仮面ライダー斬鬼
かめんらいだーざんき仮面ライダー斬鬼

- 登場作品
- 仮面ライダー響鬼
- 初登場回/初登場作品
- 十五之巻『鈍る雷』(2005年5月8日放送)
■説明
ザンキが変身鬼弦・音枷(へんしんきげん・おんか)を使用して「鬼」と呼ばれる音撃戦士に変身した姿。
人間を襲い餌として喰らう巨大な怪物、魔化魍(まかもう)と戦う組織、「猛士(たけし)」の関東支部に所属しており、鬼となって魔化魍と直接戦う「関東十一鬼」のひとりに数えられる。
トドロキこと仮面ライダー轟鬼(トドロキ)を弟子に持つベテラン戦士であったが、歴戦で受けた古傷がもとで鬼を引退。しかし、外道に落ちたかつての師匠、仮面ライダー朱鬼(シュキ)ことシュキや大怪我を負い戦えなくなったトドロキの影響を受け、再び仮面ライダー斬鬼(ザンキ)に変身し魔化魍と戦った。
なお、ザンキ=斬鬼のコードネームは師匠である先代から受け継いでおり、引退後は弟子の戸田山登巳蔵(とだやまとみぞう)にその名を与えようとするも、恐れ多いということで戸田山はそれを辞退。ザンキが戸田山の「と」を取ってトドロキ=轟鬼と名付け、自身はザンキのまま猛士での活動を続けた。
鬼たちは魔化魍の特性に合わせて「太鼓」「管」「弦」と呼ばれる楽器を模した音撃武器を使用する。斬鬼は弦を専門としており、主に外皮の硬いバケガニやヤマアラシといった魔化魍退治を担当。
引退後は去就に迷っていたが、鬼としてのあと一歩が踏み出せないトドロキを支えるために彼のサポーターに就任。戦いを支えた。
猛士から追放処分を受けたザンキのもうひとりの師匠、シュキが怨敵であるノツゴに対し手段を問わぬ形で戦いに臨もうとすると、斬鬼はそれを止めようと奔走。結果、シュキが命を落とすばかりか、イブキの弟子である天美あきらの心にも深い傷を残すこととなり、魔化魍との戦いへの意識に変化が芽生えていく。
さらにトドロキが戦闘中に大怪我を負い、鬼としては再起不能との宣告を受けてしまう。魔化魍との戦いが激化していくなか、斬鬼はトドロキを支えるために鬼としての復帰を決意。さらに自身の肉体の限界を悟っていたザンキは、命を落としても一時的に蘇るが、やがてその魂は永遠の闇に落ちるという禁呪「返魂の術」を使用。生ける屍となってなおトドロキを支え続け、それに応える形でトドロキは鬼として奇跡の復活を遂げる。
轟鬼とともに長瀞に現れたカエングモを倒すと、斬鬼は音撃弦・烈斬(おんげきげん・れつざん)、轟鬼は音撃弦・烈雷(おんげきげん・れつらい)を構え魂の籠もった合奏を奏で、ほんとうの意味で弟子の巣立ちを見届ける。それも終わり木の葉舞い散ると、烈斬と音枷を残して、斬鬼の姿は音もなく消えていた。
変身者:ザンキ
変身時に使用するアイテム:変身鬼弦・音枷
変身者

スペック
■身の丈(身長):6尺9寸(約210cm)■目方(体重):43貫(約161kg)
- スペック