■説明

自分を慕う少女、和泉葵が怪人にされたことを知り、怒りから感情を昂らせた南光太郎が2段階目の変身を遂げた姿。

1段階目の変身である黒殿様飛蝗怪人を上回る戦闘能力を誇っており、両肩に備わるバッタの脚部は引き抜くと刀剣型の武器に変形。上級怪人の硬質な肉体をも簡単に切り裂くが、一度だけの使い切りの武器で再生したりはしない。

超人的な身体能力を生かした近接戦を得意としており、古代甲冑魚怪人の姿になったビルゲニアとの戦いにおいて圧倒的なスピードとパワーを発揮。地面に叩きつけ、さらに高速で引きずって投げ飛ばすなど、銀殿様飛蝗怪人と互角の戦いを演じたビルゲニアをまったく寄せ付けなかった。

強靭なアゴで咬みつく、両手の鋭い爪で突き刺すといった野性的な攻撃も駆使。ゴルゴム党本部における創世王との戦いでは、創世王の放つ念動力を驚異的スピードでかわして懐に飛び込み、創世王の首筋を咬みちぎっている。さらに、創世王の左手を力任せに引きちぎり、両手を胸部に突き刺して心臓を引き抜くが、創世王に左脚を切り飛ばされたため撤退を余儀なくされた。

仮面ライダーSHADOWMOONとの最後の戦いではフルパワーでジャンプし、赤く輝く右脚を叩き込むキックも披露。そして、キングストーンを握りしめ、赤く光らせた右拳を振り上げてのアッパーカットでシャドームーンとの戦いに決着を着けた。

専用のバイクはバッタのようなフォルムが特徴的なバトルホッパー。1970年代から乗っている南光太郎の愛車である。

変身者：南光太郎

変身時に使用するアイテム：世紀王サンドライバー