CHARACTERS

じごくたいし地獄大使(V3)

登場作品
仮面ライダーV3
初登場回/初登場作品
第27話『生きかえったゾル・死神・地獄・ブラック』(1973年8月18日放送)

「ドクトルGに代わって、デストロンの指揮を取れとのご命令かな?」

■プロフィール

種族:改造人間

性別:男性

年齢:不明

職業・身分など:元ショッカーの大幹部

家族など:不明


 演:潮健児(うしお・けんじ)


■説明

秘密結社「ショッカー」の大幹部。

かつて仮面ライダー1号に倒されたが、秘密結社「デストロン」が計画した「日本全滅作戦」を開始するため、ゾル大佐、死神博士、ブラック将軍とともに復活させられた。この作戦は、デストロン科学陣が開発した「ギラードガンマー」という毒ガスを用い、全国各地の人々を一斉に全滅させるというもの。現大幹部であるドクトルGが東京を滅ぼしたのち、続いて担当者が各地区を全滅させる計画で、ゾル大佐は九州方面での指揮を任される。作戦開始は本日正午で、まずはドクトルGによる東京全滅が開始された。

その後、デストロンの怪人ワナゲクワガタが風見志郎を捕えて帰還。しかし、いつの間にか戦闘員にすり替わっていた志郎に解毒剤を奪われ、仮面ライダーV3への変身も許してしまった。地獄大使ら5人は、同じく復活していたショッカー怪人たちを差し向けV3の逃走阻止を画策。捨て身でV3を取り押さえたシオマネキング、イモリゲスの犠牲と引き換えに、V3でも破壊不能なぺトンガラスを張った地下牢にV3を閉じ込めた。

ところが、地獄大使は志郎の様子を見ようと地下室へ向かい、逃げ出したと見せかけた彼に騙されて地下牢の扉を開けてしまう。さらに牢の中へ踏み込んだところ、変身して天井に張り付いていたV3に不意を突かれて人質にされ、首領の判断もあってV3を逃がすことになってしまった。しかし、入れ違いに立花藤兵衛、珠純子が志郎を助けようとアジトに潜入しており、ふたりを人質にしてV3を再度地下牢へ閉じ込めることになる。これはドクトルG配下のワナゲクワガタが担当し、ブラック将軍ら大幹部はそれぞれ作戦の準備を進めた。

ところが、立花、純子、志郎を地下牢へ閉じ込めたのち、3人もろとも放棄するアジトを爆破する予定だったが、ぺトンガラスを打ち破る力を身に着けていたV3に地下牢が破られた。しかも、倒された怪人ワナゲクワガタの爆発によって、アジトに仕掛けた爆弾の起爆装置が作動。大幹部たちはアジトから脱出する間もなく、爆発に巻き込まれて倒されてしまった。

関連人物

  • 風見志郎

  • 立花藤兵衛(V3)

  • 珠純子