため、ジャンプしてうまく風に乗れば、ハンググライダーのように空を飛べる。最高飛行速度は時速800kmで、 最高飛行高度は10000m。ほかの人間を抱きかかえて一緒に飛行することもできる。ファイティングシューズ
キックの瞬間に硬化して破壊力を増幅させる特殊ゴム製のブーツ。新品の大型ダンプカーを一撃で破壊するキック力を発揮する。 また、靴底にはジャンプ力を高める電磁コイルが、 足首には1km先の足音もキャッチする振動感知装置がついている。Fマフラー
フライ・マフラー、またはスカイマフラーとも呼ばれる。「セイリングジャンプ」による滑空飛行中には、伸びて翼の役割を果たす。筋肉・骨格の構成
筋肉はゴムよりしなやかで、鉄より強い特殊繊維。 関節は超合金製の電磁ジョイントが採用されている。骨の素材は部位によって異なり、心肺系を保護する肋骨は金属製、四肢の骨は軽量で弾力のある強化生体素材が使われている。原子炉
風車から取り入れた風力で起動し、膨大なエネルギーを発生させる。トルネード
特定のポーズを取ることで体外に現れる変身ベルト。バックル部分の風車を風圧で回転させてエネルギーを蓄え、変身する。水中でも水圧を受ければ変身可能。逆に、風車が回転しなければ変身不能に陥ってしまう。リフティング・ボディ
ゴムより柔らかく、鉄より強い強化筋肉で構成された全身は、形状そのものが揚力を発生させ、 内蔵されたエアタンクが比重を下げる機能を備える。また、体表面は強化皮膚で覆われており、マシンガンから発射された弾丸でも傷ひとつつかない。- スペック
- 強化皮膚電磁強化装置
- 強化筋肉
- ラジエーター
- 重力低減装置
- ファイティングシューズ
- Fマフラー
- 筋肉・骨格の構成
- 原子炉
- トルネード
- リフティング・ボディ

頭部
スカイライダーの頭部Dアイ
ディメンション・アイと呼ばれる、 超視覚能力を備える複眼。 目を赤く発光させることで、赤外線やズーム機能による探知のほか、攻撃の分析などにも使われ、 ある程度の透視も可能。高空からの探索の際に能力を発揮する。レーダー触覚
あらゆる周波数の音波や電波を探知する。Eシグナル
エネミイ・シグナルと呼ばれ、怪人が200m以内に接近すると発光し存在を知らせる。ベルトイヤー
超聴覚能力を備える耳で、微弱な音声から遠方の物音まで簡単に探知する。 Eシグナルと連動させて、能力をさらに向上させることも可能。- 頭部
- Dアイ
- レーダー触覚
- Eシグナル
- ベルトイヤー