はらだ みよこ すねーく原田美代子/スネーク

- 登場作品
- 仮面ライダー THE FIRST
- 初登場回/初登場作品
- 『仮面ライダー THE FIRST』(2005年11月5日公開)
「赤い糸でつながってたりして、私たち」
■プロフィール
種族:人間→改造人間
性別:女性
年齢:不明
職業・身分など:不明→ショッカーの構成員
家族など:不明
演:小林涼子(こばやし・りょうこ)
■この人物が変化する怪人
・スネーク
■説明
緑山総合病院に長期入院していた少女。
のちに秘密結社「ショッカー」のスカウトに応じ、蛇のような改造人間、コードネーム「スネーク」となった。
重い病に冒されているが、誰も見舞いには訪れず、寂しい日々を送っていた。そんななか、隣の病室に入院している三田村晴彦が自身と似た境遇だと知り、ボランティアを称して彼に献身的に尽くし始める。最初は拒絶されていたが、それでも諦めずに関係を築く試みを継続。ある晩、自暴自棄になった晴彦が病院を抜け出そうとした件をきっかけとして、彼の心を開くことに成功した。
その後、「どこに行けばいいかわからない」と嘆く晴彦と一緒に病院を抜け出し、まるで恋人同士のように街中で楽しんでいたが、そこで病状が悪化し昏倒。たまたま取材で近くを通りかかった緑川あすかに助けられ、救急車で病院に戻り事なきを得たが、美代子に残された時間は少なかった。
付き添う晴彦に真実を明かし、病室のベッドで静かに横になる美代子。すると、そこにショッカーの改造人間スパイダーが現れた。美代子は「病は治る」と断言したスパイダーの招きに応じ、同行した晴彦とともに改造人間の被験者としてショッカーに参加。美代子はスネーク、晴彦はコブラへとそれぞれ改造される。これにより美代子は一命を取りとめ、同時に晴彦も病を克服したが、洗脳によって以後はショッカーの悪事に加担することとなるのだった。
それから約1年後、美代子はコブラとなった晴彦とともにショッカーの尖兵として活動しており、組織の裏切り者である一文字隼人こと仮面ライダー2号の命を狙った。同じく組織の裏切り者である本郷猛こと仮面ライダー1号が現れ、一文字を連れ去られたため任務は果たせなかったが、のちに1号と2号がショッカーのアジトへ乗り込んできたため、スネークとともに再戦の機会を得る。
多数の戦闘員を率い、最初は優位に立つふたりだったが、激戦の果てに2号の「ライダーキック」を受け、1年前に晴彦とともに植物の種を植え、1年後に花を見るのが楽しみだと語っていた場所に倒れ伏し絶命する。
そこには一輪だけ、儚くも美しい花が咲いていた。