スカイライダー
すかいらいだー きょうかスカイライダー（強化）
- 登場作品
- 仮面ライダー(新)
- 初登場回/初登場作品
- 第28話『8人ライダー 友情の大特訓』（1980年4月11日放送）
■説明
スカイライダーが、7人の先輩仮面ライダーたちによる大特訓を受け、彼らのエネルギーが体内に集約したことで強化された姿。
ボディカラーが変化し、全体的に明るい色合いになっている。なお、筑波洋からの変身後は、常時この姿となった。
パワーアップにより、重力軽減装置を利用した「スカイライダー99の技」を会得。上空に投げ飛ばした敵を自らもジャンプして追いかけ、掴んだのちに地面へと叩きつける「必殺空中稲妻落とし」や、背中合わせで敵を抱えながら高速移動し、岩盤や地面に何度も打ち付ける「スカイランニングストーム」など、多彩な技を披露。これらを繰り出して敵にダメージを与え、パワーアップにより威力の高まった「スカイキック」でトドメを刺すというのが基本戦法となった。
99の技にはスカイキックの改良型も含まれており、一度キックを決め、その反動を利用して反転し再びキックを決める「スカイダブルキック」や、空中で身体を大の字に広げて静止し、高速大回転をしたのちにキックを繰り出す「スカイフライングソーサー」などを習得。フィニッシュのバリエーションも多彩になった。
99の技はすべてを披露したわけでは無いが、自身の体重を0する「槍渡り陽炎の術」といったトリッキーな技も99の技の中に含まれているため、その他にも超常的な技を会得していたとしても不思議はない。
ネオショッカー大首領との決戦では8人の仮面ライダーの力を合わせた「セイリングジャンプ」を使用。東京上空に浮かべた酸素破壊爆弾もろとも自爆しようとするネオショッカー大首領を大気圏外まで連れ出し、身を挺して日本に平和を取り戻した。
※初登場作品(TV本編に先駆けて登場)：『仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王』（1980年3月15日公開）
変身者：筑波洋
変身時に使用するアイテム：トルネード
変身者
スペック
■身長：180cm■体重：70km
■ジャンプ力：一跳び30ｍ（重力低減装置使用時は200ｍ）
幅跳びは100ｍ、走り幅跳びなら350ｍ
必殺技：「3点ドロップ」「スカイスクリューキック」「スカイフライングソーサー」など、99の技
腕の強化筋肉
腕の筋肉はよりパワーアップされており、チョップにはナイフのような切れ味が加わり、一発で電柱を切り落とせるほか、パンチの威力も倍増。 一撃で敵を60m吹き飛ばし、10tのコンクリートの塊を粉々にできる｡重力低減装置
ベルト両脇にある重力減少装置。「リフター」と呼ばれるT字型のレバーを押し下げることで、重力とは逆方向のベクトルが生じ、体を羽根のように軽くする。トルネード
スカイベルトの中央に位置する風車。 高速で回転して風力を取り込み、 強化スカイライダーのエネルギー源とする。足の強化筋肉
重力低減装置を稼働させてのジャンプ力は、 強化前と変わらないが、上昇速度は2倍に増大。 また、キック力倍増法を仮面ライダー2号から伝授されたことで、直径1ｍの鉄球を真っ二つにできる。Fマフラー
フライ・マフラー、またはスカイマフラーとも呼ばれる。首筋に延長装置があり、飛行の際に伸びて、空中での揚力と安定を確保する翼となる。取り外すことで「ローピングマフラー」としてロープのようにも使えるようになった。原子炉
腹部に内蔵された動力機関。トルネードから取り込まれた風力で、超エネルギーを生み出す。強化皮膚
ボディ内部のメカや細胞がパワーアップし、エネルギーが表面まで発散されたことで、頭部とボディの色が鮮やかな緑に輝き､胸と腕はオレンジに変化している。 防弾と断熱性に優れた金属メッシュ製。- スペック
- 腕の強化筋肉
- 重力低減装置
- トルネード
- 足の強化筋肉
- Fマフラー
- 原子炉
- 強化皮膚
頭部
スカイライダー（強化）の頭部クラッシャー
なんでも噛み切ることができる、ダイヤモンド並みに硬い超合金製の牙 「クラッシュブレイド」を備えた強力な顎。Dアイ
ディメンション・アイ。無数の視覚素子が密集した複眼で、高度な映像分析能力を備える。縮小や拡大をはじめ、可視領域外の赤外線、紫外線、X線も見ることができる。 視力は人間の30倍。Eシグナル
エネミイシグナル。ネオショッカーの怪人が発するエネルギーに反応し、200ｍ以内に接近すると発光して、敵の存在を伝える｡ベルトイヤー
周波数ごとに多数の集音装置が集まっており、同時に20種類の音を明確に聞き分けられる分析能力を有する。 強化後は、動物の鳴き声からその動物が何を言いたいのかを簡単に感じ取ることができる 「アニマルトーク」機能が追加された。- 頭部
- クラッシャー
- Dアイ
- Eシグナル
- ベルトイヤー
