かわい ただし河井タダシ

「早く歩けるようになって、パパと会いたいなあ」

■プロフィール

種族：人間

性別：男性

年齢：不明

職業・身分など：不明

家族など：河井三郎（父）、京子（叔母）

　演：染谷利貴（そめや・としたか）

■説明

河井三郎の息子。

ある晩、父が3人の助手と人工心臓移植の手術を行っていたところ、突然停電が発生。タダシは父が明かりを必要としているのではと考え、火をともしたろうそくを手に手術室へ向かった。ところが、手術室では父が秘密結社「デストロン」の戦闘員ともみ合いになっており、知らずに手術出へ入ったタダシは戦闘員にろうそくを叩き落されてしまう。すると、ろうそくの火が床にまき散らされていた薬品に引火。たちまち炎を上げて燃え広がり、研究所は炎上、爆発した。

それから二ヵ月後、タダシは研究所から脱出できたものの、脚を負傷してしばし車椅子が必要な状態となり、河井博士の妹が経営する自宅兼タバコ屋で生活していた。

そんな日々のなか、タダシは「早く脚を治して父に会いたい」と考え、公園などでひとりリハビリを試みており、ふと通りかかった風見志郎に励まされて彼と知り合った。

ところが、ついに父がデストロンに捕えられてしまった。そうとは知らぬタダシもまた、協力を拒む父に対する人質として叔母ともども拉致され、父は仮面ライダーV3に敗れた怪人ナイフアルマジロの手術を引き受けることになる。その後、捕まったふりをして志郎がアジトに乗り込んでくると、父や叔母とともに車に乗せられどこかへ移送される。しかし、駆け付けたV3によってふたりの怪人は倒され、タダシたちも無事に解放された。