ちょうろうばごー長老バゴー
- 登場作品
- 仮面ライダーアマゾン
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『人か野獣か?! 密林から来た凄い奴!』(1974年10月19日放送)
「日本に行け。高坂に会うんだ」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:科学者
家族など:不明
演:明石潮(あかし・うしお)
■説明
南米の大アマゾンで暮らしていたインカ帝国の末裔。
一族は古代インカの超科学を代々受け継いでおり、バゴーは長老にして守護人であると同時に科学者でもあった。ところが、バゴーの助手だったゴルゴスが野望を抱き、自身を十面鬼ゴルゴスへと改造して秘密結社「ゲドン」を結成。のちに反乱を起こした十面鬼ゴルゴスによってバゴーの一族は滅ぼされ、超エネルギーの鍵であるガガの腕輪を奪われてしまう。重傷を負ったバゴーは、もうひとつの鍵であるギギの腕輪を守るべく最後の力を振り絞り、アマゾンこと山本大介の左腕にギギの腕輪を移植。かつて探検に訪れてバゴーと知り合った日本人、高坂教授のもとへ向かうよう催眠暗示をかけて力尽き、これによってアマゾンは日本へ渡ることになる。
それ以前のアマゾンとの関係については語られていないが、バゴーはアマゾンの父である山本教授の知己でもあった。重要なギギの腕輪をアマゾンに託したこと、アマゾンがインカの遺物である縄文字「キープ」を理解できたことなどを考えると、幼いアマゾンが生き延びた背景にはバゴーの援助があったとみてよいだろう。
なお、バゴーが高坂教授と出会った時期は不明だが、高坂教授と一緒にアマゾンを探検した山村創造もゲドンの存在を知っていたことから、十面鬼ゴルゴスによるゲドン結成から反乱を起こすまでのあいだのことと思われる。また、高坂教授はバゴーがアマゾンを日本へ送り出したことも知っていた。よって、バゴーは高坂教授のあいだに何らかの連絡手段を有し、十面鬼ゴルゴスの反乱が起きた直後、アマゾンを高坂教授のもとへ送る旨を伝えていたと考えられる。