仮面ライダーアマゾン
かめんらいだーあまぞん仮面ライダーアマゾン

- 登場作品
- 仮面ライダーアマゾン
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『人か野獣か?! 密林から来た凄い奴!』(1974年10月19日放送)
■説明
山本大介ことアマゾンが、ギギの腕輪に秘められた超エネルギーによって変身した姿。
変身者と区別するため「アマゾンライダー」と呼ばれることも多い。
もともと常人離れしていたアマゾンの10倍の筋力を持ち、水平ならひと跳びで50m、垂直なら80mもの跳躍力をほこる。さらに、犬よりも優れた嗅覚や100m離れた距離から一匹のアリを識別できる視力、鉄骨による殴打や機関銃から撃たれた弾丸からも身を護る頑強なボディなど、その身体能力は人間をはるかに凌駕している。また、両手先に備わる鋭い爪はワニの皮を切り裂くほどの鋭さがあり、口に生えた牙も鋭利かつ強靭で、獣人の肉体をやすやすと咬みちぎるほど。
そんなアマゾンライダーの唯一とも言える弱点が、左腕に備わるギギの腕輪。アマゾンライダーの命の源であり、腕から外すと命を落としてしまうため、絶対に守らなければならない。また、南米は大アマゾンの熱帯地域で育ったため寒さに弱かったが、徐々に日本の環境にも慣れていき克服している。
戦闘においては、日本に来た当初は鋭い爪によるひっかき攻撃「モンキーアタック」や口腔部の牙を相手に突き立てる「ジャガーショック」といった原始的なスタイルを好んでいたが、変身者のアマゾン自身が現代文化に馴染んだのか、やがてパンチやキックを多用する戦闘スタイルに変わっていった。
敵にトドメを刺す必殺技としては、腕部に備わるひれカッターによる斬撃「大切断」を多用。これにより、秘密結社「ゲドン」や「ガランダー帝国」が送り込んでくる怪人「獣人」たちを次々と撃退した。
専用のバイクはボディの左右から伸びる翼が特徴的なジャングラー。長老バゴーがインカの超科学を元に設計した高性能バイクで、その設計図を持っていた立花藤兵衛が完成させ、アマゾンライダーへと譲渡された。戦闘で使うことは少なかったが、その突進力の威力は高く、獣人カタツムリにダメージを与えたり、大地震を引き起こす「ゼロ装置」を破壊した。
変身者:アマゾン
変身時に使用するアイテム:ギギの腕輪
変身者

スペック
■身長:175cm■体重:62kg
■ジャンプ力:一跳び50.0m(水平)/一跳び80.0m(垂直)
必殺技:「大切断」「スーパー大切断(超エネルギー発生時)」「アマゾンキック」「スピンキック」「ジャガーショック」「コンドルジャンプ」「モンキーアタック」など
胸部
分厚い筋肉を柔軟性のある皮下組織で覆っており、野獣のような行動力の源となる。臓器を守る鎧の役割も果たしており、打ち付けられた鉄骨を折り、機関銃から放たれた弾丸を受けても致命傷を追わない。
手先
獣人たちの硬い皮膚を易々と引き裂く、鋭い爪が備わる。コンドラー
コンドルを模したベルトで、さまざまなサバイバルアイテムが内蔵されている。また、目に当たる部分にはインカ科学の鉱石「太陽の石」が収められており、仮面ライダーアマゾンの動力源のひとつではないかとも考えられている。マフラー
なにものにも染まらぬ、純粋な正義の心を象徴した純白のマフラー。ギギの腕輪
長老バゴーにより移植された腕輪。インカの超科学の結晶であり、仮面ライダーアマゾンのパワーの源となっている。アマゾンライダーと一体化しており、これを外すことは彼の絶命に繋がる。皮膚
緑色の皮膚は密林における保護色の役割を持ち、表面に浮き出た赤い模様は、アマゾンの怒りに満ちた赤き血潮を表している。その他の機能など
■人工筋肉改造手術によって増強された筋肉は常人を遥かに超えるパワーを発揮。仮面ライダーアマゾンへの変身時には、そのパワーはさらに10倍となる。
- スペック
- 胸部
- 手先
- コンドラー
- マフラー
- ギギの腕輪
- 皮膚
- その他の機能など

背面
仮面ライダーアマゾンの背面背びれ
体温調節や身体の平衡を維持する機能を持つ。野生の戦士らしく、敵を前に興奮すると威嚇するように蠢く。ひれカッター
両腕と両足に備わるノコギリ状の部位で、アマゾンの意思により硬度や角度を変えられる。腕部は別名「アームカッター」とも呼ばれ、最大硬度で放つ必殺技「大切断」においては、一撃で獣人たちの硬い表皮を引き裂く。また、水中では行動補助、空中では姿勢制御の役割を果たす。
- 背面
- 背びれ
- ひれカッター

頭部
仮面ライダーアマゾンの頭部エラ
頬の内側に備わるエラにより、水中での呼吸を可能にする。目
異常に発達した視神経により、猛禽類を凌ぐ視力を誇る。100m上空から1匹の蟻を見分け、深夜でも昼間と同様に見通す暗視能力を持つ。触覚
気圧、温度、湿度の変化や風向きなどを敏感に検出。気候変化に加え天変地異の兆候なども察知する。ジャングラー搭乗時の正確なマシンコントロールにも影響しており、さらにテレパシーを発信することでジャングラーをオートコントロールすることもできる。
なお、触覚が機能しているときには、先端が赤く発光する。
鼻孔
犬以上の鋭い嗅覚を持ち、その能力は常人の100万倍~1000万倍と言われている。牙
ナイフのように鋭く尖っており、3t以上の咬力を活かした噛みつき技「ジャガーショック」は、分厚い鉄板を易々と噛みちぎる。- 頭部
- エラ
- 目
- 触覚
- 鼻孔
- 牙