しゅぎょうそう修行僧

「何かお探しかな？」

■プロフィール

種族：改造人間

性別：男性

年齢：不明

職業・身分など：デストロンの構成員

家族など：不明

　演：佐藤京一（さとう・きょういち）

■この人物が変化する怪人

・火焔コンドル

■説明

秘密結社「デストロン」の怪人火焔コンドルが人間に化けた姿。

2代目大幹部のキバ男爵が倒れたのち、デストロンでは3代目大幹部として新たにツバサ大僧正が就任。彼が率いる「ツバサ軍団」の先駆けとして、怪人火焔コンドルが修行僧の姿で東京に現れた。

その後、デストロンは「日本占領作戦」を開始。その手始めに大僧正は工場経営者の竹村社長に連絡し、工場をデストロンで使用すると一方的に宣言した。断れば今夜12時に命を落とすと脅迫するも竹村社長に拒否され、彼のもとへ修行僧が派遣される。修行僧は、竹村社長の自宅前で経のようなものを唱え、顔を出した竹村社長に死相が出ていると告げた。竹村社長に「帰れ」と怒鳴られると、修行僧は大人しく引き下がって忽然と姿を消すが、その晩に本来の姿で竹村宅に現れ竹村社長を始末した。

後日、修行僧は原子力科学研究所の所長を務める井沢所長の自宅前に出現。珠シゲルと一緒に帰宅してきた所長の娘トシ子を不吉な予言で脅し、怯えたトシ子に頼まれ悪霊払いの祈祷をする名目で井沢家に上がり込んだ。修行僧が祈祷を終えると同席していたトシ子がその場で昏倒。様子を見に来たトシ子の母も、部屋に入った途端倒れてしまう。この間、修行僧は本来の姿に戻って井沢所長に原子研究所を渡せと要求するが、シゲルから話を聞いて不審に思った風見志郎が祈祷中に訪れており、デストロンの企みが露見することになった。しかし、火焔コンドルは仮面ライダーV3と交戦して返り討ちにし、修行僧の姿で現場を確認して彼が負傷したと確信。立花藤兵衛が経営するスポーツ店を訪れて珠純子、珠シゲルを誘い出すと、本来の姿に戻って捕獲。ふたりを人質として立花にV3の隠れ家を明かせと要求し、傷が癒える前にV3を倒そうと計画した。